男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

みだれ髪(1961)

  • みだれがみ
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    66.3点(18人)

  • 観たひと

    27

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/3/8
上映時間 95分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督衣笠貞之助 
脚色衣笠貞之助 
原作泉鏡花 
企画中代冨士男 
原田光夫 
製作永田雅一 
撮影渡辺公夫 
美術柴田篤二 
音楽斎藤一郎 
録音西井憲一 
照明泉正蔵 
スチル宮崎忠男 

キャスト

出演山本富士子 夏子
勝新太郎 愛吉
川崎敬三 光起
花布辰男 国俊
中村伸郎 加茂川亘
北林谷栄 才子
南左斗子 貞子
宮島城司 宗盛
倉田マユミ おゆき
殿山泰司 彦蔵
西村晃 伝六
阿井美千子 おかつ
佐野浅夫 雁次
丸山修 善兵衛
宮島健一 重助
南美江 なみ
賀原夏子 おその
見明凡太朗 栗栖
穂高のり子 中村
目黒幸子 お八重
田中三津子 君子
万代敦子 令嬢
近江輝子 おせん
響令子 お玉
藍三千子 お杉
竹里光子 おはつ
町田博子 お咲
宇野良子 のり子
中田勉 太っちょ
早川雄三 馭者
伊達正 鰻屋の親爺
武江義雄 芳造
宮内順子 おきん
市田ひろみ 富子
耕田久鯉子 浜奴
花村泰子 かの子

解説

泉鏡花の「三枚続」を、「歌行燈」の衣笠貞之助で脚色・監督した悲恋もの。撮影は「弾痕街の友情」の渡辺公夫。

あらすじ

明治三十年、東京--深川の材木問屋の娘・勝山夏子が明石病院にかつぎこまれた。怪我をさせたのは両国のどじょう屋の板前・杉本愛吉で、酔ってふりまわした一升ビンが夏子の足にあたったのだ。夏子の手当をしたのは山ノ井光起という若い医師、彼には華族の娘貞子という婚約者がいた。いつしか光起と夏子は恋しあうようになった。光起の仕事を理解するため、夏子はドイツ語塾に通った。が、そこで身分が違うといじめられた。これを知った愛吉は塾に怒鳴りこんだ。それが原因で夏子はお出入り禁止、光起との交際も禁じられた。しょげる夏子をみる愛吉は、自分の彼女に対する愛を知った。深川の大火で夏子の家は丸焼けになった。病身の父と借財のため、夏子は光起をあきらめる決心をした。歳月は流れた--芸者になった夏子は小夏と名のり下田に流れていた。彼女を慕う愛吉は、近所の“河伝”に住みこんでいた。金でなびかぬ小夏に“河伝”の親爺が熱を上げ、刃傷沙汰を起し、止めに入った愛吉はクビになった。夏子は小田原に住みかえ、愛吉も後を追った。一日、愛吉の真情を知った夏子は、彼を箱根に誘った。一方、貞子との結婚に失敗した光起は悶悶の日を送っていた。たまたま熱海に行った光起は、夏子の消息を知り料亭相模屋で二人は再会した。その席へ出刃を持った愛吉がとびこんできた。彼は光起の気持を誤解したらしく、いきなり彼に切りかかった。それを止めようとして仲に入った夏子の脇腹にささってしまった。明日は二人で箱根に行くという前夜、愛吉に手をとられながら夏子は寂しく息絶えた。

関連するキネマ旬報の記事

1961年5月上旬号

日本映画批評:みだれ髪

1961年3月下旬号

新作グラビア:みだれ髪

日本映画紹介:みだれ髪