男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

泥だらけの純情(1977)

  • どろだらけのじゅんじょう
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    65.3点(32人)

  • 観たひと

    62

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1977
公開年月日 1977/7/30
上映時間 96分
製作会社 東宝=ホリプロ=ホリ企画制作
配給 東宝
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督富本壮吉 
脚本石森史郎 
原作藤原審爾 
製作堀威夫 
笹井英男 
制作補金沢博 
近井一成 
撮影安藤庄平 
美術佐谷晃能 
音楽鏑木創 
録音福島信雅 
照明川島晴雄 
編集鈴木晄 
助監督伊藤秀裕 
スチル中尾孝 

キャスト

出演山口百恵 樺島真美
三浦友和 高島次郎
西村晃 樺島栄一郎
大坂志郎 中丸刑事
若杉透 田口秀人
石橋蓮司 赤井武
有島一郎 飯塚医師
原知佐子 看護婦
加藤治子 乳母・千加
泉じゅん 長門智子
清水理絵 野末光子
島本すみ 高野香苗
緑魔子 佐竹七重
永島暎子 上條ユキ
早川雄三 関刑事
神山勝 山岸刑事
内田良平 塚田功市

解説

山口百恵・三浦友和のコンビ第六作目で、初の現代劇。外交官の令嬢とチンピラヤクザの恋を中心に、与えられた環境の中で精いっぱい生きる若者を描く。脚本は「パーマネント・ブルー 真夏の恋」の石森史郎、監督は「毒薬の匂う女」の富本壮吉、撮影は「愛のなぎさ」の安藤庄平がそれぞれ担当。

あらすじ

外交官の令嬢の樺島真美は、新宿でチンピラにからまれているところを、一匹狼のヤクザ次郎に救われた。その時、次郎は相手に腹をナイフで刺され、相手はあやまって自分で自分の胸を刺して死亡。次郎は知りあいの飯塚医院で手当てを受け、一命はとりとめる。数日後、病院に中丸刑事が現われ、次郎は、病気回復後、事件の重要参考人として警察へ連れていかれる。真美は、このことを知らずにいたが、次郎のことが忘れられずにいた。ふと見た新聞に次郎のことがでているのに気づき警察に中丸刑事をたずね、次郎が自分を助けるためにしたことで、無実であることを証言する真美。次郎は警察を出たあと、塚本組に行き、新宿での事件の時、チンピラがかくし持っていたヤクを塚本にたたき返し、おどすのであった。ある日、真美は新宿で偶然、次郎に出会い、自分の誕生パーティに出席してくれるようたのむのであった。パーティの当日、なんとなくためらいながらも真美の家へ行きそこで次郎は、自分とは全くちがう世界の人間たちと出会い、真美の叔父に軽べつされパーティ会場をとび出してしまう。このことがあってから、真美は次郎のことが忘れられず、新宿の町を、彼を探し歩きつづけた。そして、やっとのことで次郎を見つけ、叔父のことをあやまり、次郎に愛をうちあけるのであった。その頃、次郎は、例のヤクの件以来、塚田組に命を狙らわれるようになっていた。真美は、叔父と乳母の進めにより、前々からやっていた帽子の勉強のためにパリへ行くよう説得されていた。真美は、出発前にもう一度、次郎に会い、彼と二人で楽しく一晩、海岸を散歩した。ある日、新宿で次郎を見つけた真美は、彼が塚田組に狙われていることを知り、ホステスのユキの手配したレンタカーで二人で逃げようとするが、塚田組のチンピラに見つかり、二人はナイフで刺され死亡。死体解剖の結果、真美は処女だった。

関連するキネマ旬報の記事

1977年8月上旬号

特集 「泥だらけの純情」:1 「伊豆の踊り子」のころの山口百恵

特集 「泥だらけの純情」:2 女優・山口百恵の変遷と成長

特集 「泥だらけの純情」:3 作者の言葉

特集 「泥だらけの純情」:シナリオ