ケイコ 目を澄ませて

けいこめをすませて|----|----

ケイコ 目を澄ませて

レビューの数

145

平均評点

78.4(638人)

観たひと

850

観たいひと

41

(C)2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル 青春 / ヒューマン / ドラマ
製作国 日本
製作年 2022
公開年月日 2022/12/16
上映時間 99分
製作会社 「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会(メ~テレ=朝日新聞社=ハピネットファントム・スタジオ=ザフール)(制作プロダクション:ザフール)
配給 ハピネットファントム・スタジオ
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66)
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督三宅唱 
脚本三宅唱 
酒井雅秋 
原案小笠原恵子
(「負けないで!」(創出版))
エグゼクティブプロデューサー松岡雄浩 
飯田雅裕 
栗原忠慶 
企画・プロデュース長谷川晴彦 
製作狩野隆也 
五老剛 
小西啓介 
古賀俊輔 
チーフプロデューサー福嶋更一郎 
プロデューサー加藤優 
神保友香 
杉本雄介 
城内政芳 
撮影月永雄太 
美術井上心平 
装飾渡辺大智 
録音川井崇満 
音響効果大塚智子 
照明藤井勇 
編集大川景子 
衣裳篠塚奈美 
ヘアメイク望月志穂美 
遠山直美 
制作担当大川哲史 
助監督松尾崇 
ボクシング指導松浦慎一郎 
手話指導堀康子 
南瑠霞 
手話監修越智大輔 
French CoproducerMasa Sawada 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演岸井ゆきの 小河ケイコ
三浦誠己 林誠
松浦慎一郎 松本進太郎
佐藤緋美 小河聖司
中原ナナ 
足立智充 
清水優 
丈太郎 
安光隆太郎 
渡辺真起子 五島ジム・オーナー
中村優子 医師
中島ひろ子 小河喜代実
仙道敦子 会長の妻
三浦友和 会長

場面 ▼ もっと見る▲ 閉じる

予告編 ▲ 閉じる▼ もっと見る

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

聴覚障害と向き合いながら実際にプロボクサーとしてリングに立った小笠原恵子さんをモデルに、彼女の生き方に着想を得て生まれたケイコを、「きみの鳥はうたえる」の三宅唱監督が16mmフィルムに焼き付けた青春物語。ゴングの音もセコンドの指示もレフリーの声も聞こえないなか、じっと<目を澄ませて>闘うケイコを、才能にあふれた主人公としてではなく、不安や迷い、喜びや恐怖など様々な感情の間で揺れ動き、それでも拳を突き出す一人の女性として描く。ケイコを演じた岸井ゆきのは、厳しいトレーニングを重ねて撮影に臨み、新境地を切り開いた。ケイコの実直さを認めて見守るジムの会長に三浦友和。その他、三浦誠己、松浦慎一郎、佐藤緋美、中島ひろ子、仙道敦子など実力派俳優が脇を固める。第72回ベルリン国際映画祭正式出品作品。2022年第96回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位、主演女優賞(岸井ゆきの)、助演男優賞(三浦友和)、読者選出日本映画監督賞(三宅唱)受賞。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

嘘がつけず愛想笑いが苦手なケイコは、生まれつきの聴覚障害で、両耳とも聞こえない。再開発が進む下町の一角にある小さなボクシングジムで日々鍛錬を重ねる彼女は、プロボクサーとしてリングに立ち続ける。母からは「いつまで続けるつもりなの?」と心配され、言葉にできない想いが心の中に溜まっていく。「一度、お休みしたいです」と書き留めた会長宛ての手紙を出せずにいたある日、ジムが閉鎖されることを知り、ケイコの心が動き出す。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2023年10月号

MOVIE at HOME:「ケイコ 目を澄ませて」

2023年3月下旬映画業界決算特別号

読者の映画評:「ケイコ 目を澄ませて」関論/「ディア・ハンター」久保坂涼/「シャドウプレイ」吉田伴内

2023年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号

日本映画ベスト・テン:

2023年1月上・下旬合併号

REVIEW 日本映画&外国映画:「ケイコ 目を澄ませて」

2022年12月下旬号

「ケイコ 目を澄ませて」:インタビュー 三宅唱[監督]

「ケイコ 目を澄ませて」:作品評

「ケイコ 目を澄ませて」:エッセイ

UPCOMING 新作紹介:「ケイコ 目を澄ませて」

2024/03/04

2024/03/04

76点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/購入/テレビ 


聞こえないとわからないもの 聞こえなくてもわかるもの

ボクシングの練習には熱心だけど、他人との交わりは必要最小限でいいと思っている主人公。
そんな主人公が、ボクシングを通じて、ジムの会長との交流を交えて、少しずつ変化していく。

彼女の心の変化は、彼女自身の背中を押しているようにも見えた。

今度手話教室にでも通おうかな。

2024/02/27

2024/02/27

35点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/タブレット 


たんたんと

ドキュメンタリータッチでつまらない。ラスト近く対戦相手と出会いあいさつするとこは良かった。

2024/02/24

2024/02/25

65点

選択しない 


ボクシング映画好きだけど

これがキネマベストワンかぁ。良さが分らん私は未熟もの。

2024/02/18

2024/02/18

60点

選択しない 


これも青春

 聴覚障がいのある女性プロボクサーが、ボクサーを続けることに迷いながらも真摯にボクシングに打ち込む姿を描く。
 トレーナーとの息の合った練習は見応えがある。ただ、川の流れのような自然な展開に起伏があってドラマが生まれるとすれば、あえてそれを求めていない。起承転結の流れがない。そういう流れのない作り方をするというならそれはそれでいいのだが、たとえばロードワーク途中での健康がすぐれない会長との交流を描いたり、友人たちとのカフェでの語らいを主人公の一面を見せる説明的なエピソードとして挿入していて、ドラマしているじゃないかと、思ったりもする。
 主人公の考え方とか生き方がはっきりしていれば説得力も生まれるだろうが、火花の散るような激しいスポーツをしていながら迷いの中に深く沈潜していくばかりで、「わたしはケイコだ」という主張はない。
 それが青春というものだと言われれば、それはそうだろう。誰にとっても青春は輝かしいものではない。むしろ迷いの中でもがいている姿こそ若者の姿だろう。そんなケイコの青春ドラマなのだろうが。
 ラストに、第3戦で勝った相手が唐突に現れて挨拶して去っていく、小さな取ってつけたようなシーンを入れて、なんだか吹っ切れたように走り出すケイコは寂しいじゃないか。

2024/02/12

75点

その他 


うーん?

淡々と描かれた耳の障害の女性ボクサーの日々。大きなドラマも起こりえず俯瞰で描かれた作品。エンターテイメントではないある意味日本映画らしい作品ではある。

2024/02/09

82点

映画館 


良い

役者が良い