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季節風

  • きせつふう
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  • 平均評点

    55.4点(14人)

  • 観たひと

    21

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1977
公開年月日 1977/7/16
上映時間 89分
製作会社 松竹=NPプロ
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督斎藤耕一 
脚本長野洋 
企画西川宗明 
中西正治 
製作中川完治 
撮影坂本典隆 
美術芳野尹孝 
音楽東海林修 
録音平松時夫 
松本隆司 
照明八亀実 
編集杉原よ志 
製作主任沼尾鈞 
製作進行柴田忠 
助監督仲倉重郎 
スチール赤井博且 
製作宣伝幸田順平 

キャスト

出演野口五郎 高村慎次
宇佐美恵子 白川圭子
田中邦衛 山本健
大竹しのぶ 山本美紀
加藤治子 高村琴江
中村敦夫 松木啓四郎
中条静夫 倉田
常田富士男 初老の警官

解説

田舎から単身上京しモデルに憧れたり、働くことの厳しさに直面したり、先輩の死に遭遇する中で、さまざまな体験を経て大人への旅立ちをはじめる青年を描く。脚本は「裸足のブルージン」の長野洋、監督は「憧憬 あこがれ」の斎藤耕一、撮影も同作の坂本典隆がそれぞれ担当。

あらすじ

高村慎次は今年もまた大学受験に失敗。ガックリして故郷に帰って来た。慎次が初めてトップ・モデルの圭子に会ったのは故郷の海辺だった。彼の父はすでに他界しており、母と腹違いの兄夫婦と暮していた。大学受験をすすめる兄と喧嘩し、バイクで飛び出た慎次は、東京へ帰る途中の圭子の車とぶつかりそうになる。そして、自分も東京へいっしょに連れて行ってくれとたのみ、東京へ向った。慎次は東京で、少年時代から親しかった先輩の山本健、美紀兄妹のアパートにころがり込む。しかし二人の生活はかなり苦しく健は失業中、美紀は昼夜働きどおしであった。慎次は自分も働くことを決意し、健と二人で職を探し、運よく健も慎次も仕事がみつかり、彼はスナックのボーイ。数日がすぎ、座興でギターを片手に歌っている慎次の前に圭子が現われ、彼に別れの歌を作ってくれとたのむのであった。歌ができた日に、健が倒れ、以前から骨肉腫で一刻も早く入院しなければならなかった。慎次は金を借りようと圭子のところへ行く。しかし、そこで彼は圭子のパトロン・松本を目撃、いそいでその場を立ち去った。病気の健は故郷の海が見たいと言い、美紀と三人で故郷へ向う慎次。故郷で彼は意外な人と出会った。圭子であった。別れの歌はあのパトロンに送るものだったのだと彼女は言った。慎次は母と二人で東京でやりなおす決心をする。その夜、急に病状が悪化した健は、息をひきとった。声も出ない程悲しむ美紀を前になにもできない慎次。いつしか美紀にほのかな想いをいだくようになった慎次。しばらくして東京では三人のそれぞれの生活が始まった。工場で働く美紀。フラッシュを浴びながらポーズをとる圭子。そして参考書を片手に歩く慎次。

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