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如何なる星の下に

  • いかなるほしのしたにいかなるほしのもとに
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  • 平均評点

    70.1点(22人)

  • 観たひと

    37

  • 観たいひと

    7

  • レビューの数

    8

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/4/15
上映時間 117分
製作会社 東京映画
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督豊田四郎 
脚色八住利雄 
原作高見順 
製作佐藤一郎 
金原文雄 
撮影岡崎宏三 
美術伊藤熹朔 
録音長岡憲治 
西尾昇 
照明榊原庸介 
スチル橋山愈 

キャスト

出演山本富士子 美佐子
加東大介 惣太郎
三益愛子 おまき
池内淳子 玲子
森繁久彌 但馬
池部良 倉橋
乙羽信子 三登次

解説

高見順の原作を「愛情の系譜」の八住利雄が脚色、「明日ある限り」の豊田四郎が監督した三人姉妹の物語。撮影もコンビの岡崎宏三。

あらすじ

江戸の名残りを漂わす下町の一角に、おでん屋惣太郎がある。おでん屋の亭主惣太郎は、以前は鳴らした曲芸師だったが、今は傷痍軍人で酒と麻雀に明け暮れている。そんな惣太郎でも、惚れて養子にした女房のおまきは亭主に弱い。この二人の間に美しい三人姉妹がある。長女の美佐子は結婚に破れて家を手伝っている。彼女は、初めての男但馬の印象を捨て切れずにいたが、いつしか店に通って来る倉橋に淡い思いを寄せ始めた。次女の玲子は歌手志望、同じ歌手の大屋五郎に惚れているが思いのままにならない。やがて妹の三女雅子と大屋との関係を知って愕然とする。三女の雅子は若い踊り子で、倉橋は美佐子の妹とも知らず雅子の出る劇場へと通いつめる。こんな小さな町の小さな家にもつぎつぎと事件が起こった。金にがめつい雅子は、そのがめつさ故に香港へ売られ、父の惣太郎は卒中で倒れたのだ。美佐子は、こんな小さな家にさえも押し寄せてくる人間の運命を感じないわけにはいかなかった。「誰が可哀そうって、人間は皆んな可哀そうよ、人間皆んなが可哀そうなのよ」とすすり泣く美佐子には、倉田のなぐさめの言葉も耳に入らないかのようであった。

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