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高校三年生

  • こうこうさんねんせい
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  • 平均評点

    53.9点(19人)

  • 観たひと

    29

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1963
公開年月日 1963/11/16
上映時間 84分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督井上芳夫 
脚色池田一朗 
原作富島健夫 
企画竹谷豊一郎 
撮影中川芳久 
美術山口煕 
音楽西山登 
録音渡辺利一 
照明柴田恒吉 
編集関口章治 
スチル板垣公章 

キャスト

出演姿美千子 小杉知子
高田美和 島津小路
倉石功 本多宏
舟木一夫 船田一夫
高野通子 高丘みつ子
渚まゆみ 坂本けい子
堺正章 安井
高橋昌也 原先生
細川ちか子 小杉梅乃
村田知栄子 小杉律子
見明凡太朗 小杉太蔵
浜田ゆう子 小杉澄子
坪内美詠子 本多静子
仲村隆 瀬本登

解説

富島健夫原作“明日への握手”より「かっこいい若者たち」の池田一朗が脚色、「禁断」の井上芳夫が監督した青春もの。撮影は「温泉女中」の中川芳久。

あらすじ

朝の風を切って、桜ケ丘高校自転車通学の一群が、ペタルを踏みながら、軽やかに走る。小杉知子もこの一群に交じる高校三年生だ。知子はクラスきっての人気者だ。老舗である織物問屋の知子の家は、のれんと同じく、考え方も古く、長女の澄子が恋人瀬木登と家出したことは一家の大問題となっていた。とくに祖母の梅乃の権幕は強く、両親の太蔵、律子のうるたえようもひとかたではなかった。こんな時、平気で権力の座に坐る祖母に刃向うのは知子だけであった。そして、姉の味方になって励ますのも、知子であった。クラスメートの本多宏の家に下宿している姉夫婦を知った知子は、宏の家を訪れ、宏の父がなきあと、母の静子が寿司屋で動きながら、宏の大学入学だけを楽しみにしていること、そして宏は一日も早く社会に出て、母の手助けをしたいと思っていることなど聞かされ、知子は好意をもった。一方学校では、小路と担任の原先生との間が噂となっていた。恋の告白を受けてドギマギする原先生も、二人の将来を約束するのだった。知子の姉の澄子は、祖母梅乃の横槍が入り、気の弱い瀬木は、澄子を残して姿をくらましてしまった。澄子のショックも大きく、やけ酒をあおる日が続いた。又、梅乃の無粋な邪魔立ては、知子、宏の間にまで及んだが、宏の母静子の弁説にやりこめられ、家でも商品改善間題で、太蔵にやられ、梅乃の威厳は喪失した。そんな時、ひょっこり帰って来た澄子に酒に酔ったひょうしに、宏に接吻したことを聞き知子もカーッとして宏を探しにとび出していった。悄然とする宏を前に、若い知子の胸を、情熱がよぎっていった。

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