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すっとび仁義

  • すっとびじんぎ
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  • 平均評点

    61.3点(3人)

  • 観たひと

    7

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/9/15
上映時間 76分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督安田公義 
脚本松村正温 
企画高森富夫 
撮影竹村康和 
美術加藤茂 
音楽小川寛興 
録音近藤正一 
照明古谷賢次 
編集西田重雄 
スチル小牧照 

キャスト

出演橋幸夫 すっとびの新三
橋幸夫 若殿新之助
姿美千子 お雪
中村玉緒 八重
小林勝彦 花かげの才蔵
鶴見丈二 斎藤伊織
真城千都世 お竜
富士川博子 腰元浪路
井上明子 腰元楓
山本弘子 腰元萩江
葛木香一 近藤源左衛門
荒木忍 総州屋政五郎
尾上栄五郎 沢井采女正
杉山昌三九 稲葉主膳
高見国一 源吉
益田キートン 結城甚兵衛
伊達三郎 赤座玄蕃
堀北幸夫 ゲジゲジの寅松
浜田雄史 根木小平太
北村弘 典医竹庵
種井信子 腰元浦葉

解説

橋幸夫の初の主演作品。「お馬は七十七万石」の松村正温の脚本を「磯ぶし源太」の安田公義が監督、同じく竹村康和が撮影を担当。新人、姿美千子がデビューする。

あらすじ

奥州松平家では若殿新之助重病のため、後継ぎをめぐってお家騒動にもなりかねない状態だった。新之助は弟新三の行方を探ることを命じていた。双児を忌み嫌う大名家の掟で弟新三は乳母の手で貰い子に出されていた。用人の結城甚兵衛はやっとのことで、新三を探しだしたが、江戸屋敷に迎へてから散々てこずらされていた。下町育ちの新三にとって格式ばった大名屋敷の生活が厭でたまらない。甚兵衛の娘八重が懸命になって行儀作法を教えているが、ヤケになった新三は事毎に反抗するがその都度八重にやりこめられてしまう。国許より近習斎藤伊繊が出府して来た。新三のお国入りをうながすためだ。新三は或る晩そっと屋敷を抜けだし、育ての親政五郎の家に帰って来た。幼馴染のお雪は大喜びである。だが、新三の国入りを阻止せんとする家老稲葉主膳の手の者に襲われた。新三と覆面の武士の間に、花かげの才蔵と名乗る遊人が現われて武士達を追っぱらった。いよいよお国入りの日が来た。行列の後には得体の知れない深編笠の一団と、鳥追い女お滝、才蔵らの尾行があった。宇都宮城下で供侍が側を離れたすきに新三は逃げ出した。三度笠の渡世人姿に返った新三は街道を逆に江戸に向った。だが、茶店では才蔵が待っていた。新三はそこで才蔵のために丁半で裸にされてしまい、いや応なしに連れ戻されてしまった。また、道中が始るが、後を追って来たお雪と共に、主膳の手下共が襲って来た騒ぎを、幸いとばかりに逃げ出してしまう。だが、八重がその行手にちゃんと待っていてまたも連れ戻されてしまった。国許に入った新三は、重病の兄新之助と対面した。兄の苦衷と、暖かい人間味に、新三は兄を救ける決意をした。花かげ才蔵、実は松平家近習才蔵、八重、伊織らと力を合せ悪の元凶稲葉主膳一味を倒していった。新之助、八重、才蔵らに見送られて新三は足取りも軽くお雪と共に江戸へ帰っていくのであった。

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1961年10月上旬秋の特別号

特別グラビア:すっとび仁義

日本映画紹介:すっとび仁義