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拳銃残酷物語

  • けんじゅうざんこくものがたり
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  • 平均評点

    66.4点(31人)

  • 観たひと

    50

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/2/1
上映時間 86分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督古川卓巳 
脚色甲斐久尊 
原作大藪春彦 
企画笹井英男 
撮影伊佐山三郎 
美術松井敏行 
音楽池田正義 
録音米津次男 
照明高島正博 
編集辻井正則 
スチル斎藤誠一 

キャスト

出演宍戸錠 登川
小高雄二 白井
井上昭文 岡田
草薙幸二郎 寺本
川地民夫 滝沢
香月美奈子 圭子
松原智恵子 梨枝
弘松三郎 佐伯
木浦佑三 水原
山之辺潤一 柳田
二本柳寛 松本

解説

大藪春彦の同名小説を「男の紋章 風雲双つ竜」の甲斐久尊が脚色、「俺は地獄の部隊長」の古川卓巳が監督したアクション・ドラマ。撮影は「学園広場」の伊佐山三郎。

あらすじ

仮保釈になった登川に、伊藤は早速仕事をもちかけて来た。日本ダービーの売上金一億二千万を頂こうというのだ。仲間は白井とボクサーあがりの岡田、用心棒の寺本。現金輸送車を襲う計画は雑木林に誘いこみ、車ごと大型天蓋トラックに巻きあげるという案に決った。登川には療養中の妹梨枝がいた。やくざ稼業ながら肉親の妹に対する愛情は細やかだった。やがて目的の日がやって来た。寺本の誘導で輸送車を雑木林に乗り入れた登川らは、護衛を射って輸送車を廃墟に運んだ計画通りだ。輸送車に乗っている二人の警官を排気ガスでいぶし出した白井らは、そこで事の次第を見ている圭子を見た。伊藤の言いつけで監視していたのだ。犯罪史上空前の大事件を起した登川らも、伊藤ら大ボスの金もうけの道具にすぎなかったのだ。警官とのうちあいで肩に傷をうけた白井をかばいながら、登川は捜査陣の包囲の中をショットガンを撃ち続けた。凄絶な拳銃戦のすえ冷くなった白井の死体を引きずりながら下水坑まで逃げた。ボス松本の仕組んだ罠を見破った登川は松本と挙銃戦の末目的の金を手にパスポートを取りに「セントルイス」に来た所を、弟のように可愛がっている滝沢の拳銃で誤殺された。命を賭けた巨額の札束が無残な登川の死顔にふりかかっていた。

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日本映画紹介:拳銃残酷物語