男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

おんな極悪帖

  • おんなごくあくちょう
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    60.0点(16人)

  • 観たひと

    22

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1970
公開年月日 1970/4/4
上映時間 84分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング R-18
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督池広一夫 
脚本星川清司 
原作谷崎潤一郎 
企画勝呂敦彦 
撮影梶谷俊男 
美術西岡善信 
音楽渡辺岳夫 
録音奥村雅弘 
照明古谷賢次 
編集谷口登司夫 
スチール大谷栄一 

キャスト

出演安田道代 お銀の方
田村正和 磯貝伊織
小山明子 梅野
佐藤慶 春藤靱負
岸田森 太守
小松方正 細井玄沢
山本麟一 赤座又十郎
宇田あつみ 芸者
芦屋小雁 珍斉
早川雄三 菅沼八郎太
丘夏子 お由以
伊達岳志 氏家左門
木村元 
寺島雄作 六助
橘公子 乳母

解説

谷崎潤一郎の原作『恐怖時代』をもとに、「侠花列伝 襲名賭博」の星川清司が脚本を書き、「眠狂四郎卍斬り」の池広一夫が、監督した異色時代劇。撮影は梶谷俊男が担当。

あらすじ

春藤靭負と、名乗る大名の下屋敷。お銀の方は、藩医から毒薬を手に入れ、奥坊主珍斉を使って、奥方毒薬を計画した。臆病者の珍斉はこのことを妹お由以に打明けたが、お由以は陰謀の証拠をつかみ、訴え出て、恩賞にありつこうと企み、お銀の方の腹心で武芸に秀でた梅野に殺された。その頃、大守の乱行を伝え聞いた国表から二人の国侍が出府してきた。国表からは毒虫お銀の方を斬るか、さもなくば追放せよと強く諌言。だが、国侍二人は上屋敷の下級武士で優男の磯貝伊織に斬られた。さらに、伊織は大守に命じられるままに、梅野を斬って捨てた。そして、お銀の方と伊織は愛撫の絶頂にふけった。奥方毒殺の報が入った。お銀の方は伊織と靭負と珍斉の処置を講じていたが、二人の関係に気付いた靭負が踏みこんできた。だが、お銀の加勢で、伊織は靭負を返り討ち。この様子を一部始終見ていた珍斉は危うく殺されかかるが、そこは抜目なく大目付に事の真相が通じるように細工してあり、百両を奪い取った。お銀の方と伊織は大守をも謀殺して祝盃をあげた。しかしその盃に毒薬が入っており、血をはきもだえる伊織の刀を逃げるお銀の方、それはさながら地獄絵図だった。這いずりまわるお銀の方の耳に……奥方様は生きておられる、珍斉が毒を盛ったとは真赤な偽だ……と聞えてくるのは、まことのことかそれとも幻だろうか。

関連するキネマ旬報の記事

1970年5月上旬号

日本映画批評:おんな極悪帖

1970年4月下旬号

日本映画紹介:おんな極悪帖