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残照

  • ざんしょう
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  • 平均評点

    57.3点(8人)

  • 観たひと

    13

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1978
公開年月日 1978/4/29
上映時間 94分
製作会社 東宝映画
配給 東宝
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督河崎義祐 
脚本勝目貴久 
中岡京平 
原作大宅歩 
製作河崎義祐 
馬場和夫 
制作補橋本利明 
撮影福沢康道 
美術樋口幸男 
音楽槌田靖識 
録音増尾鼎 
照明平野清久 
編集小川信夫 
助監督井上英之 
スチル橋山直己 

キャスト

出演三浦友和 遠野翔
小林桂樹 遠野進吾
司葉子 遠野久子
五十嵐めぐみ 遠野光子
神保美喜 遠野めぐみ
田鍋友啓 遠野努
原田美枝子 久美子
下絛アトム ケン
今福正雄 ケンの父
川上夏代 ケンの母
芦田伸介 石沢医師
速水亮 西田
重田尚彦 小松
赤座美代子 アケミ
綿引洪 江藤
新井康弘 森口
平山順子 マコ
笠井一彦 木戸
吉川繁男 白鳥おじさん

解説

大宅歩著『詩と反逆と死』、『ある永遠の序奏』を素材として、しのびよる死の幻影と闘いながら、限りある日々を必死に生きようとした青春を描く。脚本は「四年三組のはた」の勝目貴久と「夏の栄光」で城戸賞を受賞した中岡京平の共同執筆、監督は「若い人(1977)」の河崎義祐、撮影は「告訴せず」の福沢康道がそれぞれ担当。

あらすじ

遠野翔は、高校時代のラグビー仲間、高梨健一を新潟県瓢湖に訪ねた。健一は白鳥の世話をしていたが、ある夜、密猟者に銃で撃たれ、息絶える。東京に帰った翔は、ラグビーの練習中に倒れてしまった。病院にかけつけた翔の母、久子は、翔が高校時代にラグビーで頭をケガし、その後遺症に苦しんでいる事を知る。取材旅行から帰り、翔の後遺症の事を知った父・進吾は、残り少ない命の翔を精一杯生きるように願った。数ケ月後、翔のもとへラガー仲間が集まり、リーグ戦優勝の酒宴が開かれた。その夜、翔は妹・光子の部屋で彼女が恋人にそそのかされて、父の原稿を盗もうとしているのを見つける。翔が激しく光子を責めた時突然、彼は発作を起こした。入院した翔は、医者から絶対安静を言い渡されながら、病院を抜け出し、ネオン街を彷徨する。水商売の女を連れた翔は、恋人の久美子の気持ちを悟り、酔ったふりをして、彼女に別れを告げる。夜行列車で瓢湖に着いた翔は、黙々とハンマーを振りあげ、白鳥のために働いた。そして、最後の白鳥が飛び去った夜、翔は静かにこの世を去った。

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