愛、アムール

あいあむーる|AMOUR|LOVE

愛、アムール

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レビューの数

128

平均評点

75.9(610人)

観たひと

920

観たいひと

155

(C) 2012 Les Films du Losange - X Filme Creative Pool - Wega Film - France 3 Cinema - Ard Degeto - Bayerisher Rundfunk - Westdeutscher Rundfunk
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基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 フランス= ドイツ=オーストリア
製作年 2012
公開年月日 2013/3/9
上映時間 127分
製作会社 Wega Film= Les Films du Losange= X-Filme Creative Pool
配給 ロングライド
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 不明
メディアタイプ 不明
音声 ドルビーSRD

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「白いリボン」に続き、2作連続でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したミヒャエル・ハネケ監督作。病によって体が不自由になった妻を、夫が献身的に支える夫婦の静かな老境、その愛の行く末を描く。出演は「Z」のジャン=ルイ・トランティニャン、「二十四時間の情事」のエマニュエル・リヴァ、「ピアニスト」のイザベル・ユペール。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

パリ都心部の風格あるアパルトマンに暮らすジョルジュ(ジャン=ルイ・トランティニャン)とアンヌ(エマニュエル・リヴァ)は、ともに音楽家の老夫婦。その日、ふたりはアンヌの愛弟子のピアニスト、アレクサンドル(アレクサンドル・タロー)の演奏会へ赴き、満ちたりた一夜を過ごす。翌日、いつものように朝食を摂っている最中、アンヌに小さな異変が起こる。突然、人形のように動きを止めた彼女の症状は、病による発作であることが判明、手術も失敗に終わり、アンヌは不自由な暮らしを余儀なくされる。医者嫌いの彼女の切なる願いを聞き入れ、ジョルジュは車椅子生活となった妻とともに暮らすことを決意。穏やかな時間が過ぎる中、誇りを失わず、アンヌはこれまで通りの暮らし方を毅然と貫き、ジョルジュもそれを支えていく。離れて暮らす一人娘のエヴァ(イザベル・ユペール)も、階下に住む管理人夫妻もそんな彼らの在り方を尊重し、敬意をもって見守っていた。だが思い通りにならない体に苦悩し、ときに「もう終わりにしたい」と漏らすアンヌ。そんなある日、ジョルジュにアルバムを持ってこさせたアンヌは、過ぎた日々を愛おしむようにページをめくり、一葉一葉の写真に見入るのだった。アンヌの病状は確実に悪化し、心身は徐々に常の状態から遠ざかっていく。母の変化に動揺を深めるエヴァであったが、ジョルジュは献身的に世話を続ける。しかし、看護師に加えて雇ったヘルパーに心ない仕打ちを受けた二人は、次第に家族からも世の中からも孤立していき、やがてジョルジュとアンヌは二人きりになってしまう。終末の翳りが忍び寄る部屋で、ジョルジュはうつろな意識のアンヌに向かって、懐かしい日々の思い出を語り出すのだった……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2013年4月上旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「愛、アムール」

2013年3月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「愛、アムール」

UPCOMING 新作紹介:「愛、アムール」

「愛、アムール」:作品評

「愛、アムール」:インタビュー ジャン=ルイ・トランティニャン×エマニュエル・リヴァ

2013年2月上旬号

読む、映画:「愛、アムール」

2018/02/25

2018/02/26

-点

映画館/愛知県/伏見ミリオン座 
字幕


女優さんの迫真の演技はすごかったけど、画面に出てるのがほとんど老夫婦で、しかもすごく静かなので、最後の方は睡魔との戦いで大変でした。

2018/02/17

85点

レンタル/兵庫県/ゲオ/ゲオ川西能勢口駅前店/DVD 


久しぶりに涙

ネタバレ

一人の人間が徐々に潰れていく様子を描いた作品には弱いんだなと再認識させられた。
現代でも高齢社会であり、介護疲れでの事件は多々あり日本でも無視できない状況にあるでしょう。
介護は大変だしその人に付きっ切りでいないと何が起こるか分からない、自分の時間も取れない。だからと言ってパートナーを...と思ってる人は一度は見て頂きたい作品。
人生を共に歩んでいた人が脳梗塞を患い、問いかけても同じ言葉をを繰り返すだけ。アンヌに水を飲ますシーンの言うことを聞いてくれず、思わず手を挙げる場面は顔を背けたくなる程辛かった。
アンヌの最後はまさかの窒息死させるというなんとも考えさせられるシーンで、これが夫の愛の形なのか、壊れていく妻を見兼ねて殺してしまったのか、はたまた介護疲れがでたのか。何故?と思わされるシーンで自分的には愛している妻の最後を見届けるまでが本当の愛ではないのかと思う。もしかすると自分の意見は綺麗事であって、リアルを追求するとこのような事になるのかも知れない。
後、どのくらい介護を続けていたのか分かるような描写が欲しかった。場面の切り替えがほとんど家の中だけで風景がなく、季節を知ることもあまり出来ずに終わってしまったからだ。もしかしたら自分の見落としかも知れないけども...

