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喜劇 特出しヒモ天国

  • きげきとくだしひもてんごく
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  • 平均評点

    73.1点(58人)

  • 観たひと

    95

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    14

基本情報

ジャンル エロス / コメディ
製作国 日本
製作年 1975
公開年月日 1975/5/24
上映時間 78分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督森崎東 
脚本山本英明 
松本功 
原作林征二 
企画奈村協 
撮影古谷伸 
美術吉村晟 
音楽広瀬健次郎 
録音野津裕男 
照明金子凱美 
編集神田忠男 
助監督依田智臣 
スチール木村武司 

キャスト

出演山城新伍 松下昭平
池玲子 ジーン・谷
芹明香 ヨーコ
カルーセル麻紀 サリー・小夏
絵沢萠子 リズ・小原
森崎由紀 菊かおる
藤原釜足 善さん
川谷拓三 大西八郎
下絛アトム ター坊
川地民夫 義一さん
奈辺悟 ヒロシ
多賀勝 ススム
中島葵 ハニー・若月
松井康子 春日千鶴
白川みどり ミス・ロリータ
舞砂里 シルバー・クイン
内藤杏子 梢ますみ
殿山泰司 説教僧
北村英三 亀井謙造
疋田泰盛 内田刑事
岡八郎 井上
鈴木康弘 牧田
蓑和田良太 秋山
那須伸太朗 金港ミュージック支配人
丸平峰子 踊り子

解説

社会の底辺で生きるストリッパーと彼女たちのヒモとのつながりを描いたセックス喜劇。脚本は「青春トルコ日記 処女すべり」の山本英明と松本功、監督は「街の灯」の森崎東、撮影は「日本仁侠道 激突篇」の古谷伸がそれぞれ担当。

あらすじ

京都、ストリップ劇場・A級京都。舞台で踊っているのは看板娘のジーン・谷である。そのショウをポーと見つめているセールスマンの昭平、変装した大西刑事。ショーが終るや大西は舞台にかけ上り、踊り子全員を逮捕した。仰天した社長の亀井は、身代りに昭平を口車に乗せ臨時の支配人に仕立て警察に送り込む。三日後、昭平は釈放されたが会社をクビになったため、そのまま支配人役を引き受けることにした。数日後、ヨーコは酒の勢いで客になりすましている大西を舞台に上げたことから大騒動となり全員逮捕さたが、大西は警察を免職になり、A級京都にころがり込み、ヨーコのヒモになった。大工の善さんはヒモ志願者で、工事現場で働いている千鶴をストリッパーにしたが、ライトマンのススムに寝とられる。オカマのストリッパー、サリー・小夏を男と知らずに楽屋に乗り込んだ義一は、サリーが男と知って大喧嘩になるが、結局は一緒に暮している。他にA級京都には聾唖者のター坊の若妻かおるなどのストリッパーがいる。契約期間が切れ、義一とサリー、大西とヨーコ、ススムと千鶴たちは旅立っていった。ションボリする昭平をやさしくいたわるジーン。その夜、二人は互いの体を暖めあうのだった。やがて、昭平は支配人を廃業してジーンのヒモになり、二人は大阪の金港ミュージックへと旅立った。昭平のヒモ稼業も板についたある日、ヨーコと大西、ヒモから逃げ出したリズ・小原、子持ちストリッパーのハニー・若月のヒモになった善さんたちが連れだってやって来た。久し振りの再会に喜びあう昭平たち。だがリズを追って来た井上は、夜中に間違ってヨーコの部屋に侵入したことから、大西がヨーコのもとを飛び出した。楽日にジーンは仕事が終ると昭平に黙って姿を消した。しょげる昭平は、これまた一人になったヨーコ、それに善さん一家と旅を続けた。白浜での公演の時、客のタバコの不仕末で火事となり、善さん一家が焼死してしまった。安置された骨箱の前で、昭平たちは、生前善さんが大好きだった「黒の船唄」を歌い出すのだった……。

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1975年7月上旬夏の特別号

映画批評:喜劇 特出しヒモ天国