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エデンの東(1955)

  • えでんのひがし
  • East of Eden
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  • 平均評点

    76.9点(406人)

  • 観たひと

    643

  • 観たいひと

    48

  • レビューの数

    69

基本情報

ジャンル ドラマ / 戦争
製作国 アメリカ
製作年 1955
公開年月日 1955/10/14
上映時間 115分
製作会社 WB映画
配給 ワーナー・ブラザース日本支社
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

旧約聖書に取材したジョン・スタインベックの長篇小説の映画化で、第一次世界大戦参戦前後のアメリカ、北加州の農村を舞台に展開される青春ドラマ。シネマスコープ色彩版1955年作品で、「波止場」に次いでエリア・カザンが監督に当たっている。脚色は「ジェニーの肖像」「帰郷(1948)」のポール・オスボーン、撮影は「勇魂よ永遠に」のテッド・マッコード、音楽はレナード・ローゼンマンの担当。主演はカザン発掘の新人ジェームズ・ディーン、舞台俳優のジュリー・ハリス、リチャード・ダヴァロスの3人で、レイモンド・マッシー「愛欲の十字路」、バール・アイヴス「シエラ」、ジョー・ヴァン・フリート、アルバート・デッカーらが助演する。

あらすじ

1917年、カリフォルニア州の小都市サリナス。農場を経営するアダム・トラスク(レイモンド・マッシー)には、双児の息子があった。兄のアーロン(リチャード・ダヴァロス)は真面目な青年で、アブラ(ジュリー・ハリス)という美しい娘と恋仲。弟のキャル(ジェームズ・ディーン)は兄とちがって何かかたくななところがあり、家族から嫌われていた。父からは母親は死んだと聞かされていたが、キャルは近くのモンタリー郊外で酒場を経営しているケートが、実の母にちがいないと思っていた。そして自分は水商売のふしだらな母の血をついでいるから不良なのだと信じこんでいた。アダムは母の生きていることをキャルに告白したが、彼は去った妻がいまどこにいるのか知らなかった。アダムは、野菜を冷凍して東部へ送り込む新しい計画に夢中になっていた。ある夜、キャルはケートの酒場に忍び込み、彼女を「お母さん」と呼んだが忽ち用心棒に叩き出されてしまった。しかし保安官のサムからケートは実の母であることを聞かされた。彼女がアダムを見捨てたあと、アダムはすっかり気力がなくなってしまった経緯も知った。キャルは野菜冷凍の仕事を一生懸命てつだって父の愛を得ようと決心した。アダムは財産の大部分をかけて冷凍野菜の貨車を東部へ送りこんだ。しかし貨車が途中なだれで立ち往生したため、氷がとけ計画は失敗に終わった。その頃、ヨーロッパの戦火はますます激しく、アメリカの参戦は必至となった。キャルは父の損失を償おうと、豆の値上がりに目をつけ、ウィルという男と組んで豆の買い占めを策した。資金に5千ドル要ると聞いて、キャルはケートに頼みこんで融資してもらった。遂にアメリカは参戦した。キャルは豆が着々と値上がりするので喜んだが、平和主義者のアーロンは、はっきり戦争反対を主張した。アブラは看護婦になって働き、アーロンとの恋は変わりなくつづいていたが、一夜、遊園地でキャルに会い、ふと唇をかわしてからというもの、キャルに惹かれる気持ちを押しとどめることができなかった。優しいが何か強さの足りぬアーロンに比して、キャルのたくましい行動力は、アブラにとって頼もしく思われた。キャルは父の誕生日に、豆で儲けた金をそっくりプレゼントした。アーロンは父への贈りものとしてアブラとの婚約を報告した。父はその婚約をとても喜んだが、キャルの贈りものは受けとろうともしなかった。それどころか戦争で暴利を得るとは怪しからぬと、激しく叱りつけた。絶望したキャルを優しくなぐさめたのはアブラだった。アーロンまでが罵しるのを聞いて、キャルは憤満を爆発させた。彼はアーロンをケートの酒場へつれて行き、母親の秘密を暴露した。アーロンはひどいショックをうけて人が変わったようになり、酔いしれて、そのまま軍隊に志願して列車にのりこんだ。停車場へかけつけたアダムは、信頼していた息子の変わりはてた姿を見て、驚きのあまり卒倒し、半身不随になって明日を知れぬ命となった。アブラは病床のアダムに、キャルを許すよう哀願した。アダムはそれを聞き入れ、苦しい息の下からキャルに看病をたのんだ。キャルはやはり父が自分を愛していたと知って、ようやく絶望から救われた。

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