愛、アムール

あいあむーる|AMOUR|LOVE

愛、アムール

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レビューの数

132

平均評点

76.0(620人)

観たひと

931

観たいひと

155

(C) 2012 Les Films du Losange - X Filme Creative Pool - Wega Film - France 3 Cinema - Ard Degeto - Bayerisher Rundfunk - Westdeutscher Rundfunk
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基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 フランス= ドイツ=オーストリア
製作年 2012
公開年月日 2013/3/9
上映時間 127分
製作会社 Wega Film= Les Films du Losange= X-Filme Creative Pool
配給 ロングライド
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 不明
メディアタイプ 不明
音声 ドルビーSRD

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「白いリボン」に続き、2作連続でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したミヒャエル・ハネケ監督作。病によって体が不自由になった妻を、夫が献身的に支える夫婦の静かな老境、その愛の行く末を描く。出演は「Z」のジャン=ルイ・トランティニャン、「二十四時間の情事」のエマニュエル・リヴァ、「ピアニスト」のイザベル・ユペール。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

パリ都心部の風格あるアパルトマンに暮らすジョルジュ(ジャン=ルイ・トランティニャン)とアンヌ(エマニュエル・リヴァ)は、ともに音楽家の老夫婦。その日、ふたりはアンヌの愛弟子のピアニスト、アレクサンドル(アレクサンドル・タロー)の演奏会へ赴き、満ちたりた一夜を過ごす。翌日、いつものように朝食を摂っている最中、アンヌに小さな異変が起こる。突然、人形のように動きを止めた彼女の症状は、病による発作であることが判明、手術も失敗に終わり、アンヌは不自由な暮らしを余儀なくされる。医者嫌いの彼女の切なる願いを聞き入れ、ジョルジュは車椅子生活となった妻とともに暮らすことを決意。穏やかな時間が過ぎる中、誇りを失わず、アンヌはこれまで通りの暮らし方を毅然と貫き、ジョルジュもそれを支えていく。離れて暮らす一人娘のエヴァ(イザベル・ユペール)も、階下に住む管理人夫妻もそんな彼らの在り方を尊重し、敬意をもって見守っていた。だが思い通りにならない体に苦悩し、ときに「もう終わりにしたい」と漏らすアンヌ。そんなある日、ジョルジュにアルバムを持ってこさせたアンヌは、過ぎた日々を愛おしむようにページをめくり、一葉一葉の写真に見入るのだった。アンヌの病状は確実に悪化し、心身は徐々に常の状態から遠ざかっていく。母の変化に動揺を深めるエヴァであったが、ジョルジュは献身的に世話を続ける。しかし、看護師に加えて雇ったヘルパーに心ない仕打ちを受けた二人は、次第に家族からも世の中からも孤立していき、やがてジョルジュとアンヌは二人きりになってしまう。終末の翳りが忍び寄る部屋で、ジョルジュはうつろな意識のアンヌに向かって、懐かしい日々の思い出を語り出すのだった……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2013年4月上旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「愛、アムール」

2013年3月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「愛、アムール」

UPCOMING 新作紹介:「愛、アムール」

「愛、アムール」:作品評

「愛、アムール」:インタビュー ジャン=ルイ・トランティニャン×エマニュエル・リヴァ

2013年2月上旬号

読む、映画:「愛、アムール」

2018/08/27

2018/08/27

40点

VOD/Hulu 
字幕


老々介護そのまま

そしてそれ以上ではない。介護経験がないおよそ多数の観客からすればショッキングであるだろうという作為のみで製作して、それを評価してしまうのはいただけない。ならばドキュメンタリーを撮るべきだ。現実といえば、だれにでも尊厳はあるし、愛情はもちろん介在する。とってつけたようないきった抽象エピソードすらいくらでもあるように思う。俗物的で嫌いな視点の映画だった。画面の美しさと役者の技量のみを評価する。

2018/07/21

2018/07/23

85点

VOD/Hulu 
字幕


静寂の中で移う最後の日々

実際の劇中のイベントでのピアノ曲以外は音楽無し。エンドロールも無音でした。そして待つ時間などの間が多く、この生活の時間の流れを象徴しているように思います。

ジョルジュは献身的な介護を行い、それは愛に溢れるものでした。ジョルジュが車椅子から立たさせるために抱き上げるシーンは、ラブシーンを思わせるようなもの。また、つかの間の小康状態の中で語り合う夫婦の愛に溢れた会話。そして、アンヌの容態はあまりにも真に迫っている演技で描かれていました。

