バックドラフト

ばっくどらふと|Backdraft|Backdraft

バックドラフト

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レビューの数

63

平均評点

74.8(700人)

観たひと

1218

観たいひと

58

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アクション / サスペンス・ミステリー / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1991
公開年月日 1991/7/6
上映時間 137分
製作会社 トリロジー・エンターテインメント・グループ=ブライアン・グレイザー・プロ作品
配給 UIP
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビー

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

消防士兄弟の葛藤と日夜火災と戦い続ける男たちの群像を描いた大作ドラマ。放火犯探しというサスペンス・ドラマがサブ・プロットになっている。監督に「バックマン家の人々」のロン・ハワード。製作はリチャード・ルイス、ペン・デンシャム、ジョン・ワトソン。エグゼクティブ・プロデューサーはブライアン・グレイザーと「砂の惑星」のラファエラ・デ・ラウレンティス、脚本は「ハイランダー 悪の戦士」のグレゴリー・ワイデン。撮影は「オールウェイズ」のミカエル・サロモン、音楽は「パシフィック・ハイツ」など近年売れっ子のハンス・ジマー。特殊効果及びハイロテクニック(爆発と発火効果)はアレン・ホールが担当。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

幼い頃、消化作業中に父(カート・ラッセル)の死を目の当たりにしたブライアン・マキャーフィー(ウィリアム・ボールドウィン)は職を転々とした末に、故郷のシカゴに新米消防士として戻って来た。彼が友人のティム(ジェーソン・ゲドリック)と共に配属された17小隊には兄のスティーブン(カート・ラッセル2役)や父の部下だったアドコックス(スコット・グレン)らがいた。着任早々、火災現場に向かったブライアンは、そこでスティーブンの英雄的な活躍を目にする。スティーブンのこうした勇敢な行動は、父の死の現場にいなかったという悔恨の念から来ていた。しかし、現場に駆けつけた火炎調査官のリムゲール(ロバート・デ・ニーロ)はこの1件を放火だと断言した。翌日、兄の家を訪ねると兄嫁のヘレン(レベッカ・デモーネイ)と幼い息子がいたが、二人は離婚していた。消防隊に入って幾日か経った頃、ブライアンは兄に負けじと訓練に励むようになる。そんな時、パーティーで昔の恋人ジェニファー(ジェニファー・ジェイソン・リー)から、彼女が秘書をしている市議会議員のスウェイザク(J・T・ウォルシュ)を紹介される。その場でブライアンは騒ぎを起こした。彼は有能だったが、あまりの無謀さゆえに司令補より上に出世することができないでいた。現場で炎を前に尻込みをするブライアン。弟を叱咤してスティーブンは踏み込んでいって少年を救い出す。ブライアンは自信をなくし、スウェイザフの言う通りリムゲイルの助手となる。彼は連続放火犯を追っていた。彼の話によると犯人は炎を熟知しており、バックドラフトを起こさせて、特定の人物を爆死させるだけで、火事を起こさせないようにしているという。ジェニファーとよりを戻したブライアンは死んだ3人が消防署跡地開発の利権を得ており、犯人の情報を得るためにスウェイザクが彼をリムゲイルのもとに送り込んだことを知った。スウェイザクが次に狙われ、助けようとしたリムゲイルは重傷を負う。ブライアンは放火常習者のサイコ、ロナルド(ドナハド・サザーランド)の助言を得た。そんな時、ティムが巻き添えをくって爆死した。ブライアンは兄を犯人と疑い火災現場で対決しようとするが、犯人はアドコックスだった。しかし、その瞬間爆発が起こり、スティーブンはアドコックスを助けようとするが、二人とも死亡。逃れたブライアンは父と兄の志を継いで消防士として生涯を捧げることを誓うのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1992年3月上旬号

外国映画紹介:バックドラフト

1991年8月下旬号

外国映画批評:バックドラフト

1991年7月下旬号

グラビア《Coming Attractions》(新作紹介):バックドラフト

特集 バックドラフト:作品論

特集 バックドラフト:ロン・ハワード インタビュー

特集 バックドラフト:カート・ラッセル

特集 バックドラフト:ウィリアム・ボールドウィン

2023/07/22

2023/07/22

70点

映画館/神奈川県/TOHOシネマズららぽーと横浜 


フロリダのユニバーサル・スタジオにありました。昔

まあ、あの時代のアメリカ映画って感じ。
いろんな要素盛り込んで、兄弟の葛藤、チーム内の葛藤、謎解きミステリー、お馬鹿なSEX。

で、結局かっこよく終わらせる。

でも、1991年の映画。平成なんだ〜。
もっと古いと思ってた。

当時はなんかかっこいい映画と思った記憶があるんだが、テレビで観たんだろうな。

僕でも、あれとあれとあれをカットしたら良くなるなぁとか思うしね。

2023/07/16

2023/07/17

95点

映画館/東京都/立川 CINEMA CITY/TWO 
字幕


ここまで覚えてる作品はかつてなかった

多分、封切り当初に観て以来のはずだが、次の展開やストーリーをほぼ覚えていた。このようなことは、私にとってとても珍しく、作品が印象的でとても好ましかったからだと思われる。それはそうと、やはりとっても面白かった。朝十時の映画祭出かけてくれて、友人が誘ってくれて本当に良かった。

