(500)日のサマー

ごひゃくにちのさまー|(500) DAYS OF SUMMER|(500) DAYS OF SUMMER

(500)日のサマー

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レビューの数

170

平均評点

76.7(1439人)

観たひと

2348

観たいひと

221

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2009
公開年月日 2010/1/9
上映時間 96分
製作会社 Fox Searchlight Pictures
配給 20世紀フォックス映画
レイティング PG-12
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/ドルビーSR/DTS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

運命の恋を夢見る男性と、真実の愛を信じない女性のビタースウィートな500日間の物語。監督は本作が長編デビューとなるマーク・ウェブ。出演は「セントアンナの奇跡」のジョセフ・ゴードン=レヴィット、「ハプニング」のズーイー・デシャネル、「リンガー!替え玉★選手権」のジェフリー・エアンド、「アルビン 歌うシマリス3兄弟」のマシュー・グレイ・ガブラーなど。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

グリーティングカードの会社に勤めるライター、トム・ハンセン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が、初めてサマー・フィン(ズーイー・デシャネル)に会ったのは、会社のボスが新しいアシスタントとして彼女を紹介した時だった。それがサマーとの1日目。トムは一目で恋に落ちた。4日目。エレベーターの中でトムのヘッドフォンから漏れる音を聴いたことから、次第に会話を交わすようになる二人。28日目。カラオケパーティの席で、トムはサマーに恋人がいないことを知るが、彼女は愛を信じていなかった。しかし、サマーは「友達になって」とトムにキスをする。34日目。二人は一緒にIKEAへ行き、展示されているソファに並んで腰かけたり、ベッドに寝そべったりして新婚夫婦ごっこを楽しんだ。「真剣につきあう気はない」と言うサマーに、トムは「気楽な関係でいい」と答える。109日目。サマーが初めて自分の部屋にトムを招き入れ、トムは、二人の間を隔てる壁が一気に低くなった気がした。259日目。バーでサマーに言い寄る男をトムが殴ったら、逆にやり返されてしまう。「二度とこんなことをしないで」と怒るサマー。二人の間に埋められない溝があることは確かだった。しばらくして、トムはサマーが会社を辞めたことを知る。悪友のポール(マシュー・グレイ・ガブラー)やマッケンジー(ジェフリー・エアンド)の勧めに従い、新しい恋人をつくろうとするトム。だが、トムはどうしてもサマーが忘れられない。402日目。同僚の結婚式へ向かう電車内で、トムはサマーと一緒になり、サマーからガーデンパーティに誘われる。408日目のパーティ当日、トムは彼女の心が自分から完全に離れてしまったことを悟る。その後、トムは会社を辞め、夢だった建築家の道へ進むべく就職活動を始める。お気に入りのベンチに座って、未来の自分を想うトム。と、そこにサマーが現れた。長かった“500日の夏”がようやく終わろうとしていた……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2010年1月下旬号

「(500)日のサマー」:作品評

「(500)日のサマー」:作品音楽評

2023/12/11

2023/12/12

50点

選択しない 


睡魔との戦い

高評価につられ鑑賞しましたが、サマーという女性に振り回され失恋した男のモノローグでした。私にとってはとても退屈で睡魔が強烈で、展開を期待して二日がかりの鑑賞。最後のオチにも大きく落胆。

2023/11/26

81点

VOD/Disney THEATER 
字幕


運命の相手?

ネタバレ

運命の相手との真実の愛を信じるトムと、運命も愛も信じないサマー。
これは正反対の考えを持った二人が出会ってからの500日間の物語。
サマーはかなり自由奔放な性格で、なかなか男性からは共感されにくい人物かもしれない。 しかしトムが一目惚れしたのが納得出来るくらいチャーミングだ。
トムはサマーに対して自分が恋人であるという証が欲しい。
しかしサマーは彼と手を繋ぎながらショールームでデートをするしセックスもするけれど、彼とは友達関係であることを主張し続ける。
大抵の男性は発展の可能性のないあやふやな関係に満足はしないだろう。
はじめはサマーの仕草のすべてが愛おしく思えたトムだったが、次第に自分の望むものを与えてくれないサマーに憎しみを覚えるようになる。
彼女は浮気をしたわけでも、彼を裏切ったわけでもないのだが。
恋は心を幸せな気持ちで満たしてくれるが、同時に毒薬でもある。
確かにこれこそ運命の相手と思えるような激しく心が揺れるような恋はある。
もうこの人以外には考えられないと思えるような相手に出会うことも。
しかしそれが真実の愛かどうかは別である。
相手に対する想いが強ければ強いほど、その反動も大きい。
シェイクスピアも程々の恋こそ長続きすると記しているように、実はあっさりと始まる恋の方が運命的なのかもしれない。
面白いのは物語の終盤でトムとサマーの考えが入れ替わることだ。
サマーとの恋愛に失敗したトムは愛も運命も信じられなくなる。
しかしふとしたきっかけで結婚の相手と出会ったサマーは、トムの言葉が正しかったことを知る。
サマーはトムに二人の出会いは運命的ではなかったのだと告げる。
が、おそらく別れることも含めて二人が出会ったのは偶然ではなく必然であり、運命的なものであったのだろう。
真実の愛がいつも刺激的であるとは限らない。
トムが新たな出会いをし、500日目から一日目に戻るラストが清々しかった。
トムとサマーの関係は特殊ではあるものの、恋という普遍的なものを見事に共感出来る形に描いた名作だと思う。

2022/09/11

2022/09/11

82点

VOD/Disney THEATER/レンタル/スマホ 
吹替


運命は閉じてはいない

自分が見ているもの、聞いていること、触れているもの、感じていること、それが自分にとっての世界の全て。
生きていることは自由で窮屈です。
それが恋愛になると更にそう思えます。
逃れることもできるのに、逃れることができない。
誰もが経験するこの感覚を、ときめきながら、息を止めながら、動悸を同期させながら観てしまいました。
次の世界の扉が開く瞬間が感動的でした。

2022/05/28

2022/05/28

70点

テレビ/有料放送/WOWOW 
字幕


なんなん

年甲斐も無く腹たつわ〜。なんなん。最後が面白かったからいいけど。オータムねえ。いいじゃん。

2022/05/26

2022/05/26

-点

VOD/U-NEXT/レンタル/PC 
字幕

サマーは最初から「真剣に付き合う気はない」と言っているし、付き合ってみて「やっぱり違う」と実感してトムから離れた。そんなにピンときてなくても、とりあえず付き合ってみる人は男も女もたくさんいるのではないでしょうか。サマーは自分をよく見せようとしていないだけ誠実だと思う。
運命とかではなく、単純に合うか合わないか、あとはタイミングか。それが運命なのか。いや、ただのタイミングか。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットが大人になった鈴木福くんみたいでかわいい。

2022/03/27

2022/03/27

68点

VOD/Disney THEATER/レンタル/タブレット 


サマーの魅力が全く分からず…。

振り回される主人公役のジョセフ・ゴードン=レヴィットがハマり役。時間を行ったり来たりする演出も悪くなかった。

ストーリーはありきたりだけど、終わり方は良かった。やっぱり運命?