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ダブル・クラッチ

  • だぶるくらっち
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  • 平均評点

    64.5点(23人)

  • 観たひと

    32

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1978
公開年月日 1978/4/29
上映時間 87分
製作会社 松竹=バーニング・プロ
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督山根成之 
脚本ジェームス三木 
原作五木寛之 
企画周防郁雄 
製作樋口清 
撮影坂本典隆 
美術重田重盛 
音楽つのだひろ 
録音平松時夫 
小尾幸魚 
照明佐久間丈彦 
編集富宅理一 
製作主任池田義徳 
進行中沢宣明 
助監督内田秀哉 
スチール金田正 
協力富士重工 

キャスト

出演郷ひろみ 早田彰彦
松坂慶子 早田真紀
森下愛子 平岩和子
地井武男 木島巧
河原崎長一郎 細井
一氏ゆかり モモ子
木村元 パブのマスター
青木卓 竹下
吉田豊明 試験官
蜷川幸雄 医師
有吉ひとみ 看護婦
小美野欣二 刑事
林ゆたか 愚連隊A
浅見小四郎 愚連隊B
岡元達也 愚連隊C
福崎和宏 工員A
粟津號 工員B
平山厚子 ホステス

解説

苛酷な労働にたえながら、親代りになって優しく育ててくれた姉を殺された青年が、犯人に復讐する姿を描く、五木寛之原作の同題名小説の映画化。脚本は「瞳の中の訪問者」のジェームス三木、監督は「ワニと鸚鵡とおっとせい」の山根成之、撮影も同作の坂本典隆がそれぞれ担当。

あらすじ

早田彰彦は、昼は鉄道の売店の売り子、夜はキャバレーに勤務する姉・真紀と二人暮しであった。彰彦は姉から小遣いをせびっては、毎日パチンコ屋に入りびたっている。真紀には、高校時代の恩師で木島という恋人がいた。木島の援助で真紀と彰彦はスナックを開店する。だが、店で真紀がチンピラにからまれるのを見た彰彦は、派手に相手を殴ってしまう。意気消沈する彰彦を木島は信州へのドライブに誘った。快適なドライブは続き、いつしか彰彦と木島は打ち溶けていく。信州から帰ると、木島は夜明け前の埋立地で、彰彦に車の運転技術を教える。教習所では乱暴な運転のため、なかなか免許を取得できなかった彰彦も、木島の指導のかいがあって免許を手にする事ができた。早速、彼は教習所で知り合った和子を乗せ、ドライブする。木島の義妹だった和子は、木島と自分の姉は結婚していることを彰彦に話す。ドライブから帰った彰彦は、和子から聞いた事を真紀に話すが、真紀は意外にもその事実を知っており、さらに彼の子供を宿していると、彰彦に告白するのだった。数日後、木島と甲府に旅に出た真紀は流産し、危篤状態に陥いる。連絡を受けた彰彦は医者から、木島が車でひどい山道を走ったのが流産の原因であると聞かされ、激怒する。彰彦が血相を変えて怒る姿を見て、木島は車で逃げ出す。甲州街道を舞台に、姉の命を奪おうとした男への復讐に燃える彰彦は、壮烈な闘いを挑もうとしていた。真紀のおもかげを胸に、木島に立ちむかう彰彦は車のエンジンを始動させた。

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