男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

恋の大冒険

  • こいのだいぼうけん
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    61.8点(26人)

  • 観たひと

    34

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    9

基本情報

ジャンル ミュージカル / コメディ
製作国 日本
製作年 1970
公開年月日 1970/7/18
上映時間 92分
製作会社 オールスタッフプロダクション=テアトルプロダクション
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督羽仁進 
脚本羽仁進 
山田宏一 
渡辺武信 
製作いずみたく 
深沢猛 
酒井知信 
撮影奥村祐治 
美術和田誠 
灘本唯人 
山下勇三 
白井宏信 
音楽いずみたく 
録音久保田幸雄 
照明辻勇介 
製作主任広瀬敏 
製作担当者塚原正弘 
スチル折元昭道 
振付山下康雄 
浦辺日佐夫 
イラスト和田誠 

キャスト

出演今陽子 陽子
佐良直美 ナオミ
由紀さおり かおり
大矢茂 獅子野
前田武彦 迷竹社長
土居まさる その部下居土
左卜全 自然丈博士
藤村有弘 巻留変名博士
多々良純 調査団々長
松山省二 大学生
熊倉一雄 アテレコの人
立木義浩 キャメラマン
ヤング101 ラーメン工場員
キューティ・Q ラーメン工場員
ハット・ダンサーズ ラーメン工場員
ワールド・ダンサーズ 四季の踊り
皆川おさむ TV局の歌手
ジョージ浜野 穴を掘る男
パンチョ加賀美 ビラをはる巡査
エンディ・山口 走りつづける男
ルイス高野 靴をみがく男
常田富士男 大倉
美川陽一郎 駅長

解説

日本映画には珍らしいスラップスティック・タッチのミュージカル・コメディ。羽仁進、山田宏一、渡辺武信が共同で、オリジナル・シナリオを書き、「初恋・地獄篇」「愛奴」の羽仁進が監督した。撮影は「ある兵士の賭け」の奥村祐治、音楽をいずみたくが担当している。別題「ピンキーとキラーズの恋の大冒険」。

あらすじ

列車は陽子たちが夢にまでみたあこがれの東京に着いた。でも、陽子たちは忙しがり屋の東京人にただただ驚くばかり。就職先のラーメン会社。くわせ者の社長、迷竹は女性を自分の意のままに動かすことのできる催眠暗示用テープの製造に余念がない。迷竹社長のお目当ては、ファッション・モデルの柚木かおり嬢である。だが、暗示用テープの怪電波に動物園のカバが不眠症にかかってしまった。主治医の獅子野は、恩師自然丈博士と治療にあたったが、相手が怪電波では全く効果なしだった。この獅子野という男、彼こそ、陽子が上京した日、スリを捕えてくれた、陽子一目惚れのあこがれの人であった。そしてテープの秘密を知った陽子はクビ。路頭に迷う陽子に獅子野はTV漫画のアテレコを世話した。陽子は灰色の東京の空がバラ色に見えてきた。動物園に行けば、獅子野に逢えるから。でも、獅子野にはかおりという恋人がいた。陽子の大失恋であった。しかし、そこは持ち前の世話好き。かおりをわが物にせんとする迷竹の悪だくみを知っている陽子は敢然と迷竹に立ち向う決心をした。かおりと迷竹の結婚式、陽子はなぐりこみをかけた。助っ人はカバのザブ吉、このまことに異なるものの出現で、式は目茶苦茶、その騒動のショックでかおりの暗示が解けて、ふたたび獅子野の胸に。素敵な恋のない東京なんか、用はないと汽車に乗る陽子。追いかけてきたのは、なんとカバのザブ吉だ。ザブ吉は叫んだ。「行っちゃいけないよ、陽子そっちに明日はないよ」と。

関連するキネマ旬報の記事

1970年8月下旬号

映画批評:恋の大冒険

1970年8月上旬号

日本映画紹介:恋の大冒険

1970年6月上旬号

特別グラビア:東宝の話題作! 「恋の大冒険」