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アワモリ君西へ行く

  • あわもりくんにしへいく
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  • 平均評点

    52.5点(5人)

  • 観たひと

    11

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/12/24
上映時間 83分
製作会社 宝塚映画
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 疑似ステレオ
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督古沢憲吾 
脚色長瀬喜伴 
新井一 
原作秋好馨 
製作杉原貞雄 
山本紫朗 
撮影飯村正 
美術加藤雅俊 
音楽神津善行 
録音上羽民夫 
照明下村一夫 
編集庵原周一 
助監督高野昭二 
児玉進 

キャスト

出演坂本九 アワモリ九
ジェリー藤尾 ダイガク
森山加代子 加代子
有島一郎 おやじ
丘寵児 万三
都家かつ江 よろめき
左卜全 高山老人
浜美枝 高山幸子
高島忠夫 高田
筑波久子 支那服の女(芳子)
初音礼子 おばさん
渡辺トモコ 春ちゃん
柳川慶子 佐伯正子
藤田まこと 大場支店長
茶川一郎 黒田
夢路いとし 恋塚
喜味こいし 糸川
双葉京子 小柳ルミ
中北千枝子 舎監
鷹取まき子 寮生田中
富士野章介 紳士
石川進 社員A
増田多夢 社員B
佐野修 社員C
上野保夫 社員D

解説

秋好馨のマンガ「アワモリ君」の第三回目。前作「アワモリ君乾杯!」の新井一と「続サラリーマン弥次喜多道中」の長瀬喜伴が共同で脚色。監督は前二作に続いての古沢憲吾。撮影は「続新入社員十番勝負 サラリーマン一刀流」の飯村正。パースペクタ立体音響。

あらすじ

アワモリ洋品店の息子アワモリ九と轟商事の給仕カバ山ダイガクは、学生時代から無二の親友だが、ダイガクが社員に昇格、大阪支社へ転勤を命じられた。そして幼馴染の加代子まで、高山繊維の会長の秘書になった。アワモリは商売のコツを覚えようと、ダイガクと大阪行の列車に乗ったが、特急の追加料金が払えず途方にくれたとき、青年紳士が助けてくれた。その紳士の行動を、中国服の美人がそッと見つめている。大阪に着いたアワモリは、がめついヨロメキおばさんの大浪ホテルで下働きとして働くことになった。大阪支社に初出勤のダイガクは、給仕不足の折柄とて再び給仕に逆もどり。驚いたことに、車中の青年紳士は東京から転任の高田課長だった。その高田は大場支社長から縁談をもちかけられて大弱り。というのも、ファッション・スクールに在学中の高山幸子と恋愛中だからである。ある日、高田に誘われて一杯のんだダイガクは、見合いの替玉役を引き受けた。同じ頃、大浪ホテルのアワモリは、中国服の美人から高田の調査を依頼された。見合いの相手が高田とは露知らぬ幸子は、小柳ルミを身代りにたてたため、大阪城へ颯爽と乗りこんだダイガクはチンクシャのルミにがっかり。幸子の相手がダイガクと知ったアワモリもびっくりした。やがて二人は別々の依頼人から幸子の私生活の調査を依頼され、敵味方となるが失敗つづきでクビになってしまった。ところで、轟商事浮沈の大事件が起こった。それを救うことができるのは高山繊維の会長だけだが、大阪へ旅行中だという。ご本人は学生時代のなつかしい下宿大浪ホテルへ加代子と共に落ちつき、アワモリやダイガクと差しつ差されつの上機嫌。翌日、二人の大活躍と幸子の口添えで轟商事は危機を脱した。幸子こそ高山会長の孫娘で、中国服の美人は高山に頼まれて幸子の見合いの相手高田課長を調べていたのだった。ダイガクと高田は東京へ栄転がきまり、おばさんもアワモリに連れられて東京見物に向った。

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