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オスロ国際空港 ダブル・ハイジャック

  • おすろこくさいくうこうだぶるはいじゃっく
  • The Terrorists
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  • 平均評点

    61.8点(65人)

  • 観たひと

    103

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    12

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 イギリス
製作年 1974
公開年月日 1976/6/19
上映時間 0分
製作会社 20世紀フォックス
配給 20世紀フォックス
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

解説

オスロ空港を舞台に、ハイジャックと対決する保安部長の活躍を描く。製作はピーター・ローリー、監督は「イワン・デニーソヴィチの一日」のキャスパー・リード、脚本はポール・ホイーラー、撮影はスヴェン・ニクヴィスト、音楽はジェリー・ゴールドスミス、編集はセルマ・コネルが各々担当。出演はショーン・コネリー、イアン・マクシェーン、ノーマン・ブリストー、ジョン・コーディング、イザベル・ディーン、ロバート・ハリス、ウィリアム・フォックスなど。

あらすじ

ノルウェーの首都オスロ。シェパード(ジョン・クェンティン)の指揮する過激アナーキストの一味が、イギリス大使館邸を乗っとり、パーマー大使(ロバート・ハリス)と二人の家政婦を人質にし、ロンドンの刑務所に収容されている過激派一味の引渡しを要求してから既に四八時間が経過した。これらの過激派一味は、数々のビル無差別爆破により多くの人を殺傷した罪に問われていた。オスロ保安庁の保安部長ニルス・タールビク(ショーン・コネリー)は、イギリス大使館付武官フランク・バーンズ大尉同道でイギリス大使館を訪れ、過激派グループと交渉することになった。過激派一味は覆面し、大使と二人の家政婦は応接室の椅子に縛りつけられていた。彼らの要求は、まずロンドンで釈放した同志を飛行機でオスロ空港に運ぶこと、テロリスト一味をオスロから脱出させる飛行機を用意することで、この条件が受け入れられなければ三人を殺すといった。やがてバーンズ大尉は、シェパードにイギリス側が要求を受け入れたことを伝えた。ロンドン刑務所から釈放されたテロリストたちを乗せた飛行機は既にアムステルダムに向け飛び立ったが、シェパードは釈放されたテロリストたちの安全が確認されるまでは大使館から出ないと主張した。タールビクとバーンズ大尉が大使館を出ると、バーンズ大尉はタールビクにイギリスの保安庁が、シェパードたちが飛行機からパラシュートで降下する場所を知っていると語った。間もなく旅客機がオスロ空港に到着した。デンバー機長(ノーマン・ブリストー)が操縦するその飛行機を三人組のガンマンが現われ、乗っとった。その中の一人、ペトリ(イアン・マクシェーン)は管制塔を通じてイギリス大使館と電話連絡させろと強要した。ペトリは大使館にたてこもるシェパードに、落下傘降下地点が警察側に知られていると、さらに旅客機乗っ取りに成功したことを伝え、新事態に直面して狼狽したノルウェー政府は、タールビクにテロリストに協力して彼らの要求通りに出発させるよう命令した。病弱の夫の身を気づかう大使夫人(イザベル・ディーン)も、穏便に事態を収拾してほしいと訴えた。だが、流血の惨事を引き起こさないでテロリスト一味をあくまで逮捕しようとするタールビクの決心は固かった。かくて、パーマー大使を人質として脱出しようとするテロリストとタールビクの間に虚々実々の戦いが展開していった。やがてシェパードは、飛行機に乗り込み、大使の他にもう一人の人質、バーンズ大尉を要求したが、これはイギリスの陰謀であることに気づいたタールビクは自ら機内に乗り込んだ。いち速くタールビクに気づいたペトリは発砲、しかし逆にシェパードと共にタールビクに射殺されてしまう。

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1976年7月下旬号

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