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民謡の旅桜島 おてもやん

  • みんようのたびさくらじまおてもやん
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  • 平均評点

    58.8点(6人)

  • 観たひと

    11

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ / ミュージカル
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/5/1
上映時間 87分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督渡辺邦男 
脚本須崎勝弥 
渡辺邦男 
企画亀田耕司 
川崎修英 
撮影渡辺孝 
美術藤田博 
音楽米山正夫 
録音広上庄三 
照明川崎保之丞 
編集長沢嘉樹 
スチル鈴木敏雄 

キャスト

出演美空ひばり 花園ゆめみ
高倉健 立神修平
三橋美智也 島田信太郎
中里阿津子 島田咲子
風見章子 島田しげ乃
小野透 健太
星美智子 おちか
月村圭子 おきよ
滝千江子 おしげ
志村妙子 おたね
須藤健 大黒
桜京美 春子
愛川かおる 夏子
桜井悦子 秋子
菅沼正 矢島
岡本四郎 田中
河合絃司 山村
水谷美津子 女中A

解説

ひばりの“民謡シリーズ”の第三弾。「べらんめえ芸者と大阪娘」のコンビ、須崎勝弥と渡辺邦男が共同で脚色、監督した歌謡メロドラマ、撮影もコンビの渡辺孝。

あらすじ

白百合観光の女社長花園ゆめみは、極東観光の大黒社長から“鹿児島の旅館薩摩荘が、契約を極東に切替えた”からそのつもりでと聞かされて、調査のため鹿児島に向った。女中志顔を装って薩摩荘を訪れたゆめみは、週刊タイムリーの記者立神修平と、時を同じくして薩摩荘に住むことになった。薩摩荘の娘咲子から、今の若主人信太郎は、亡き姉光子が東京に遺した恋人だが、自分も信太郎に想いを寄せていると聞いたゆめみは、彼が唄が好きなのにことよせて近づき、咲子との結婚をすすめた。一方、修平は、信太郎がもと新潟の場末を流していた艶歌師で、薩摩荘を乗っとろうとしているという情報を掴んで密かに探索を進めていた。しかし彼が来てからの薩摩荘の経営は面目一新の感があり、旅館業組合の理事就任を望む声も高くなっているのが不思議だった。おはら祭が近づいた頃、薩摩荘を訪れた大黒は、離れに信太郎を伴って、死んだ光子の恋人はこの俺だと写真をみせつけるのだった。押入にひそんでいたゆめみと、風呂番健太の機転で、大黒こそ光子を捨てた男であることが判明し、事件は落着した。一人になりたいと考えた信太郎は薩摩荘を後にした。熊本の水前寺公園で信太郎を見たという知らせをきいて、ゆめみたちはさらに灯籠祭に賑わう山鹿温泉へ向った。薩摩荘の特集記事に失敗した修平も山鹿に来ていた。群衆の中で信太郎を囲んで四人は無事を喜び合った。そして信太郎は薩摩荘の養子に、修平は白百合観光の養子として、ゆめみと結ばれることになった。おはら祭の中を進む花電車の上に、唄うゆめみと信太郎、そして咲子、修平の姿が見られた。やがて唄声が市民の大合唱となって桜島にこだましていった。

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1962年5月下旬号

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