掠奪と虐殺、血なまぐさい闘争に明けくれる女戦士アマゾネス部族は、部族を維持するために近隣の村々を襲撃しては男たちを凌辱し、子どもは強い女の子だけを生き残らせていた。そのアマゾネスの掟の中でも最も残酷なものは、男を愛してはならないというものだった。ある日、盗賊ジノ(R・ウィドマーク)と恋に落ちたヘロニアは殺され、ジノは捕われの身となったが、見張りの女を投げとばして逃走。傷ついた身をヴェローニャ(L・テイト)という美しい娘に助けられた。数日後、アマゾネスがヴェローニャの村を襲撃し、多くの村人が殺された。ヴェローニャはその日から、闘う仲間を集めるために一人旅に出、山奥でジノと再会した。そしてカスピ海岸沿いに伝わるカスピアン空手を修得した部下と共に、彼女の味方になることを誓う。彼らは屈強な空手術を村の男たちに授け、アマゾネス部族を襲撃、見事に復讐を果たし終えた。