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  • 平均評点

    61.1点(39人)

  • 観たひと

    63

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1980
公開年月日 1980/9/14
上映時間 88分
製作会社 工藝舎
配給 東映セントラルフィルム
レイティング
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督横山博人 
脚本横山博人 
製作手嶋茂喜 
プロデューサー中島貞夫 
呉徳寿 
松本廣 
撮影高田昭 
音楽一柳慧 
録音本田孜 
照明山田和夫 
編集浦岡敬一 

キャスト

出演江藤潤 松岡純
朝加真由美 木島洋子
中島ゆたか 教師風の女
榎本ちえ子 女子高校生
赤座美代子 子連れ女
山内恵美子 OL
田島令子 はぐれ鳥
橘麻紀 グラマラスな女
花柳幻舟 黒ブーツの女
原良子 三十前後の女
江波杏子 長崎の女
小松方正 役人風の男
深江章喜 刑事
大滝秀治 村田一郎
安部徹 傘の柄の男
小坂一也 三十前後の男
小鹿番 郵便屋
今井健二 駅員
森あき子 洋子の同僚
田中小実昌 映画館の男
羽仁五郎 警察署長

解説

恋人の手さえ握れず、通勤電車の中で痴漢行為に耽ける青年の姿を描く。脚本、監督はこの作品がデビュー作となる横山博人、撮影は高田昭がそれぞれ担当。

あらすじ

漫画家志望の純は遊園地の修理工場で働いている。彼には洋子という恋人がいるが、手ひとつ握ることが出来ない。洋子はそんな純が好きだが、また優柔不断なところに歯がゆいものを感じている。一方、純にはもう一つの顔がある。職場に向かう電車の中でやる痴漢行為だ。さまざまな女性が一見純真そうな純の魔手に侵される。女教師風の娘、子連れの女、OL、黒ブーツの女等々。そんなある日、純は洋子に痴漢行為を目撃されてしまう。ショックを受けた洋子は純の前から姿を消し、行き場を失った純は、故郷のことを想いだした。「そうだ親父の墓参りでも行ってみよう」こうして、純は東京を離れ、故郷、長崎の軍艦島に渡るが、そこは既に無人島になっていて、父の墓も見つからなかった。すべてに絶望した純は、再び故郷を棄て、東京に向かった。車中、純のとなりに美しい女が座った。純はフラフラと女に手を伸ばす。すると、女はいきなり立ち上がり、純の腕を引っばってトイレの中に連れこんだ。女の頬につたわる涙。純は、女に誘われるまま、オトコにされてしまうのだった。女が去ったあと、純は列車内を狂気のように走り続ける。翌朝、純はあえぎながら東京の下宿に辿りついた。そこには聖母のように安らかに眠っている洋子の姿があった。

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1981年1月上旬号

グラビア:純