インスタント沼

いんすたんとぬま|----|----

インスタント沼

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レビューの数

49

平均評点

70.8(437人)

観たひと

813

観たいひと

74

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 2009
公開年月日 2009/5/23
上映時間 120分
製作会社 「インスタント沼」フィルムパートナーズ
配給 アンプラグド=角川映画
レイティング 不明
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 不明
メディアタイプ 不明
音声 DTS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督三木聡 
脚本三木聡 
原作三木聡 
製作加藤武史 
鮫島文雄 
尾越浩文 
石井晃 
プロデューサー鈴木剛 
土川勉 
和泉吉秋 
撮影木村信也 
美術磯見俊裕 
音楽坂口修 
主題歌YUKI
(「ミス・イエスタデイ」(EPICレコードジャパン))
録音小宮元 
音響効果渋谷圭介 
照明金子康博 
編集高橋信之 
衣装デザイン勝俣淳子 
ハナメ・コスチュームデザイン山瀬公子 
ヘアメイク在間亜希子 
キャスティング石垣光代 
アソシエイト・プロデューサー渡辺正純 
制作担当市川幸嗣 
助監督中里洋一 
スクリプター/記録有馬なつみ 
スチール有本真大 
橋本剛志 
スタント・コーディネーターカラサワイサオ 
製作委員新井加奈恵
(アンプラグドフィルム合同会社)
水越浩司
(角川映画)
嵐智史
(角川映画)
植田龍太郎
(ポニーキャニオン)
棚橋裕之
(ポニーキャニオン)
仁科直之
(ポニーキャニオン)
森田光哉
(シネマ・インヴェストメント)
長興明子
(シネマ・インヴェストメント)
松島友香
(シネマ・インヴェストメント)
鈴木直俊
(シネマ・インヴェストメント)

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演麻生久美子 沈丁花ハナメ
風間杜夫 電球
加瀬亮 ガス
ふせえり 市ノ瀬千
白石美帆 立花まどか
松岡俊介 雨夜風太
温水洋一 サラリーマン
村松利史 リサイクル業者・東
松重豊 リサイクル業者・川端
森下能幸 リサイクル業者・大谷
堀部圭亮 カメラマン・氏家
江口のりこ スタイリスト・浦田
玄覺悠子 モデル・クララ
森田ガンツ 消防団・日村
少路勇介 鑑識課・中島
松浦祐也 編集部・尾形
広川三憲 バスのおじさん
粟根まこと 白い骨董屋店主
加賀谷圭 チンピラ
陰山泰 医師・高峰
才藤了介 警官
五月女ケイ子 看護師・野々山
宮藤官九郎 刑事・植木
はな 幸運を呼ぶ客
石井聰亙 釘を買う客
相田翔子 飯山和歌子
伊吹吾郎 神主
不破万作 農場・草刈正
五頭岳夫 農場・八郎
海原はるか 住職
新屋英子 オムライス屋のおばちゃん
佐々木すみ江 宿のおばちゃん
岩松了 泰安貿易・亀坂社長
渡辺哲 刑事・隈部
笹野高史 西大立目部長
松坂慶子 沈丁花翠

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

テレビドラマシリーズ『時効警察』の演出・脚本で知られる三木聡の6本目の劇場映画監督作品となるコメディ。不器用だけど素敵な主人公がOL生活に終止符を打ち、風変わりな骨董屋に出会ったことから、自らも骨董屋となり自分らしい幸せの形をつかむまでを描く。主人公・ハナメには「カンゾー先生」の麻生久美子。骨董屋“電球”には風間杜夫が扮し怪演している。他の出演者に加瀬亮、松坂慶子、相田翔子、白石美帆など。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