2023/07/16

2023/07/17

-点

映画館/東京都/立川 CINEMA CITY/TWO 
字幕


面白いことの保証書の付いた作品

90年代の映画は本当に勢いがあって実に見応えがある。監督ロン・ハワードの映画スタイルの先駆け的作品。後に『アポロ13』、『ビューティフル・マインド』、『シンデレラマン』、『ダヴィンチコード』とその名が付くと作品が面白いことの保証書となっていく。

日夜、自分の命を張って火災現場で消火と人命救助に当たる消防士たち。彼らは分署ごとに分かれそれぞれチームで消防にあたる。父親が殉職した息子兄弟が主人公。父の死を巡りお互い生き方が異なり反目し合う。
彼らのいるシカゴ市の消防署は今まさに合理化の危機に晒されている。人員が減れば現場応援もままならずさらなる殉職者を出しかねない。そんな矢先、市内で連続放火事件が発生する。

この合理化問題と放火事件を絡めたストーリーが、見る側をぐいぐいと物語に引き込んでいく。それをさらにハンス・ジマーのあの有名になった重厚な音楽と当時最新のVFXで作られたリアルな火災シーンが引き立てる。面白いという保証書の中身はそんな風に構成されている。

ただ今一度見直すとやっぱりカート・ラッセル、ウィリアム・ボールドウィン兄弟の描き方にはどこか青臭さがあり、反面、ロバート・デ・ニーロ、スコット・グレン、ドナルド・サザーランドといった脇を固める大ベテラン俳優の登場シーンでどこか安心感を覚えるのは自分だけだろうか?
さらに言えばこれまで主役を張ってきたデ・ニーロが脇に回っても存在感を示す、これも先駆け的作品ではないか?

2023/07/12

2023/07/12

-点

映画館/東京都/TOHOシネマズ日本橋 
字幕

『バックドラフト』。「料理の鉄人」の元ネタ、ハンス・ジマーの名曲をしっかり堪能。プロローグでの音楽を聴いているだけで泣けてくる。この時代から自動車のワイヤレスドアロックがある。皆、煙草をプカプカ。8トラステレオ。ブライアン(ウィリアム・ボールドウィン)、新人に防火服の着方を指導。

2023/07/11

2023/07/12

90点

映画館/東京都/TOHOシネマズ日本橋 
字幕

この作品はもう、好きで好きでしかたない。若い頃、仕事にかまけて劇場公開を見逃してしまいレンタルやテレビ放映で見るしかなかった。それがオープニング、勇敢なファイヤーファイターたちを讃えるかのような、いつもの重厚な音楽が始まる。いやいや…自分は『料理の鉄人』を観にきたのではない。これはバックドラフトだ、と期待が高まる。

何度も観ているので流れはわかっている。今回は見直しと再確認、再感動に徹底したい。

百戦錬磨だった消防士を退き、<火が読める、火の気持ちがわかる>からこそできる調査官の仕事についたリムゲイル=デ・ニーロのカッコいいことといったらない。レイジング・ブルのように鍛え上げた体。けれど…今作がデ・ニーロの一番ではないことが少し惜しい。スコット・グレンはこの作品で覚えた。そして…弟ブライアン思いの隊長スティーヴン役のカート・ラッセル。文句なしの今作はラッセルの一番といっていいだろう。

瀕死のスティーブンをのせた救急車の中 『俺はお前のなんだ』『兄さんだ』 このやり取りは彼らの人生の中で何度も繰り返されたことだろう。成長した弟を見届け混濁するスティーブンにブライアンが語りかける “I need you” ダメだ…涙腺崩壊。ただ面白いことに、字幕ではこのセリフ、訳されていなかった。面白い発見。

マカフィー兄弟の父親役を誰が演じていたのか気になっていたが…あぁ、そうですか💦 今更ながら気付いたのであった。それにしてもカート・ラッセルのなんと格好良いこと。ゴールディ・ホーンが惚れたのもわかる気がする…。

2021/04/13

2021/04/13

68点

選択しない 


なんだかなぁ

なんだかなぁ。火災と消防士を扱ういうのは新しいけれど、お決まりなドラマ進行とチャチな演出には困りました。炎の表現は迫力あり。映画館向けの映画なんでしょう。デ・ニーロとドナルド・サザーランドはどうしてこの映画のオファー受けたのかなぁ。