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実録三億円事件 時効成立

  • じつろくさんおくえんじけんじこうせいりつ
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  • 平均評点

    66.2点(38人)

  • 観たひと

    65

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1975
公開年月日 1975/11/22
上映時間 89分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督石井輝男 
脚本小野竜之助 
石井輝男 
原作清水一行 
企画太田浩児 
坂上順 
撮影出先哲也 
美術藤田博 
音楽鏑木創 
録音広上益弘 
照明川崎保之丞 
編集祖田富美夫 
助監督福湯通夫 
スチール遠藤努 

キャスト

出演小川真由美 向田孝子
岡田裕介 西原房夫
絵沢萠子 久住みどり
滝沢双 青野刑事
田島義文 捜査一課長
近藤宏 捜査一課長
河合絃司 捜査一課長・課長代理
相馬剛三 刑事
山田光一 機動隊小林部長
山下則夫 110番立川公室員
中田博久 日本信託銀行国分寺支店長代理
木村修 日本信託銀行国分寺支店行員
土山登士幸 中田資金係長
横山繁 関谷運転手
亀山達也 高橋係員
岡本八郎 古川係員
山本緑 主婦
宗田千枝子 主婦
岡久子 主婦
松井紀美江 多摩平の主婦
田中筆子 おせい婆さん
津森正夫 ヤクザ風の男
南廣 証券会社人事課長
沢田浩二 競馬場の男
清水照夫 競馬場の男
田中邦衛 遠山
金子信雄 葛木正男

解説

昭和43年12月10日に発生した“三億円事件”をヒントに、架空の犯人像を想定して犯行を再現する。原作は清水一行の『時効成立』。脚本は「新幹線大爆破」の小野竜之助、監督は「爆発!暴走族」の石井輝男、撮影は「男組 おとこぐみ」の出先哲也がそれぞれ担当。

あらすじ

博奕好きで、女にだらしない西原房夫は証券会社の運転手をしていたが、会社の金四百万円を横領し、競馬につぎ込んでしまった。だが、横領が会社にバレて警察に突き出されるところを、情婦の向田孝子がダイヤの指輪と土地を売り、金を返済してくれたので、刑務所行きはまぬがれた。その後、二人は同棲生活を送るが、借金に追われる苦しい状態が続いた。昭和43年7月、多摩農協に再三の脅迫状が舞い込んでいた。送り主は西原である。この脅迫状は警察をあざむくためのカモフラージュで、彼は42年12月から三億円強奪の準備を始めていた。そんなある日、西原の態度に不審を覚えた孝子は、彼から日本信託銀行国分寺支店から東芝工場に輸送される三億円の強奪計画を聞かされた。月賦屋に追われる生活に嫌気がさしていた孝子は、西原と行動を共にする決心をした。西原は準備資金にするために、金持ちの未亡人・久住みどりを誘惑し、百万円騙し取った。8月12日、西原はトランジスターメガホンを盗んで以来、白バイ警官衣装等の獲得準備をすすめ、ヤマハスポーツ350RI、41年型カローラ、43年型カローラ等を、次々に盗み、12月9日、全ての準備を完了した。12月10日。午前6時に、西原と孝子は日野の自宅を出発。9時21分、府中刑務所裏にさしかかった現金輸送車である黒のセドリックを停止させた西原は、車内に爆弾が仕掛けられていると偽りセドリックに乗って逃亡。そして、国分寺・七重の塔跡で待つ、第2のカローラにジュラルミンのトランクを移し、孝子の運転で山梨県大月市にある西原家の墓地へと向った。途中、ラジオで五百円札には通しナンバーがひかえてある、との報道で、五百円札は全て処分、残金を墓の下に隠した。その後、西原と孝子は金には手をつけず、以前と全く変りない生活を送っていった。一方、警察の捜査網は拡大していくばかりだったが、葛木刑事は、その経験とカンで不良退職者のリストを地道に洗っていた。その中に、西原の名も上っていた。昭和50年9月、西原は府中駅前広場で、久住みどりと会い、百万円を返さなければ警察に訴えると脅される。時効成立間近になって動揺した西原は、金を引き出すべく山梨の墓地に向った。そこには西原の態度に気づいた孝子がいた。西原から事情を聞いた孝子は百万円使うなら全部使うのも同じ、と金を掘り出した。時効まであと40日。葛木刑事は、府中競馬場で、西原がイギリスの名馬ペガサスを二億一千万円を出資して輸入する、という話を耳にした。葛木は西原に目をつけた。四百万円横領事件、住居が日野にある……。時効10日前。西原が他人名儀で所有するマンションがガス爆発を起こした。西原を犯人と断定した葛木は、ガス事故の件を利用して、西原を別件逮捕した。取調べ室で、葛木に訊問される西原だが、黙杏権で何も答えない。時効を数日後にひかえている葛木は、西原の家で五百円札を焼いた残りが発見されたとか、ペガサスが死んだとか執拗な訊問を行ない、ついに西原は精神的に衰弱し倒れてしまった。しかし、彼は医務室のベッドの中で「黙否権でいけば絶対に助かる」と言った孝子の言葉を反芻していた。そして、12月10日、西原は証拠不充分でついに釈放された……。

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1975年12月下旬号

日本映画紹介:実録三億円事件 時効成立