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いつか誰かが殺される

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  • 平均評点

    60.4点(74人)

  • 観たひと

    119

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1984
公開年月日 1984/10/10
上映時間 97分
製作会社 角川春樹事務所=東映
配給 東映
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督崔洋一 
脚本高田純 
原作赤川次郎 
製作角川春樹 
プロデューサー紫垣達郎 
伊藤亮爾 
黒澤満 
撮影浜田毅 
美術小川富美夫 
音楽梅林茂 
主題曲渡辺典子 
録音小野寺修 
照明井上幸男 
編集鈴木晄 
助監督成田裕介 
スチール久井田誠 

キャスト

出演渡辺典子 守屋敦子
古尾谷雅人 高良和夫
松原千明 梨花
白竜 趙烈豪
石橋蓮司 橘進之介
尾美としのり 渡壁正太
斎藤晴彦 守屋陽一
河原崎長一郎 永山杜夫
白川和子 永山萌子
真木洋子 永山亜美
橋爪功 山形剛志
加藤治子 永山志津

解説

父親の失踪とともに謎の事件に巻き込まれた女子高校生が、いろいろな人間に出合い成長していく姿を描く。赤川次郎原作の同名小説をモチーフに「お嬢さんの股ぐら」の高田純が脚本化、監督は「性的犯罪」の崔洋一、撮影は「晴れ、ときどき殺人」の浜田毅がそれぞれ担当。

あらすじ

財閥・永山家では毎年、家長である志津の誕生日に一堂に会して賭けに興じることになっている。今年の趣向は、実在しているかどうか分からない人物を探し出してパーティーに招待しようというもの。子供達の名前の一文字をそれぞれとり、また、夫が死んで18年ということでモリヤアツコ、18歳なる人物を志津は選んだ。早速、探偵・橘進之介が派遣された。その頃、守屋敦子は、高校生活最後の夏休みを迎えていた。新聞記者をしている父・洋一とのデート中、高級ブランドが並ぶブティックで試着室を出た敦子の前から、父の姿が消えた。ブティックの店長・高良和夫をツケ馬にして彼女は帰宅したが、父の姿はない。不信を抱いた敦子は、新聞社を訪ねてみるが、やはり不在。編集長の山形は、「お父さんから、何か預からなかったか」と問う。帰り際、敦子はバッグの中に小さなフロッピーディスクを発見。その足でクラスメイトのパソコン少年・渡壁正太に解読を頼んでみる。敦子が帰宅すると、部屋中荒らされており、男女の二人連れが飛び出して行った。翌日、再び敦子が新聞社を訪れると、新聞社はつぶれていた。そこに橘が現れるが、彼をふり切って飛び出した敦子に昨日の男女が襲いかかる。バイクで逃げる彼女を救ったのは、高良と店員・趙だった。敦子は高良がリーダーとなっている妙なグループに身を寄せることになる。彼らは偽ブランド商品を売って生計を立てているまがい者師達であったが、高良の恋人・梨花ら、グループの優しさは心地良い暖みを持っていた。やがて正太によってフロッピーディスクの内容が解読された。それは、東京で暗闇する国際スパイ組織のリストの全てで、敦子の父もスパイの一員だった。同じ頃、国際スパイの組織に捕えられた父は、この世の人でなくなろうとしていた。そして、敦子が隠れていたグループの家も警察の急襲を受ける。グループはバラバラになり、梨花は娘・百合と共に沖縄へ旅立った。敦子は、一人残った高良と共に事件の関係者を集め、フロッピーディスクのコピーを配る。その席で橘は、漸く敦子に志津からの招待状を渡すことができた。永山家を訪れた敦子は、志津と彼女の祖父母が昔、中国大陸で一緒だったことを知る。敦子は高良と愛を確かめあった後、彼にもっと相応しい女性になるために、バイクで旅立って行った。

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