男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

山田村ワルツ

  • やまだむらわるつ
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    53.8点(24人)

  • 観たひと

    39

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1988
公開年月日 1988/2/11
上映時間 94分
製作会社 テンポラリーセンター
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督金子修介 
脚本一色伸幸 
企画本間文子 
鈴木ワタル 
プロデューサー末吉博彦 
進藤淳一 
天野真弓 
制作エムツーアールエフ 
制作協力フィルムフェイス 
撮影高間賢治 
美術山口修 
音楽大谷幸 
主題歌山田穣とトップゴージャス:(「嫁津波」)
挿入歌小沢なつき:(「卒業」)
録音井家眞紀夫 
照明高屋齋 
編集飯塚勝 
助監督栃原広昭 
スチール竹内健二 
製作協力バンダイ 
鎌倉スーパーステーション 

キャスト

出演天宮良 庵光一(農協勤めの青年団長)
米山善吉 神田貴太郎(花火師)
我王銀次 近藤ヤスオ(僧侶)
上杉祥三 佐々木護(東京から来た医師)
西川弘志 庵次郎(光一の弟)
小沢なつき 綾小路麗花(天才少女作家)
村上里佳子 ゆりえ(レポーター)
小川菜摘 庵有希子(上京する光一の妹)
浅野なつみ ラン(貫太郎の相手)
新井薫子 スー(光一の相手)
川田あつ子 ミキ(ヤスオの相手)
北林谷栄 堤ハナ(ヤマダボチャを愛する老婆)
常田富士男 庵克彦(光一の父で、健気な助役)
浜村純 庵太郎(光一の祖父)
石井光三 桃桜(テレビ局のプロデューサー)
ビートきよし バスの運転手
渡辺正行(コント赤信号) 編集者A
小宮孝泰 編集者B
伊藤克信 編集者C
渡辺えり子 亀子
ハナ肇 神田亘(貫太郎の父で、回天特攻隊の生き残り)
米米クラブ 東京のバンド
山下真司 捨てる男

解説

深刻な嫁不足に悩む山田村を舞台に独身の青年団が起こす集団見合い劇を描く。脚本は「私をスキーに連れてって」の一色伸幸が執筆。監督は「恐怖のヤッチャン」の金子修介、撮影は「国東物語」の高間賢治がそれぞれ担当。

あらすじ

東北地方のある農村・山田村は深刻な嫁不足に悩んでいた。かつては女の子もいたのだが過疎化の波で皆、東京へ出て行ってしまったのだ。あるとき村の青年4人、農協勤めの青年団長・光一、花火師の貫太郎、僧侶のヤスオ、医者の護が見合いをすることになった。相手は東京から来たラン、スー、ミキ。残り物には福があると信じていた護があぶれたが、山田村のあまりの田舎臭さに結局、3人もふられてしまった。そんなとき天才美少女作家・綾小路麗花がスランプに陥り、田舎を求めて山田村へやって来た。そして、特産品のヤマダボチャを作る老婆・ハナと親しくなった。村長たちは光一の弟・次郎も加えた5人の若者に集団見合いをさせようと醍醐天皇の時代から伝わる“おたふく祭り”を再現することにした。TVなどで全国のブスを集めておかめの面をかぶらせたのである。光一たちはブスということは知らず有頂天。東京のロックバンド“米米クラブ”の演奏の中“おたふく祭り”は始まったが、面を取って襲ってくる女たちに村は修羅場と化してしまった。光一たちは麗花に感化され“都会が文明でくるなら村は未開で対抗しよう”と開き直り「正しい村」運動を起こした。そして、村にある電化製品を打ち壊し始めた。しかし、麗花自身、田舎を愛しながらもTVを離すことはできなかった。麗花は東京へ帰り、山田村の出来事を小説にしようとしたが、文章では表現できないことを悟った。その頃山田村ではヤマダボチャの花が狂い咲きし、花粉が空いっぱいに覆っていた。

関連するキネマ旬報の記事

1988年4月上旬号

日本映画紹介:山田村ワルツ

1988年3月下旬号

日本映画批評:山田村ワルツ

1988年2月下旬決算特別号

グラビア:山田村ワルツ