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河内のオッサンの唄 よう来たのワレ

  • かわちのおっさんのうたようきたのわれ
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  • 平均評点

    58.5点(23人)

  • 観たひと

    36

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1976
公開年月日 1976/12/25
上映時間 93分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督斎藤武市 
脚本松本功 
高田純 
関本郁夫 
企画坂上順 
撮影出先哲也 
美術藤田博 
音楽鏑木創 
録音長井修堂 
照明川崎保之丞 
編集田中修 
進行主任志村一治 
助監督福湯通夫 
スチール遠藤努 
製作宣伝小田和治 

キャスト

出演川谷拓三 徳田松太郎
夏純子 徳田花子
花柳幻舟 八百千枝子
榎兵衛 人百仙吉
斎藤喜一 八百始
浅川かがり 八百純子
原恵子 杉田フサ
清水美恵 杉田梅子
ミス花子 誠一道
駒井まゆみ 誠和子
田中筆子 堺サダ
あき竹城 ルミ
亀山達也 酒井
久地明 丸谷
土山登士幸 立花
野口貴史 久保
団巌 白バイ警官
横山繁 郵便配達夫
山田光一 河内住人A
佐川二郎 河内住人B
大谷元秀 河内住人C
貝ノ瀬一夫 河内住人D
清水照夫 大東興業組員A
畑中猛重 大東興業組員B
志賀勝 権藤勇
福山象三 難波基造
成瀬正 鬼頭弁護士
中谷一郎 大東参士郎
岩城滉一 唐山長次
伊佐山ひろ子 山川陽子
室田日出男 堺忠三郎
篠ヒロコ 昇り龍銀子
田中邦衛 鍋山慎一郎

解説

ミス花子の同名のヒット曲をもとに、ド助平だが、男気があって、度胸があり、情にもろい河内男の心意気を描いたシリーズ二作目。脚本は「広島仁義 人質奪回作戦」の松本功と「河内のオッサンの唄」の関本郁夫と同作の高田純の三人の共同、監督は「河内のオッサンの唄」の斎藤武市、撮影は「爆発!750CC(ナナハン)族」の出先哲也がそれぞれ担当。

あらすじ

飲んだくれでバクチ好きの河内のオッサン徳松達も、年末ともなると女房連に尻をひっぱたかれ、やむなしモチ代をかせぎに大阪へと出かせぎに行く。フトコロも少しは、あったかくなって、河内への帰り道。ついうかれて、入ったアルサロで、助平根生を出した徳松ら長屋の連中は、サイコロバクチにひっかかり、せっかくの虎の子もスッテンテン。このまま帰ったら、カアチャンたちから、ドツかれるとワラをもつかむ思いで競艇場へと行った。そこで、バクチの大天才、通称・先生とめぐり会う。この先生の霊感を聞き、最後の金で大穴をあてる。意気揚々として河内へ帰った。ところが河内では一大事件がぼっぱつ中。徳松達の長屋の大家・忠三郎。これがまた大のバクチ好き。忠三郎は、暴力団・難波組とのバクチに長屋の権利書を持ち出した。正月を前に家を取り上げられたら一大事。徳松達は再び先生の霊感をたよって窮地を切り抜けた。ところが、河内松原を一大風俗街として、大もうけをたくらんだ難波組は、次々と悪どい手口でのっとりをたくらんできた。一方、先生とは、実は一目惚れした女に会社の金、一千万円を使い、公金横領犯として指名手配中の人物であった。そんなある日、アルサロのホステス陽子とひょんな事から知り合った徳松は、彼女が先生の一目惚れの相手であることを知った。徳松のはからいで二人は久し振りの再会。陽子は先生に対し、冷たい態度をとった。陽子に振られてしまった先生は、出直しを決意し、旅へ出発。てんやわんやの河内松原もひとだんらくと思ったのもつかのま、難波組の上部団体・横浜大東組から、鬼頭という人物が派遣されて来た。長屋は再び危機を迎える。たこ焼き屋の千吉は、土地を買っていただけに強きの態度で出た。鬼頭はこの仙吉の土地の権利書をねらった。徳松はそんな鬼頭のやり口に、我慢ができなかった。そして、ついに彼は単身、仙吉の権利書を持って、大東組の本拠地・横浜へのりこんだ。仙吉の権利書をもって一か八かの勝負を賭ける徳松は、そこで先生と再会。これぞ救いの神とばかり徳松は、先生を引き連れ大東組の盆ゴザへと行く。美人の壷ふり、昇りの龍の銀子によって始った三番勝負。一番手をとられた先生には、以前の博才はなくなっていた。その時、偶然にも先生を追いかけ、この横浜へ来ていた陽子の姿が目にとまった。そのとたん、先生の直感力も冴え、残り二番の勝負に勝った。長屋の権利書を取りもどした徳松。よりをもどした先生と陽子。しかし、大東組はこの三人を持ちぶせていた。しかしこの危機は銀子によって救われた。徳松達は晴れて、河内松原に帰っていった。

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