セント・アイブス

せんとあいぶす|St. Ives|----

セント・アイブス

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レビューの数

4

平均評点

58.1(26人)

観たひと

47

観たいひと

6

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1976
公開年月日 1976/7/31
上映時間 0分
製作会社 コーナー・ベッカーマン・カンター・プロ作品
配給 ワーナー・ブラザース映画
レイティング
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

殺戮と盗みの陰謀にまきこまれた元一流の事件記者の活躍を描く。製作はパンチョ・コーナーとスタンリー・S・カンター、監督は「最後の猿の惑星」のJ・リー・トンプソン、脚本はバリー・ベッカーマン、撮影はルシエン・バラード、音楽はラロ・シフリン、編集はマイケル・S・アンダーソンが各々担当。出演はチャールズ・ブロンソン、ジョン・ハウスマン、ジャクリーン・ビセット、マクシミリアン・シェル、エライシャ・クック、バー・デ・ベニングスなど。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

レイモンド・セント・アイブス(チャールズ・ブロンソン)は長かった新聞記者生活の足を洗って小説家に転向したものの、一向に芽が出ずいささか焦り気味だった。そんなところへ、彼の弁護士マイロン・グリーンからちょいとした金もうけ話が持ち込まれた。ホルムビー・ヒルズに住む富豪アブナー・プロケイン(ジョン・ハウスマン)が、金庫にしまってあった元帳を盗まれたのだが、現金10万ドルを用意すればそれを返すといってきた犯人が、その金の持参人になぜかセント・アイブスを指定してきたというのだ。仲介料1万ドルときいて引き受けた彼は、指定の場所にいったが、そこには死体がころがっているだけだった。そこへたまたま白バイ警官のフラン(バー・デ・ベニングス)、ロサンゼルス警察のデール刑事とオラーが馳けつけ、セント・アイブスは逮捕された。しかし、その死体が前科者ジャック・ボイキンズであることが判明するとすぐ釈放された。ホテルに帰ったセント・アイブスは、すぐプロケインに連絡をとったが、ほどなくホテルに現われたのはジャネット・ホイッスラー(ジャクリーン・ビセット)だった。このあと行きつけのレストラン・バー、コールでセント・アイブスは、経営者のヘッシュから、死んだジャック・ボイキンズがこの店へカミンズとやってきて内密の話をかわしていたことを教えられ、親友セイモアに頼んでプロケインの正体を調査してもらうことにした。彼はその後再三、何者かに狙われたが何とか窮地を脱した。そしてカミンズにカマをかけ,プロケインの金庫を破ったのは金庫破りの常習犯のジミー・ペスコーという男で、彼は元帳の処分に困り、それをボイキンズに売り渡したのだという。しかし,そのペスコーも窓から転落して死んでおり、現場でまたもや彼は刑事のデールとオラーにつかまってしまう。数日後、再度、犯人から連絡があり、今度はうまく金と元帳を交換することができた。だが、プロケインによると、中の4頁が抜きとられている。セント・アイブスが調べてみると、この元帳はプロケインによって企てられ実行された盗みの全記録で、問題の4頁には、新たに彼が計画中の盗みのプランの詳細が記されていたらしい。驚くセント・セイブスをお抱えの精神分析医ジョン・コンステーブル博士(マクシミリアン・シェル)に紹介したあと、プロケインは奇想天外な話を持ちかけた。彼が今計画中の盗みの目撃記事を書いてみないかというのだ。その後、コールの店でセント・アイブスは私服のフラン刑事に会って驚いた。フランは元帳盗難事件の真相をつきとめ、2万ドルが自分に支払われるまで沈黙を守っているのだという。しかしそのフランも何者かに殺された。ちょうどその頃、ある航空会社の一室では、アラブ首長にオイル・ダラーに対するワイロを用意していた。時を同じくして、映画館にプロケインとセント・アイブスを乗せた車がすべり込んだ。例の盗まれた4頁に書き込まれた計画が実行に移されるのだ。待つほどのこともなく、ワイロの入った鞄を乗せた車が入ってきた。ほくそえむプロケイン。あのスーツケースを狙って現われる人物こそ、例の4頁を抜きとった犯人なのだ。暗闇からストッキングで顔を隠した2人組が現われ鞄を奪った。銃撃戦の末、倒された2人組は意外にもデールとオラーだった。プロケインの屋敷に帰ったセント・アイブス、プロケイン、ジャネットの3人が鞄の中身を確認しているところに、ピストルを手にした精神分析医のコイステーブル博士が現われた。またしても銃撃戦が始まり、プロケインはコンステーブルに、コンステーブルは、セント・アイブスに倒された。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1976年9月上旬号

外国映画紹介:セント・アイブス

1976年8月下旬号

外国映画批評:セント・アイブス

1976年7月上旬夏の特別号

グラビア:「セント・アイブス」

2019/12/08

2019/12/17

-点

購入/DVD 
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新聞記者から物書きに転向したものの、うだつの上がらないセント・アイブス(チャールズ・ブロンソン)。そんな彼に弁護士の友人から依頼が届く。大富豪プロケイン(ジョン・ハウスマン)宅から盗まれた日記を取り戻すため、現金の運び屋として指定されたのだ。言われるままに、現金入りのバッグを持って深夜のコインランドリーを訪れると、そこで待っていたのは乾燥機の中の死体だった。
私事だが、小学6年の時に転校した友人を訪ねて広島に行ったことがある。平和祈念館やら宮島などの観光の合間の1日、市内の繁華街に映画を見に行った。夏休み中の割りにピンとくる作品がなく選んだのが、イーストウッドの西部劇『アウトロー』と本作の2本立てだった。それ以来、見る機会がなかったので、実に45年ぶりの再視聴になる。
実はブロケインは現金強奪を専らとする犯罪者。日記には犯罪計画が事細かに書かれていた。が、結局盗んだ犯人たちは殺害され、日記を横取りした輩が最新の犯罪計画を実行しようとする。プロケインに与したセント・アイブスは、強奪されるはずの現金を犯人らから奪おうと計画する。
構造が入りくんでおり、ややわかりにくいので小学生には辛かったのではないかと思う。別にモヤモヤがあったわけではないのだが。何となくスッキリした。
久々に見る全盛期のジャックリーン・ビセットは、やはり美しい。今回はじめて気づいたのだが、ブロンソンを襲うチンピラ役でジェフ・ゴールドブラムが出ていた。芸歴の長さに感心。

1999/02/10

2013/05/29

60点

テレビ/有料放送/ムービープラス 


う~ん。

チャールズ・ブロンソンがかっこよかったです。
それぐらいかな~、印象に残っているのは。

2013/05/01

40点

選択しない 


もちろんブロンソンもかっこいいんですが、ジャックリーン・ビセットの存在感というかファッション性にはかないません。

ネタバレ

なぜなら私、彼女のファンなのですから。

1980年代

2013/01/20

60点

映画館/東京都 

引退した敏腕の事件記者が、謎の大富豪絡みの事件に巻き込まれるという、ブロンスン主演、トンプスン監督コンビによる、サスペンス・ミステリー。
TVムービー的な作品ではあるが、悪女のビセットなどの豪華なゲスト出演者と悪徳刑事コンビのH・ガーディノとH・ユーリンや警部のD・エルカー、ホテルのクラークのE・クック等々、クセ者的な脇役陣が顔を揃えているのと、ストーリーもそこそこなので、結構愉しめる出来。
ラストシーンも秀逸。
20年以上前に観たので、評価はどうかな?