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白夜(1957)

  • びゃくや
  • Le Notti Blanche
  • ----

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  • 平均評点

    71.6点(69人)

  • 観たひと

    118

  • 観たいひと

    22

  • レビューの数

    15

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 イタリア
製作年 1957
公開年月日 1958/4/1
上映時間
製作会社 チアス
配給 イタリフィルム=NCC
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

解説

ドストエフスキー初期の短篇を、十九世紀のペテルブルグから現代イタリアの港町に舞台をかえて、「夏の嵐」のルキノ・ヴィスコンティが監督、彼と、同じく「夏の嵐」の女流脚本家スーゾ・チェッキ・ダミーコが脚色。撮影は「モンテカルロ物語」のジュゼッペ・ロトゥンノ、音楽は「カビリアの夜」のニーノ・ロータ、製作フランコ・クリスタルディ。主演者に「青い潮」のマリア・シェル、「恋多き女」のジャン・マレー、「女と男」のマルチェロ・マストロヤンニの三カ国俳優を揃えている。他にクララ・カラマイ、マリア・ザノーリ、エレナ・ファンチェーラ等が出演する。一九五七年ヴェニス映画祭“サン・マルコの銀獅子賞”を受賞。

あらすじ

イタリアのある港町。ここへ転勤してきたばかりの青年マリオ(マルチェロ・マストロヤンニ)が夜の小路を散歩していると、運河の橋際に立つ一人の少女(マリア・シェル)を見つけた。女は泣いていた。マリオは好奇心にかられ、見知らぬ町での狐独な自分を慰めるためにも、この女に声をかけた。彼女は大きな悲しみに打ちひしがれているかに見えた。マリオは自己紹介をして、断わる彼女を家まで送り、翌晩の再会を約して別れた。だが女はマリオが去ったとみるや、再びもとの橋際にひき返して行った。翌晩、女は約束をたがえて彼から逃げようとした。マリオはなじった。彼女は自分の行為をわび、ナタリアだと名のり、身の上を語った。なぜ毎晩橋の上に行かねばならぬかを弁明するためにも--。ナタリアは眼のわるい祖母と二人、二階貸しをしながらほそぼそと暮していた。そして下宿人の青年(ジャン・マレー)と親しくなった。男は自分のことをなにも語らず、彼女もまた世間知らずの少女だった。二人の間にひそやかな愛情が芽生え、ナタリアは幸福の絶頂にあった。だが、突然、男は町を去ることになった。ナタリアは彼とともに家を出るつもりだったが、男はそれをこのまず、一年経ったら必ず戻ってくる、その時あなたの心が変っていなければ結婚しようといって、運河の橋のたもとで別れた。--一年経ったいま、ナタリアは毎晩、約束の橋際で男を待つうち、マリオに出遭ったのだ。マリオは、こんな夢のような話が現実に存在するのかと驚いた。しかも男はすでに町に戻っているというのだ。ナタリアはマリオの友情にすがって、男に手紙を渡してくれと頼む。彼は承知したが約束を果さなかった。マリオの心はナタリアから離れがたくなっていたのである。何も知らぬ彼女は期待に輝いてみえた。手紙で約束した時間になり、ナタリアはマリオを残して橋の方へ駈けて行った。だがそこには誰もいない。絶望した彼女にマリオは夢中で愛を告白したが、ナタリアは振りきって行ってしまった。傷心のマリオは町をさまよううち、再び彼女に行き遭い、そこで例の手紙の件を打明けた。ナタリアは、かえってマリオに迷惑をかけたことをわび、彼の愛を受入れて現実の世界に生きようと思った。二人は未来を語り合いながら、雪の降り出した深夜の町を歩きつづけた。と、例の橋の近くまで来たとき、そこに一人の男の姿があった。ナタリアは突然駈け出した。マリオはそれを静かに見送っていた。

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