ムッソリーニ暗殺事件が未遂に終った1936年から20数年後の60年代を舞台に、父の死の謎をさぐるためにある町を訪れた若者が、そこで意外な事実を知るまでを描く。製作はジョヴァンニ・ベルトルッチ、監督は「ラストタンゴ・イン・パリ」のベルナルド・ベルトルッチ。ホルヘ・ルイス・ボルヘスの原作「裏切りと英雄のテーマ」を基にベルトルッチとマリル・パロリーニとエドゥアルド・デ・グレゴリオが脚色。撮影はヴィットリオ・ストラーロとフランコ・ディ・ジャコモ。ジュゼッペ・ヴェルディ、シェーンベルク、ミーナの曲をジョルジョ・ペローニが録音。編集はロベルト・ペルピニャーニ、美術はマリア・パオラ・マイノが各々担当。出演はジュリオ・ブロージ、アリダ・ヴァリ、ティノ・スコッティ、ピッポ・カンパニーニ、フランコ・ジョヴァネッリ、アレン・ミジェットなど。2018年7月21日よりデジタル・リマスター版が公開(配給:コピアポア・フィルム)。