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修羅の群れ(1984)

  • しゅらのむれ
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  • 平均評点

    63.0点(51人)

  • 観たひと

    91

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1984
公開年月日 1984/11/17
上映時間 123分
製作会社 東映
配給 東映
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督山下耕作 
脚本村尾昭 
原作大下英治 
製作俊藤浩滋 
高石淡 
プロデューサー佐藤雅夫 
斎藤一重 
撮影赤塚滋 
美術井川徳道 
音楽木下忠司 
主題曲北島三郎 
録音平井清重 
照明海地栄 
編集市田勇 
助監督俵坂昭康 
スチール中山健司 

キャスト

出演松方弘樹 稲原龍二
菅原文太 井沢輝一
北島三郎 出水辰雄
北大路欣也 石河隆司
待田京介 林俊一郎
張本勲 山村修道
木之元亮 長谷部夏治
清水健太郎 森谷義男
にしきのあきら 輪田久吉
小林繁 田上圭
酒井和歌子 稲原雪子
風見章子 中田しずえ
品川隆二 稲原龍太郎
小林稔侍 
市川好郎 
林彰太郎 稲本弁護士
若山富三郎 鶴岡政次郎
丹波哲郎 加東伝三郎
小野さやか 三谷千恵
天知茂 大島英五郎
鶴田浩二 横山新二郎

解説

暴力の世界に身を投じた男の生生しい半生を描くヤクザ映画。「週刊アサヒ芸能」に連載中の大下英治の同名小説を「花街の母」の村尾昭が脚本化、監督は「徳川一族の崩壊」の山下耕作、撮影も同作の赤塚滋がそれぞれ担当。

あらすじ

昭和8年の冬。雪の舞う横浜浅間町の柔道 吉岡道場を、横浜四親分の一人、加東伝三郎が訪ねてきた。そこで柔道を習う稲原龍二は加東の勧めもあって、彼の若い衆になることに決めた。インテリでありながら博奕で身を滅ぼした父の仇をとるには、この道で男をあげるしかないと思ったのだ。龍二はよく働き、そんな彼に加東一家の兄貴分横山が仁侠道のイロハを教えた。ある日、売り出し中の龍二は海岸でチンピラにからまれている娘を助ける。娘の名は中田雪子、後の稲原夫人である。日本が太平洋戦争に突入した昭和15年、二人は結婚した。19年、勤労奉仕で御殿場の山北へ出かけた龍二は、伝三郎の兄弟分、横浜笹岡一家の桐原銀一郎とことを起こしてしまう。しかも、横浜四天王の一人、鶴岡政次郎の目前でだ。しかし、鶴岡は、弱い人間をかばって喧嘩した龍二を見込んで、身柄をあずかるといってくれた。戦後の混乱期の湯河原。賭場で無法をはたらいた海軍復員兵の長谷部と森谷が龍二の貫禄に圧倒され、若い衆になった。更に、モロッコの辰、井沢輝一というグレン隊あがりの暴れ者たちも次次と舎弟分となった。そして昭和24年春、熱海の山崎一家石井光之助親分の跡目を継ぎ、稲原組がうぶ声をあげた。僅か10年の間に稲原組は熱海を制覇するや、小田原、横浜、静岡へと進攻し、組員も増えた。龍二の人種差別しない心に感動した韓国人の山村修道、田上圭、五、六百人の若い衆をかかえる石河も、稲原に惚れ身内となった。組織が大きくなればなるほど上下の意志の疎通は欠けるようになり、井沢の独断専行が目にあまるようになった。横山は、彼を破門せよと迫り、龍二は断腸の思いでこれに従った。さらに不幸は襲った。龍二が親と仰いだ横山が死んだのだ。龍二は、横山のために建てた墓前で、更なる前進を誓うのだった。

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