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草迷宮

  • くさめいきゅう
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  • 平均評点

    70.8点(58人)

  • 観たひと

    110

  • 観たいひと

    16

  • レビューの数

    9

基本情報

ジャンル 文芸 / ファンタジー
製作国 日本
製作年 1983
公開年月日 1983/11/12
上映時間 50分
製作会社 人力飛行機舎
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督寺山修司 
脚本寺山修司 
岸田理生 
原作泉鏡花 
企画製作ピエール・ブロンベルジュ 
コーディネーターヒロコ・ゴヴァース 
撮影鈴木達夫 
美術山田勇男 
音楽J・A・シーザー 
録音木村勝英 
照明秦野和人 
編集大島ともよ 
助監督相米慎二 
スチール小竹信節 
からくり工作小竹信節 
挿画花輪和一 

キャスト

出演三上博史 あきら(少年時代)
若松武 あきら(青年時代)
新高けい子 母親
伊丹十三 校長
伊丹十三 僧侶
伊丹十三 老人
福家美峰 手毬少女
福家美峰 千代女

解説

死んた母親の口ずさんでいた手毬唄を探して旅をする少年を描く。79年、ピエール・ブロンベルジュのプロデュースにより、ジュスト・ジャカン、ヴレリアン・ボロズウィックがそれぞれ監督したふたつのエピソードと共に、「プライベート・コレクション」というタイトルで、パリで公開された。泉鏡花原作の短篇小説を基にし、「サード」の寺山修司と岸田理生が脚本を共同執筆、監督は「ボクサー」の寺山修司、撮影は「夕暮まで」の鈴木達夫がそれぞれ担当。

あらすじ

あきらは、死んだ母親の口ずさんでいた手毬唄の歌詞を探して旅をしている。彼は校長や僧を訪ね教えを請う。あきらが旅の途中で想い出すのは死んだ母親のことであった。彼が住んでいた裏の土蔵には千代女という淫乱狂女がおり、千代女に近づくと母親にひどく叱られた。人の話では千代女は父が手込めにした女中で、怒った母が十年も閉じ込めているという。ある日あきらは美しい手毬少女に出会うが、彼女を追いかけているうちに、ある屋敷の中に入りこむ。その屋敷には妖怪たちがおり、大小の手毬が飛びかい首だけの母親もいた。そしていつしかあきらの葬いに変った。それは夢だった。あきらはまた、旅を続けるのであった。

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