2013/06/09

2018/01/23

88点

映画館/群馬県/シネマテーク高崎 
字幕


アヴィニョンの橋の上で踊ろう

用意は良いかい!?
そうか、僕は食器を洗ってなかったね。
全て片付けて…さぁ行こう。

僕ら二人とも年を重ねたからねぇ
軽やかなステップなんて踏めないだろうけど、きっと僕らなりの素敵なダンスが踊れるよ。

かくも長い人生。
その人生の半分以上を二人で共に歩いたね。
いろんな事があった。
ケンカもしたけど、楽しい事、嬉しい事たくさんあったね。
今思い出そうとしても中々思い出せないけど、その時の気持ちだけは今も心に残ってる。
それはキミも同じだよね。
そんなキミが今、僕の傍から消えようとしている。
キミはここにいるけど、キミがキミでなくなろうとしている。

ずっと傍にいたキミ。
そのキミが、キミの意思が体から離れようとしている。
キミがいなくなる。

それは僕には耐えられない。
衝動的に体が動いてしまった。
『苦しかったかい!?』
もしそうなら抗議はそっちで聴くよ。
その前に、アヴィニョンの橋の上で踊ろう。
かくも長い人生。
共に過ごしてきた時間が喪われる前に…


悲しい作品。それ以上に愛に溢れた作品。
一言で『愛』と言い切ってしまうことすら、言葉が足りないと思えるような…
老々介護を淡々と描いていく中で…
元気で、会話も楽しめた妻の状態が日々悪くなっていく現実と
懸命に支える夫の肉体的精神的に溜まっていく疲労。
隣で寝ていたはずのベッドがいつしか別の部屋に移っていたことからもわかる。
それはあまりにも残酷で、痛々しい日常。
でもそこから逃げ出すのではなく、日常の行為がほんの少し変化しただけと
言い聞かせて折れそうになる心を支え続けていたんだろうけれど…

その姿を
その支え続ける思いを
『愛』と呼べばそれで良いのだろうけど、
それだけじゃない感情が、思いが、きっとたくさん込められていて…
それでも徐々に蝕まれていく、どうしようもない感情があって…


感情の行方を追いかけていくと、そこには静かな感動が待っている。
心に静かな波紋を広げていく作品でした。

2018/01/21

2018/01/21

-点

レンタル/千葉県 
字幕


内容をよく見ずに借りてしまった。気が付けば、ミヒャエル・ハネケ監督作品。一筋縄でいく筈がない。
老齢に達した音楽家同士の夫婦。慎ましやかではあるが落ち着いた生活を送っていたある日、妻の記憶・行動が突然途切れる事態が起こる。頸動脈に起因する疾病。手術をすれば快癒する筈であったが、うまくいかない可能性5%を引き当ててしまい、妻は右半身不随になってしまう。2度と入院はさせないと約束し、夫は甲斐甲斐しく面倒を見るが、次第に病状は悪化。心の壊れていく妻に、夫も疲弊していく。
愛する人が愛する人ではなくなっていく恐怖。見ていて本当に心が痛くなってくる。全身全霊を込めた介護に、答えが返ってくることもなく、無力感・無常観に苛まれ、苦しむ夫。最後は自らの手で妻の息の根を止めることを選択してしまう。殺人か、尊厳死か。答えはわかるはずもない。
人が長命になっていくに従い、この手の問題は増えていくのだろう。相変わらず、冷酷な目で問題を提起していく監督の手腕には頭が下がる。

2017/07/26

2017/07/26

85点

テレビ/有料放送/WOWOW 


老いてゆく夫婦の物語

自分も年を取って来て、それぞれの立場に身を置いた時に、どの様に振る舞うか、考えさせられる映画でした。
看護する立場になった時、そこまで献身的に出来るか。
看護される立場になった時に、もっと甘えてしまうのではないか。
色々と考えさせられる映画でした。

2016/04/19

2016/04/19

89点

選択しない 


心を取り戻せる

多様なジャンルの音楽、映画を観てるが音楽では主にピアノ曲などの落ち着ける音があるので心がざわつく時はそういうもので心を静めていたが、殊映画になると感動や躍動ばかりが目立ち心を落ち着けられるものとして選択することがなかったように思う。

白いリボンからハネケ監督の存在を知り今作も映画館でも鑑賞したが、いい作品だとは思ったが当時は浴びるほど映画を観ていたので心のどこかにしまってあった。

今回dvdを買い家でじっくり鑑賞すると淡々と、静かに、無闇な恐怖心にも煽られず必要以上に和ませることもなく終わっていく。

歳を重ねると心の深みと穏やかさを求めたくなる。

先ほど一度観たがすぐに再び再生している。バッハの音楽のように何度見ても飽きない、疲れない、そんな稀有な作品と再会できた気分である。