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眠狂四郎円月斬り

  • ねむりきょうしろうえんげつぎり
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  • 平均評点

    67.3点(83人)

  • 観たひと

    139

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    24

基本情報

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/5/23
上映時間 85分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督安田公義 
脚色星川清司 
原作柴田錬三郎 
企画辻久一 
撮影牧浦地志 
美術加藤茂 
音楽斎藤一郎 
録音大谷巖 
照明岡本健一 
編集菅沼完二 
スチル西地正満 

キャスト

出演市川雷蔵 眠狂四郎
浜田ゆう子 おきた
東京子 小波
丸井太郎 太十
成田純一郎 片桐高之
植村謙二郎 寄居勘兵衛
伊達三郎 むささび伴蔵
水原浩一 山崎屋伝右衛門
佐々木孝丸 水野忠成
南条新太郎 目明し弥吉
毛利郁子 おてつ
美吉かほる お花
若杉曜子 お六
月宮於登女 松女
原聖四郎 正木要

解説

柴田錬三郎の原作を「眠狂四郎勝負」の星川清司が脚色、「座頭市喧嘩旅」の安田公義が監督した大映狂四郎シリーズの一編。撮影は「剣」の牧浦地志。

あらすじ

将軍家斉の庶子片桐高之は、母松女の野望に駆り立てられ次期将軍の座を狙っていた。ある日高之は新刀の試斬りに川原で飢饉で地方から避難して来た百姓の老人を斬り殺した。ちょうどそこを通りかかった狂四郎は、それを目撃するが、老人の仲間からは誤解されて憎しみを受け、また高之からも狙われることになった。そんな狂四郎はある日、高之の使の腰元小波の迎えを受け川舟へ案内された。そこで狂四郎は仕官をすすめられ、さらに愛刀無想正宗を所望されたが、狂四郎はこれを拒絶し、高之側近の剣客戸田の右腕を斬り落して立去った。小波は豪商山崎屋伝右衛門の娘で、伝右衛門は小波に未来の将軍御台所の夢を托し、高之に経済的な援助を与えていた。そんな小波を高之も愛し、妻に迎える約束を交していた。一方狂四郎は高之の邸に忍び入り、小波を寝室に襲って犯した。憎悪に燃える小波は片桐家に恩義をこうむる剣客寄居勘兵衛を狂四郎の許へ送った。しかし狂四郎は勘兵衛の人物を惜しみながらもこれを斬り倒した。さらに高之は死刑囚むささびの伴蔵を釈放して狂四郎を倒そうとした。伴蔵の手裏剣と高之配下の剣士たちの殺陣をきり抜けた狂四郎は、そこで憎悪に燃えた小波を見た。一方高之のために試斬りにされた老人の忰太十は、復讐のために小波をさらったが、それを知った高之のために逆に捕われの身となってしまった。駆けつけた狂四郎は太十の命と引換えに無想正宗を高之に与え、自ら捕われの身となった。しかし狂四郎を憎みながらも女として愛すようになっていた小波に刀をもらった狂四郎は牢を脱出して向柳原の橋上で高之と対決した。狂四郎の剣が円を描き、その足下に高之はくずれ落ちた。

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1964年6月上旬号

日本映画紹介:眠狂四郎円月斬り