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夜の診察室

  • よるのしんさつしつ
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  • 平均評点

    51.6点(35人)

  • 観たひと

    58

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    11

基本情報

ジャンル コメディ / エロス
製作国 日本
製作年 1971
公開年月日 1971/9/4
上映時間 88分
製作会社 大映東京
配給 ダイニチ映配
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督帯盛迪彦 
脚本長谷川公之 
企画林万夫 
撮影中川芳久 
美術山口煕 
音楽伊部晴美 
録音高橋温生 
照明上原正一 
編集中静達治 
助監督伊藤昌洋 
スチル柳沢英雄 

キャスト

出演松坂慶子 麻生梢
峰岸隆之介 榊達郎
高橋昌也 麻生周造
長谷川待子 味方芳枝
小野川公三郎 石川弘
真山知子 柳田民代
早川雄三 柳田浩司
小峯美栄子 小池三千代
富川徹夫 中沢和彦
後藤ルミ 妻ルミコ
藤村有弘 殿村部長
三夏伸 講師
赤沢未知子 ホステス
山名佐知江 ホステス
望月節子 ホステス

解説

医学博士である父が開業している性相談室を手伝っている可憐で、好奇心の強い女子大生が、ポルノ作家と自称する青年と恋におちいってしまうという風俗喜劇。脚本は「十代の妊娠」の長谷川公之。監督は「高校生心中 純愛」の帯盛迪彦。撮影は「十七才の成人式」の中川芳久がそれぞれ担当。

あらすじ

商品化されたセックスが氾濫する今日、人々は楽しみよりも苦しみを、喜びよりも悩みをもたらされる。この様な人人のために、あるマンションの一室に医学博士麻生周造が経営する性相談室がある。梢は大学で心理学を専攻している一方、その父の手伝いをしている女の子である。今日もまた、柳田民代が訪ねてきた。父が留守なため、梢は民代の話を聞いた。民代は夫の浩司が性不能者であることをぶちまけ、その原因は、以前は住んでいた狭い家に妹と同居していたのに比べ、新しい広い家に移った今、二人では刺激が無さすぎるためと考え、浩司の従弟である自称ポルノ作家榊に代役を頼んだり、いろいろ手段を用いるが矢張り駄目であったことなどを語った。翌日、麻生は気落ちした民代を慰めながら話を聞いている内、新しい家が原因だとわかり、今の寝室を元通りにするように薦めた。その夜は、柳田夫婦にとって素晴らしい夜であった。民代の電話を受けている間、中沢ルミコが入ってきた。ルミコの夫和彦は非常に嫉妬深く、眠る前には夫婦を手錠でつなぎ、昼間は二時間おきに電話するという非常識極まる男である。和彦の上司である殿村は、梢から中沢夫婦の問題を知らされ、和彦を麻生の所へ連れてきた。和彦は麻生に短小の悩みを話すが、それは和彦の思い違いであることがわかる。かくして、中沢夫婦にも素晴らしい二度目の新婚一夜がやってくる。数日後、梢は民代を観察している時知り合った榊と合い、性相談をしにくるいろいろな患者のことを自分自身のことの様に話したが、未経険者の耳学問とからかわれ、腹を立てた。そして榊を心理試験にかけるが、意外にも彼が選んだ写真は清潔なものばかりだった。梢は、真の愛情にうえている榊の心を知った。翌日、榊は、麻生が梢の父親だとも知らずに診察室にやってきて、死んだ妹を愛し、理想化していたため他の女性を愛せなかったが、初めて妹に似た人を愛したと告白し、それについてアドバイスを受けて帰っていった。その話を父から聞いた梢は、榊の後を追い、彼の胸に飛び込んでいった。

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