ゲキ×シネ「髑髏城の七人」

げきしねどくろじょうのしちにん|----|----

ゲキ×シネ「髑髏城の七人」

レビューの数

23

平均評点

86.3(122人)

観たひと

201

観たいひと

64

(C) ヴィレッヂ/劇団☆新感線

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アクション / 時代劇
製作国 日本
製作年 2012
公開年月日 2013/1/12
上映時間 179分
製作会社 ヴィレッヂ=劇団☆新感線
配給 ヴィレッヂ=ティ・ジョイ=プレシディオ
レイティング PG-12
カラー カラー
アスペクト比 16:9
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

演出いのうえひでのり 
アクション監督川原正嗣 
中島かずき 
プロデューサー金沢尚信 
音楽岡崎司 
デジタルシネマ監督渡部武彦 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演小栗旬 捨之介
森山未來 天魔王
早乙女太一 無界屋蘭兵衛
小池栄子 極楽太夫
勝地涼 兵庫
仲里依紗 沙霧
高田聖子 贋鉄斎
粟根まこと 天部の将監
河野まさと 三五
千葉哲也 狸穴二郎衛門

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

演劇を映像化する『ゲキ×シネ』第10作。中島かずき作、いのうえひでのり演出による劇団☆新感線『髑髏城の七人』の模様を、18台のカメラで撮影したアクション・エンターテインメント。戦国時代、2万の兵に挑む7人の戦いを描く。出演は、「宇宙兄弟」の小栗旬、「苦役列車」の森山未來、「座頭市」の早乙女太一。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

戦国時代、織田信長亡きあと、豊臣秀吉は天下統一を賭けて関東を手中にしようとしていた。その秀吉を阻んでいたのは、天下取りのためなら手段を選ばず勢力を拡大していた天魔王(森山未來)を党首とする関東髑髏党だった。ある日、髑髏党が村を襲っているところを、兵庫(勝地涼)率いる血気盛んな侍集団・関八洲荒武者隊が止めに入る。しかしたちまちピンチに陥ったのを、通りすがりの無宿者・捨之介(小栗旬)が助けに入り、大立ち回りの末、髑髏党を追い払う。兵庫は捨之介を、関東一の色里と言われる“無界の里”に誘う。そこの主・無界屋蘭兵衛(早乙女太一)は、捨之介の過去を知るかつての仲間だったが、過去を封じ、この地でやり直そうとしていた。遊女・極楽太夫(小池栄子)が看板の無界の里は、“救いの里”とも呼ばれ、現実の枷を捨てた人々が自由に生きている。そこで働く少女・沙霧(仲里依紗)も、髑髏党の拠点・髑髏城の秘密を知っているため追手から身を隠していた。天魔王も、捨之介、蘭兵衛と深い縁があり、3人はかつて織田信長の部下として、天下統一を夢見て命を懸けた日々を過ごしていたのだった。主人亡き後、バラバラになっていた3人は、関東の荒野で運命的な再会を果たす。天魔王は狂信的なまでにかつての夢を継ごうとしていた。捨之介と蘭兵衛はその姿を見て心が揺れるが、天魔王を止めるため、たった7人で2万の兵で固められた髑髏城を攻め落とすことを決意する……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2013年1月下旬号

UPCOMING 新作紹介:ゲキ×シネ「髑髏城の七人」

舞台×映画の新たな映像体験 ゲキ×シネと「髑髏城の七人」:ゲキ×シネ入門

舞台×映画の新たな映像体験 ゲキ×シネと「髑髏城の七人」:ゲキ×シネ作品解説

舞台×映画の新たな映像体験 ゲキ×シネと「髑髏城の七人」:インタビュー 中島かずき(ゲキ×シネ「髑髏城の七人」脚本)

舞台×映画の新たな映像体験 ゲキ×シネと「髑髏城の七人」:ODSの隆盛にみる映画の変質

2016/10/03

2016/10/26

80点

テレビ/有料放送/WOWOW 


SF的なファンタジーなチャンバラワールド

 単独の劇団としては今一番の集客力を誇るビッグになった劇団☆新感線。彼らの舞台を映像化した『ゲキ×シネ』第10作。
 「髑髏城の七人」は中島かずき作、いのうえひでのり演出による同劇団の看板演目で本作は2011年小栗旬主演のものだ。
 私は古田新太、市川染五郎が試薬の舞台を観たが、キャストにより演出も変え、何度観ても楽しめる舞台になっている。
 以前は主役の捨之介と天魔王を一人二役で演じていたが、本作では捨之介を小栗旬が天魔王を森山未来と分けたため、二人が同時に舞台に登場する場面が増え、演出の幅も広がった感じだ。
 本作の魅力は何と言っても新感線座付作家中島かずきが作り上げたSF的なファンタジーなチャンバラワールドだ。
 「髑髏城の七人」では本能寺の変以後の戦国時代を舞台に織田信長にゆかりのある三人の男が繰り広げる壮大なロマンあふれる物語だ。
 来年は豊洲に新設される円形劇場で1年間キャストを変えて「髑髏城の七人」を上演するというから楽しみだ。

