愛、アムール

あいあむーる|AMOUR|LOVE

愛、アムール

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レビューの数

136

平均評点

75.9(634人)

観たひと

954

観たいひと

158

(C) 2012 Les Films du Losange - X Filme Creative Pool - Wega Film - France 3 Cinema - Ard Degeto - Bayerisher Rundfunk - Westdeutscher Rundfunk
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基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 フランス= ドイツ=オーストリア
製作年 2012
公開年月日 2013/3/9
上映時間 127分
製作会社 Wega Film= Les Films du Losange= X-Filme Creative Pool
配給 ロングライド
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 不明
メディアタイプ 不明
音声 ドルビーSRD

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「白いリボン」に続き、2作連続でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したミヒャエル・ハネケ監督作。病によって体が不自由になった妻を、夫が献身的に支える夫婦の静かな老境、その愛の行く末を描く。出演は「Z」のジャン=ルイ・トランティニャン、「二十四時間の情事」のエマニュエル・リヴァ、「ピアニスト」のイザベル・ユペール。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

パリ都心部の風格あるアパルトマンに暮らすジョルジュ(ジャン=ルイ・トランティニャン)とアンヌ(エマニュエル・リヴァ)は、ともに音楽家の老夫婦。その日、ふたりはアンヌの愛弟子のピアニスト、アレクサンドル(アレクサンドル・タロー)の演奏会へ赴き、満ちたりた一夜を過ごす。翌日、いつものように朝食を摂っている最中、アンヌに小さな異変が起こる。突然、人形のように動きを止めた彼女の症状は、病による発作であることが判明、手術も失敗に終わり、アンヌは不自由な暮らしを余儀なくされる。医者嫌いの彼女の切なる願いを聞き入れ、ジョルジュは車椅子生活となった妻とともに暮らすことを決意。穏やかな時間が過ぎる中、誇りを失わず、アンヌはこれまで通りの暮らし方を毅然と貫き、ジョルジュもそれを支えていく。離れて暮らす一人娘のエヴァ(イザベル・ユペール)も、階下に住む管理人夫妻もそんな彼らの在り方を尊重し、敬意をもって見守っていた。だが思い通りにならない体に苦悩し、ときに「もう終わりにしたい」と漏らすアンヌ。そんなある日、ジョルジュにアルバムを持ってこさせたアンヌは、過ぎた日々を愛おしむようにページをめくり、一葉一葉の写真に見入るのだった。アンヌの病状は確実に悪化し、心身は徐々に常の状態から遠ざかっていく。母の変化に動揺を深めるエヴァであったが、ジョルジュは献身的に世話を続ける。しかし、看護師に加えて雇ったヘルパーに心ない仕打ちを受けた二人は、次第に家族からも世の中からも孤立していき、やがてジョルジュとアンヌは二人きりになってしまう。終末の翳りが忍び寄る部屋で、ジョルジュはうつろな意識のアンヌに向かって、懐かしい日々の思い出を語り出すのだった……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2013年4月上旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「愛、アムール」

2013年3月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「愛、アムール」

UPCOMING 新作紹介:「愛、アムール」

「愛、アムール」:作品評

「愛、アムール」:インタビュー ジャン=ルイ・トランティニャン×エマニュエル・リヴァ

2013年2月上旬号

読む、映画:「愛、アムール」

2019/06/02

2019/06/02

72点

レンタル 
字幕


悲しい

辛気臭い映画
愛? たぶん日本人と西洋人は
このような場合少し対応が違うと思う

2013/03/14

2019/04/10

75点

映画館 
字幕


リアリスティック

ネタバレ

金銭的な余裕もなければ、人との繋がりもなく、孤独死や餓死に至る人々が多々いる日本の深刻な現状を考えると、金銭的な余裕もあり、人との繋がりもあり、妻の要望を聞き入れた上でやれることを精一杯やりきった主人公二人の晩年は、恵まれているとは言わないまでも、まだマシなようにも感じたのだが。もちろんのこと、どんな条件下であれ、老老介護がたやすいことだと毛頭も思ってはないけれど。

老夫婦の「愛」と「献身」と「苦渋」に満ちた日常を丹念に積み重ね、経過描写を省いた大胆なシークエンス展開で、画面に静謐な緊迫感を醸し出すM・ハネケ。そのリアリスティックにして大胆な語り口に惹かれる。

また、観る者に深い余韻を残す秀逸のラストショットをはじめ、昔日のダンディな佇まいを偲ばせるJ・L・トランティニャンの憂いを帯びた存在感や、老いて尚洗練された美しさが際立つE・リヴァの裸体をさらしての迫真の演技が心に残る。

ちなみに、アンヌが食事中に見るアルバムのなかに、若かりしトランティニャンがR・シャイダーと話し込んでいる写真がチラリと映っていたはずだけど、機会があれば再観賞して確認したいと思っている。

2019/03/13

2019/03/14

80点

選択しない 


ああなったらああするしかない、と納得してもらうための2時間。ほんと、他にどうすりゃいいってんだよな。これも一つの愛の形だもんな。

2019/02/07

2019/02/07

80点

レンタル/東京都/TSUTAYA/代官山 蔦屋書店/DVD 


ハネケ作品のなかではリアリズムが前面に出た重苦しい作品。
老老介護の現実を1組の夫婦でもって描いた、かなり現実的な作品で、見やすい。

パルムドールも納得のストイックな出来だとは思うが、個人的には初期のハネケ作品の方が圧倒的に好きだし、見やす過ぎて物足りなさを感じたのも事実。

しかしながら、肝心なシーンを急に持ってくるあたりがいかにもハネケらしく、重厚かつ生々しいシーンに仕上がっている。

2019/01/30

82点

レンタル 
字幕


これも愛の形

ミヒャエル・ハネケはこの作品であまり饒舌には語らず、淡々と穏やかに、しかし厳しい現実を突きつけてくる。音楽家である老夫婦の身に突如降りかかる病との闘い。妻アンヌは自分が病にかかり、自分の思い通りに体が動かないことを受け入れられないが、それでも毅然とした態度で生きていく。そして彼女を献身的に支える夫ジョルジュ。しかし病は進行し、ほとんど身動きも取れず、喋ることすらままならないアンヌはやがて人生を終わらせたいと思うようになる。それでも献身的に支えようとするジョルジュも時に苛立ち、次第に娘や看護師とも疎遠になり、孤独に陥っていく。最後まであまり抑揚がなく淡々と話が進んでいくが、台詞がない間の部分で登場人物の心理状態を表現する場面や、ジョルジュが移動する時の動きのゆったりさで、彼も妻と同じく年老いた人間であるということを何度も認識させられる演出が秀逸だと思った。終盤の部屋に鳩が入ってきて、それをジョルジュが捕まえようとするが、何度も失敗するシーンは印象に残ったけれど、あれは半分アドリブなんだろうか。なかなか実感を持って観ることが出来なかったが、最後の演出でやられたと思った。しかし、『ハッピーエンド』もそうだけど、愛というタイトルをこの映画につける奥深さはすごいなあ。

2018/09/26

2018/09/26

38点

レンタル/兵庫県/TSUTAYA/TSUTAYA 三木店/DVD 
字幕


セックスレス

音が消えていくにつれ、激しくなる息遣いを背負う。
これを愛と呼ぶならば、私にはまだ必要ない。