ジプシーの男、パスコー(ショーン・コネリー)は英国陸軍に入隊した。彼はそこでロンドン児ポープ(アルフレッド・リンチ)と意気投合し、2人は軍務そっちのけで金もうけ作戦に熱を入れた。最初は肉屋にコネをつけ、軍の肉を横流ししたが、ポープが肉屋の娘に追いかけられ、2人は仕方なく前線に志願した。前線で2人は仮病をつかって入院し、アメリカ空軍基地に配属された時はコックになりすましたりした。そこでパスコーは美人の部隊長誘惑に成功したが、ニセのコックの方はバレてしまった。次に2人が現われたのは、アメリカ陸軍基地の酒場だった。彼らはそこの主人を口説きおとし、美人酒場に改装した。商売は大繁盛だったが、上官に酒場を横取りされたうえ、最前線に追っぱらわれた。2人はドイツ軍との激戦に巻き込まれ、仕方なしに戦ったが、なんと敵を全滅させてしまった。2人は勲章を贈られ、勇士として故郷にかえった。数カ月後、ポープの前に現われたパスコーは赤ん坊を抱き肉屋の娘を伴っていた。