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北の螢

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  • 平均評点

    62.3点(38人)

  • 観たひと

    66

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1984
公開年月日 1984/9/1
上映時間 125分
製作会社 東映=俳優座映画放送
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督五社英雄 
スーパーバイザー阿久悠 
脚本高田宏治 
企画矢部恒 
佐藤雅夫 
製作高岩淡 
佐藤正之 
プロデューサー佐藤和之 
厨子稔雄 
遠藤武志 
撮影森田富士郎 
美術西岡善信 
山下謙爾 
音楽佐藤勝 
主題歌森進一:(「北の螢」)
録音平井清重 
照明増田悦章 
編集市田勇 
助監督長岡鉦司 
スチール中山健司 

キャスト

出演仲代達矢 月潟剛史
岩下志麻 中村ゆう
夏木マリ すま
中村れい子 浜菊
高沢順子 花奴
成田三樹夫 木藤勘兵衛
夏木勲 各務靭良
苅谷俊介 小鬼剛志
荒勢 吉田進
渡辺隆馬 島岡源六
二瓶正也 熊谷友三郎
阿藤海 留三
三田村邦彦 正木伝次
山谷初男 丸徳
月亭八方 呉服商
丹波哲郎 石倉武昌
小池朝雄 湯原忠良
稲葉義男 別所謙
早乙女愛 古屋せつ
佐藤浩市 弥吉
隆大介 永倉新八
露口茂 男鹿孝之進
ナレーション夏目雅子 

解説

明治時代、北海道開拓の先兵として強制労働を強いられた囚人たちと彼らを収容する樺戸集治監の管理者たちとの血で血を洗う葛藤、そこに集まってきた女たちの愛憎を描く。監督は「陽暉楼」の五社英雄。脚本も同作の高田宏治、撮影は「序の舞」の森田富士郎が各々担当。また、阿久悠がスーパーバイザーとして企画の段階から総合的アドバイスをしている。

あらすじ

明治十六年、開拓途上にあった北海道の道路建設のための労働力は、全国から集められた囚人によってまかなわれ、石狩平野に設けられた樺戸集治監(刑務所)では、月潟剛史が典獄(刑務所長)として君臨していた。囚人を虫けら同然に扱い“鬼の典獄”と異名をとる月潟の前にゆうという女が現われた。ゆうは、月潟の情婦・すまが女将をしている料理店にあずけられた。内務省の開拓副長官石倉が、部下の湯原、別所などを連れて視察に現われた。知事の座を狙う月潟は賄賂を包み、石倉お気に入りのゆうをその寝所に向かわせた。その見返りとしてゆうは、国事犯として捕えられている男鹿孝之進の赦免を月潟に要求した。京の祇園で芸妓をしていたとき、ゆうは政府から追われている男鹿をかくまい、やがて二人の間に愛が芽ばえたのだった。元・津軽藩士で政府に激しく抵抗する男鹿は、接見したゆうに月潟殺しを命じた。それから数日後、月潟は刺客に襲われた。看守として集治監にもぐり込んでいた元新選組副長の永倉新八らで、月潟は一命はとりとめたものの重傷を負った。内務省の命をうけて湯原が新典獄として着任した。多くの囚人を犠牲にしたことで月潟の更迭が決定したのだ。最後の仕事にと、月潟は建設中の道路の完成を急ぎ、囚人たちに更に苛酷な労働を強いた。月潟の非情なやり方に、ゆうは小刀を抜いて迫ったが、「お前に惚れた」との月潟のひと言に、上げた刀をおろすことができなかった。月潟の心がゆうに移ってしまったと知ったすまは、女衒の丸徳を道連れに石狩を離れる決心をしたが、金を盗もうとしていた酌婦の浜菊との争いで命をおとした。月潟の片腕、木藤も身受けしたせつに殺された。せつはその足で建設現場に向かい、愛する男・弥吉やその仲間たちを救出、囚人たちは視察に来た月潟とゆうを人質に脱走を図った。途中無人の農家で一夜を明かすことになった。弥吉とせつの狂ったような情事に、他の囚人のギラついたような眼はゆうに向けられた。そのとき、農家を巨大な羆が襲い、ゆうと月潟、男鹿、弥吉とせつは海をめざした。ところが、一行が海と見たのは、樺戸集治監だった。絶望から、男鹿は死んでいった。弥吉とせつは吹雪の中に消えていった。月潟は湯原を倒し次々と獄舎の扉をあけ、囚人たちを逃がした。誰もいなくなった集治監、凍りついてゆく月潟とゆうのまわりを、白い雪が螢のように舞っていた。

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