2016/09/28

2016/09/28

87点

テレビ/有料放送/WOWOW 


キャラクターとストーリー

は、本当に完璧に近い。

特に、登場人物のキャラクターと配置。
これにかけたは中島さんの脚本は日本で一番じゃないかと思うほど、素晴らしい。
天才的である。

舞台なのでセリフとか見せ場の演出とかはやはり臭いというか、灰汁が強いなぁ~と思う所はある。
そこは好みの問題だろう。

物語の展開のさせ方も非常にすぐれている。
3時間以上近い作品で「もっと観ていたい」と思える稀有な作品。

2014/01/18

2014/01/16

80点

映画館/兵庫県/TOHOシネマズ西宮OS 


ライブの迫力

後半盛り上がった。戦国末期の分かりやすい時代背景と息もつかせぬチャンバラ、セリフ回し。何度もカットを重ね作り上げる映画やドラマと違い、瞬間瞬間に気が込められた3時間で引き込まれる。ライブ感の魅力だろう。それにしても、よく体が動くな、よくセリフが出てくるな。体で覚え、場面で覚えているのだろうけど、すべての出演者が素晴らしかった。小栗君や仲さん、小池栄子さんなど一般的に知名度の高い俳優陣の演技力の確かさへの驚きと、やっぱり、森山未来のうまさが際立っていた。

2013/01/20

2013/12/23

-点

映画館 


この話が七年ごとに再演される理由も納得の感動作。「五右衛門ロック」からゲキシネを見始めてから涙腺に効くような高ぶりを覚えたのは実は初めて。小池栄子の仕事にリスペクト。休憩直後の森山未来と早乙女太一の殺陣が最高にカッコよかった!

2013/01/20

2013/09/04

-点

映画館/兵庫県/神戸国際松竹 


初めての劇シネでした。
迫力があって最高でした。

2013/01/21

2013/06/23

94点

映画館/京都府/MOVIX京都 


「髑髏城の七人」。まさか、これほどまでに胸を揺さぶる3時間半があろうとは。
物語の時代は戦国。信長亡き世にその遺志を継ぐ者達、己が道を護るために戦う者達の壮大なドラマである。
本作はゲキ×シネ(演劇を劇場で楽しめるもの)という画期的な試みである。生での観劇より格段に安いのが特徴か。途中15分の休憩を挟んで前後半合わせて約3時間超の大作である。しかも学生は1000円という破格。これを見ずして誰が武士か。
要はカメラワークのついた演劇である。生の観劇ではかなりいい席でないと見られない役者の表情が、スクリーンにアップで映し出されるのだ。ライブ感についての懸念も吹き飛ぶほどの圧倒的熱量。格安で役者を近くで観られるこのゲキ×シネの試みは成功したと言わざるを得ない。
欠点を挙げるならば、観客が観劇の方法をある程度縛られていることか。舞台を好きな時に見渡すなどといった自由度には欠けている。しかし、だからこそ生で観たいと思わせるのも、この試みの思惑だろうか。
中島かずきの脚本も素晴らしかった。いきなり見せられた独特の世界観に「中島さん特撮好きやな〜」と笑みが漏れ、ところどころで劇場が予想以上に笑い声に包まれる中、物語の奥に潜む青い炎がちらりと見え始める。
15分の休憩を挟んだ後半は壮絶である。まさに「舞台は整った」状況からの二転三転。お約束は守り、それ以外の期待は全部裏切ってしまう氏の気概が伝わった。慟哭せずには見られない人間のドラマであった。
そして迎えた大団円(この言葉がハマる作品というのは案外少ない)いおいても、観る者の火をつけて終えるという、非常に後味のいい作品だった。
ももクロとは関係ないけどモノノフ魂がさらに燃え盛ったよ。やはりモノノフは城とかに惹かれるんでしょうかね
まったく新しい映像体験と、笑と涙で溢れるアツいドラマ。「髑髏城の七人」はこの冬を耐え忍ぶに相応しい炎を、観た者の胸に灯すだろう。
どうでもいいけど仲里依紗の脚が妙にエロかった。