窒息させてしまう場面は、静寂の映画の中でインパクトが強い場面です。これはきっとどこかで普通に起こっている出来事。そして、まるでちょっとお出かけするようなアンヌとの日常生活の幻影で旅立っていく。素晴らしいラストでした。この映画は見終わった後、しばらくしてしみじみとした情感が湧いてくると思いました。

無音の部屋の描写は、ホラーのような雰囲気さえ醸し出します。ジョルジュの悪夢、2度部屋に侵入する鳩、これは何の象徴なのでしょう。とりあえず理解できませんでした。シューベルトの音楽はこういう映画には大変効果的と思います。美しいメロディが基調ですが、その中にいつもただならぬ怪しいものが漂っているような気がしています。静かで動きの少ない映画でしたが、記憶に残る映画でした。

2018/06/10

2018/06/10

80点

レンタル/岩手県/ゲオ/ゲオ一関インター店/DVD 


カンヌ2連覇のミュハエルハルケ監督の
「愛アムール」
あのジャンルイトランティニアンが好演。
日本でも毎年一件は発生する老々介護の悲しい結末のお話なんだけど、日本もフランスもベースは強い男性の夫婦愛が原因だから切ない。
介護経験のある人はいちいちリアルすぎてつらいシーンもあるけど、とっても丁寧にそして優しさに溢れた映画。

2018/05/07

2018/05/26

70点

レンタル 
字幕


老人介護が悲惨なものではなく、美しいものだと

ネタバレ

老人介護をからめてタイトル通り愛についての映画だろうと思う。老人介護は長寿になった人類の深刻な問題ではあるが、この映画はそれを重点においてあるのではなく、そういう状況になっても愛を貫くということが崇高なものだということを描いたのだと思う。

夫は妻を窒息死させるのも、発作的に殺したというのではない。
ピアノ教師をしていて、世界的に有名なピアニストの弟子もいる彼女はプライドも高いと思う。
その彼女が壊れていく、トイレもお風呂も他人の世話にならなきゃならないのは屈辱的であると察知した夫は介護士をクビにする。そんな彼女の姿が、彼女の気持ちを考えるとこれは彼女をあの世に送るのが一番の手段と考えた。

そしてラストシーンを見たら、夫も後追いをしたと判る。夫が妻を死なせるというのは悲惨な場面だったが、このラストシーンを見てホッとした気持ちになる。そしてこの愛が究極的なものであり、愛するということはこうまでしなくてはというところの安堵感があった。

これは日本だけなのか、結婚したい男の大体が妻が自分に老人介護を期待しているみたい。そういう男は妻に先立たれること、妻が先に壊れることを想定していないみたい。そうなったら、自分は妻がいなかったら、妻の介護をまるで考えていない風なので能天気なことではある。また妻に介護を期待しながら、逆に自身が妻の介護できるのかどうか考えた方が良いだろうに。

2018/02/25

2018/02/26

-点

映画館/愛知県/伏見ミリオン座 
字幕


女優さんの迫真の演技はすごかったけど、画面に出てるのがほとんど老夫婦で、しかもすごく静かなので、最後の方は睡魔との戦いで大変でした。

2018/02/17

85点

レンタル/兵庫県/ゲオ/ゲオ川西能勢口駅前店/DVD 


久しぶりに涙

ネタバレ

一人の人間が徐々に潰れていく様子を描いた作品には弱いんだなと再認識させられた。
現代でも高齢社会であり、介護疲れでの事件は多々あり日本でも無視できない状況にあるでしょう。
介護は大変だしその人に付きっ切りでいないと何が起こるか分からない、自分の時間も取れない。だからと言ってパートナーを...と思ってる人は一度は見て頂きたい作品。
人生を共に歩んでいた人が脳梗塞を患い、問いかけても同じ言葉をを繰り返すだけ。アンヌに水を飲ますシーンの言うことを聞いてくれず、思わず手を挙げる場面は顔を背けたくなる程辛かった。
アンヌの最後はまさかの窒息死させるというなんとも考えさせられるシーンで、これが夫の愛の形なのか、壊れていく妻を見兼ねて殺してしまったのか、はたまた介護疲れがでたのか。何故?と思わされるシーンで自分的には愛している妻の最後を見届けるまでが本当の愛ではないのかと思う。もしかすると自分の意見は綺麗事であって、リアルを追求するとこのような事になるのかも知れない。
後、どのくらい介護を続けていたのか分かるような描写が欲しかった。場面の切り替えがほとんど家の中だけで風景がなく、季節を知ることもあまり出来ずに終わってしまったからだ。もしかしたら自分の見落としかも知れないけども...