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拝啓総理大臣様

  • はいけいそうりだいじんさま
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  • 平均評点

    62.1点(41人)

  • 観たひと

    67

  • 観たいひと

    7

  • レビューの数

    9

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/4/29
上映時間 89分
製作会社 松竹大船
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督野村芳太郎 
脚本野村芳太郎 
製作杉崎重美 
撮影川又昂 
美術宇野耕司 
音楽野村芳太郎 
録音栗田周十郎 
照明三浦礼 
編集浜村義康 
スチル梶本公夫 

キャスト

出演渥美清 鶴川角丸
壷井文子 村瀬アヤ子
長門裕之 東京ムーラン
横山道代 東京ルージュ
原知佐子 杉本のり子
山本圭 杉本信一
加藤嘉 菰田三五郎
宮城まり子 菰田うめ
千石規子 菰田たつ子
三津田健 ルージュの父・藤原
山路義人 座長梅五郎
明石潮 頭取徳さん
穂積隆信 交通係重山
中村是好 中央芸能社長
上田吉二郎 酔っぱらいの客
花澤徳衛 浴場主任松本
玉川伊佐男 労災病院医者
ミス・ワカサ 漫才師
島ひろし 漫才師

解説

「続拝啓天皇陛下様」の野村芳太郎がシナリオを執筆、監督した喜劇。撮影もコンビの川又昂。

あらすじ

角丸は時代にとり残された“売れない漫才師”だ。一方角丸の昔の相棒、ムーランは、妻のルージュと組んだ時事漫才「拝啓総理大臣様」が当って今をときめくテレビタレントだ。人が良すぎて要領の悪い角丸だが、彼の師匠鶴松の死に会って発奮し、もう一度晴れの舞台を飾ろうと上京した。東京に着いた角丸は、早速昔の相棒ムーランに会いに行くが、そのころムーランは、やきもちやきの妻ルージュに浮気の現場をおさえられて、てんやわんや。そんな時角丸が会いに来たのでは相手になってくれるはずがなかった。それでも昔の友情から角丸に芸能社を世話してくれたが、その職場はボイラー焚きだった。くさった角丸は、自分の才能に絶望してヤケ酒を飲む毎日が続いた。そんなある日、一ぱい飲屋で幼馴染アヤ子と再会し、気をとりなおした角丸は、上京する途中知り合ったハーフのアヤ子と組んで“四角い顔と黒い顔”のキャッチフレーズで、どさ廻りの一行に加わり、再び漫才をはじめた。村から村へと流れ歩き、笑いをふりまく二人だったが、その後姿はさびしかった。そのころムーランは、週刊誌にスキャンダルを書きたてられ、ルージュとの離婚話が持ちあがっていた。そんなルージュにいや気がさしたムーランは、角丸を呼び帰して、テレビに出演したが、初めてのテレビ出演ですっかりあがった角丸のために失敗した。角丸は再びもとの一座に帰り、アヤ子を相手に相変らず“古い漫才”を演しものに村から村へとあてどない旅に出るのだった。ムーランはルージュとの離婚を解消し、人気コンビは復活した。

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