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日本人のへそ

  • にほんじんのへそ
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  • 平均評点

    61.6点(29人)

  • 観たひと

    53

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ミュージカル / コメディ
製作国 日本
製作年 1977
公開年月日 1977/3/15
上映時間 102分
製作会社 須川栄三プロ=ATG
配給 ATG
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督須川栄三 
脚本白坂依志夫 
原作井上ひさし 
製作須川栄三 
藤井浩明 
西村隆平 
撮影逢沢譲 
美術竹中和雄 
音楽服部公一 
録音太田六敏 
宮下光威 
照明福富精治 
編集黒岩義民 
助監督近藤明男 
スチルケン影岡 
振り付け中川久美 

キャスト

出演緑魔子 ヘレン天津(モモ江、ジュン子)
佐藤蛾次郎 ハットリ君(ピアニスト)
草野大悟 審判員(矢根浦、コメディアン)
なべおさみ 教授(フナヤマ代議士)
三谷昇 鉄道員(タカダ、コメディアン)
小松方正 右翼(イシイ・ストリップ劇場支配人)
東てる美 もと歌手(トメ・合唱隊の一員・ストリッパー)
女屋実和子 合唱隊員(ステ・ストリッパー)
丸山善司 学生(キミヅカ・台本作者)
橘由紀 合唱隊員(スエ・ストリッパー)
野瀬哲男 合唱隊員(エンコヅメ・コメディアン)
山西道広 合唱隊員(サンズン・チンピラ)
熊倉一雄 ヘレンの父親(運転手・照明係)
ハナ肇 クリーニング屋主人(運転手・照明係)
美輪明宏 会社員(ヤクザ・ワタヤ助教授)

解説

井上ひさし原作の戯曲の映画化。六九年に、劇団で上演されたヴァラエティ・ミュージカル喜劇。脚本は「大地の子守歌」の白坂依志夫、監督は須田栄三、撮影は「あいつと私(1976)」の蓬沢譲のそれぞれが担当。

あらすじ

小劇場の舞台を借りて行われる吃音矯正の告白劇。本日の主役は、元浅草のストリッパー・ヘレン天津。アメリカ帰りの教授の指導のもとで行われる。東北・岩手、十年前。風景だけがやたらに美しい極貧の農村。中学生のヘレンが集団就職で東京へ出ることになる。ヘレンの恋人・ハットリ。へレンの父親は東京で交通事故にあい、娘の東京行きに強く反対していた。思いつめた父親は、娘を犯してしまう。このショックでヘレンは吃音者になってしまう。自殺も出来ず、ハットリにかくれるように東京へ。ある日、浅草で生まれて始めて、優しい男と出会う。そして、やさしい言葉をかけられ、この東大生に身をまかせる。だが、この東大生は、スケコマシのテキ屋であった。呆然と浅草の裏通りを歩いていて、ハットリに再会する。しかし、再びハットリの前から姿を消す。それから、職を転々とし、今やストリッパーになっている。やがて、劇場で人権ストが起り、ヘレンは、委員長になる。ところが、この告白劇の舞台に突如破局が起る。劇の指導者・教授が刺れたのである。実はこの吃音矯正劇で、真に吃音者であったのは教授に扮していたフナヤマ代議士一人で、彼の吃音を矯正するためであった。

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