愛、アムール

あいあむーる|AMOUR|LOVE

愛、アムール

amazon
レビューの数

124

平均評点

76.0(566人)

観たひと

854

観たいひと

136

(C) 2012 Les Films du Losange - X Filme Creative Pool - Wega Film - France 3 Cinema - Ard Degeto - Bayerisher Rundfunk - Westdeutscher Rundfunk

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 フランス= ドイツ=オーストリア
製作年 2012
公開年月日 2013/3/9
上映時間 127分
製作会社 Wega Film= Les Films du Losange= X-Filme Creative Pool
配給 ロングライド
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 不明
メディアタイプ 不明
音声 ドルビーSRD

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「白いリボン」に続き、2作連続でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したミヒャエル・ハネケ監督作。病によって体が不自由になった妻を、夫が献身的に支える夫婦の静かな老境、その愛の行く末を描く。出演は「Z」のジャン=ルイ・トランティニャン、「二十四時間の情事」のエマニュエル・リヴァ、「ピアニスト」のイザベル・ユペール。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

パリ都心部の風格あるアパルトマンに暮らすジョルジュ(ジャン=ルイ・トランティニャン)とアンヌ(エマニュエル・リヴァ)は、ともに音楽家の老夫婦。その日、ふたりはアンヌの愛弟子のピアニスト、アレクサンドル(アレクサンドル・タロー)の演奏会へ赴き、満ちたりた一夜を過ごす。翌日、いつものように朝食を摂っている最中、アンヌに小さな異変が起こる。突然、人形のように動きを止めた彼女の症状は、病による発作であることが判明、手術も失敗に終わり、アンヌは不自由な暮らしを余儀なくされる。医者嫌いの彼女の切なる願いを聞き入れ、ジョルジュは車椅子生活となった妻とともに暮らすことを決意。穏やかな時間が過ぎる中、誇りを失わず、アンヌはこれまで通りの暮らし方を毅然と貫き、ジョルジュもそれを支えていく。離れて暮らす一人娘のエヴァ(イザベル・ユペール)も、階下に住む管理人夫妻もそんな彼らの在り方を尊重し、敬意をもって見守っていた。だが思い通りにならない体に苦悩し、ときに「もう終わりにしたい」と漏らすアンヌ。そんなある日、ジョルジュにアルバムを持ってこさせたアンヌは、過ぎた日々を愛おしむようにページをめくり、一葉一葉の写真に見入るのだった。アンヌの病状は確実に悪化し、心身は徐々に常の状態から遠ざかっていく。母の変化に動揺を深めるエヴァであったが、ジョルジュは献身的に世話を続ける。しかし、看護師に加えて雇ったヘルパーに心ない仕打ちを受けた二人は、次第に家族からも世の中からも孤立していき、やがてジョルジュとアンヌは二人きりになってしまう。終末の翳りが忍び寄る部屋で、ジョルジュはうつろな意識のアンヌに向かって、懐かしい日々の思い出を語り出すのだった……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2013年4月上旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「愛、アムール」

2013年3月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「愛、アムール」

UPCOMING 新作紹介:「愛、アムール」

「愛、アムール」:作品評

「愛、アムール」:インタビュー ジャン=ルイ・トランティニャン×エマニュエル・リヴァ

2013年2月上旬号

読む、映画:「愛、アムール」

2016/04/19

2016/04/19

89点

選択しない 


心を取り戻せる

多様なジャンルの音楽、映画を観てるが音楽では主にピアノ曲などの落ち着ける音があるので心がざわつく時はそういうもので心を静めていたが、殊映画になると感動や躍動ばかりが目立ち心を落ち着けられるものとして選択することがなかったように思う。

白いリボンからハネケ監督の存在を知り今作も映画館でも鑑賞したが、いい作品だとは思ったが当時は浴びるほど映画を観ていたので心のどこかにしまってあった。

今回dvdを買い家でじっくり鑑賞すると淡々と、静かに、無闇な恐怖心にも煽られず必要以上に和ませることもなく終わっていく。

歳を重ねると心の深みと穏やかさを求めたくなる。

先ほど一度観たがすぐに再び再生している。バッハの音楽のように何度見ても飽きない、疲れない、そんな稀有な作品と再会できた気分である。

2016/02/29

2016/03/01

-点

レンタル/千葉県/TSUTAYA/TSUTAYA 津田沼店/DVD 
字幕


ここまで覚悟して老後に臨むには

「老い」というよりは、衰弱にどう向かい合うのかという問題。
「老い」は生まれたときから始まっているが、身体が弱り、それに伴う精神的な苦痛は自分や身近な肉親に死が迫っている事実を突き付ける。
ここに描かれているような献身は、ひとえに愛のなせる業であろう。問題は、世の中の夫婦がすべてこのような愛に満ちた二人であるはずもないということである。
この愛のなくなって久しい二人にはどのような老後が待っているのだろうか。考えると恐ろしい。このことを覚悟して、死を迎える準備をしなければならない。

2016/02/11

2016/02/11

88点

VOD/dTV(dビデオ) 


このテーマでフランス映画というのが重くて深い感じでいい。静かでゆっくりと進む感じの映画。

会話に焦点を当てた場面で、あまり面白くない会話がちょっと長いなと思うときもあれば、会話がなく物音がわずかにだけ聞こえるすごく静かな場面もある。音楽好きでピアノも弾くという始まりから、無音になっていく対比がよい。

妻が最初は元気だったのが病気で動けず話せなくなりどんどん悪くなる演技がすごい。そんな妻を一人で介護する夫は、映画の中で話しているシーンが少なくなるので、直接的な心情はわからないが、しゃべらない中でも介護が相当大変だったのだろうと読み取れる。

鳩が家に入ってくるところや、時間の経過を表しているのか家にある絵が何枚かアップで写される場面、開いたドアの外から部屋の中の人を写す場面など、映像的に変わっている部分があり、それが映画の中でワンテンポ置くようなアクセントになっていると思う。

2016/01/29

59点

選択しない 
字幕


20歳の長男は絶讃するのだが・・・

ハネケって苦手。映画はあと「白いリボン」しか見てないが。あとバスティーユで「ドン・ジョヴァンニ」の演出を見た。遊びがない。老老介護に余裕や遊びはない!と言ってしまえばそれまでだろうが、悲惨と滑稽は隣り合わせだと思うとどうにも一面的で、映画の楽しさを感じないのだ。

2014/02/08

2016/01/02

72点

その他 
字幕


日本だけではなく

ネタバレ

日本だけではなく、外国でも老老介護が問題となっているのだと知った。日本でも介護疲れでパートナーを殺害する事件があったりするが、映画では「介護疲れ」からではなくパートナーの尊厳を守るために殺害に至る。愛のかたちがある殺人は許されるものなのか?それともこのまま生き続けることが幸せなのだろうか?映画を見終わった後、鑑賞者はこの問題に直面することになる。

2015/11/03

-点

選択しない 


これから先

中盤の、娘に言われた「これから先」と、終盤の、娘に言われた「これから先」
結局どちらも「これから先」は無かった。
家に続く階段を封印する中盤、家の中を封印する終盤。
この辺がヒントになりそう。。