担当していた雑誌が休刊になり出版社をやめることになった編集者の沈丁花ハナメ(麻生久美子)。好きな男にも振られ、ドロ沼のようなジリ貧人生をやり直そうと身の回りの荷物を処分した矢先に衝撃の手紙を発見。そこにはハナメの実の父親が「沈丁花ノブロウ」という全く知らない男だと書かれていた。あわてて母親(松坂慶子)に聞いてみるが、母親は河童を探しに行ったとかで池に落ち病院に運び込まれてしまう。母親を見舞った後、事実を確かめようと、手紙を頼りに「沈丁花ノブロウ」を訪ねる。しかし、そこにいたのは“電球”(風間杜夫)と名乗るうさん臭い骨董屋「電球商会」の店主だった。怪しげな彼を自分の父親とは認めないハナメ。だが、そこで出会ったパンクロッカーのガス(加瀬亮)に「2人とも顔がそっくり」と言われてしまう。電球との距離が徐々に縮まっていくうちに、ハナメはいつしか骨董の魅力にはまっていき、やがて本当の父親かもしれないという気持ちが芽生え始める。電球から「骨董屋が向いている」と言われ嬉しくなったハナメは、貯金をはたいて部屋を改造し骨董屋を始めることにする。最初はなかなかお客が来なかったものの、電球からの「人生うまくいかない時は水道の蛇口をひねれ」という奇妙なアドバイスのおかげで、なんとかお店も順調にいきはじめる。時々遊びに来るガスとも仲良くなった頃、電球が店を閉めて旅に出ると言い出した。旅の資金のために怪しげな古い蔵の鍵を100万円で買ってくれと頼まれ、ハナメはうっかりそれを買ってしまう。その蔵の中にはスゴイ宝物が入っていると豪語する電球。喜んだハナメだったが、思いもよらない電球のウソが発覚。ついに腹を立て、鍵を投げつけその場を飛び出してしまう。1人で自分の店に戻ったハナメだったが、自分を本当に理解してくれたのは電球だけだったと気付く。意地を張って彼を父親と呼ばずにいたことを後悔し、急いで電球のもとを訪れた。だが、すでに彼は旅立った後だった。ハナメは電球から受け継いだ蔵の中身を確かめるべく、ガスと一緒に蔵のある村へ向かう。蔵の中は一体何なのか? そしてハナメが最後に目にしたスゴイものとは?

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2009年12月上旬号

DVDがおもしろい!:DVDコレクション No.443 「インスタント沼」三木聡監督インタビュー

2009年6月下旬号

REVIEW 日本映画:「インスタント沼」

2009年6月上旬号

「インスタント沼」:麻生久美子インタビュー

「インスタント沼」:三木聡と「インスタント沼」考

HOT SHOTS:麻生久美子「インスタント沼」

2008年10月上旬号

撮影現場ルポ:「インスタント沼」

HOT SHOTS:撮影現場ルポ「インスタント沼」

2023/02/22

2023/03/15

70点

レンタル 


さて、お湯をかければ、インスタントレビューの出来上がり。

ネタバレ

脱力系ギャグの鬼才、三木監督、ストーリーで引っ張るタイプではないが、堂々の120分とスケールアップ
した。小ネタの嵐の他に、何か作戦があるのか興味深い。
ヒロイン沈丁花ハナメ(麻生久美子)は雑誌編集者で超現実主義者。ユーレイやお化けのたぐいはハナ
からバカにしている。母親(松坂慶子)は反対に河童が見えたり、オカルトがかっている。
ハナメの担当する雑誌が売れ行き不審で廃刊。ライターの市ノ瀬(ふせえり)に惜しまれつつ、退社に至る。

母親は現実主義者のハナメのために河童を探しにとある沼に行き、溺れて意識不明になってしまった。
その沼から盗まれた郵便ポストが回収され、親戚中の鼻つまみ者沈丁花ノブロウ宛てに母親が出した
手紙が届けられた。そこにはノブロウがハナメの父親であると書かれていた。
ノブロウ(風間杜夫)は骨董屋を営んでいて、話も行動もぶっ飛んでいる。果たしてハナメの父親なのか
判然としない。ハナメはモヒカンヘアーのパンクロッカーガス(加瀬亮)と親しくなる。
この骨董屋に場違いな美女の和歌子(相田翔子)がやって来る。彼女が女子学生の頃、町に置かれて
いたツタンカーメンの占い機を探していたのだ。鼻の下を伸ばしたノブロウは一計を企んで、スクラップの
山から件のツタンカーメンの占い機を掘り出す。電気屋でもあるガスの腕で、すぐ通電、和歌子が結ばれる
はずの、まだ見ぬ相手の写真が出て来る。見事ノブロウの気取った写真…。

いつも備忘録のためにストーリーを追いかけて書くのが癖になっているが、三木監督作品だけは、徒労感
も重くのしかかる。そうじゃないんだな、小ネタの切れ味なんだ、と自ら敗北宣言。
他にもリサイクル業者の村松利史、松重豊、森下能幸も笑わせられた。編集長の笹野高史、刑事役の
渡辺哲、宮藤官九郎も楽しそう。小ネタのショットガンで、行き先は弾に聞いてくれ、となる。
120分引っ張って、このオチか、と嘆息するか、ただ呆然とするか、あなたはどうなる? 
でも面白かったから、いいか。

2021/12/13

2021/12/13

70点

VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 
字幕


軽い気持ちで見るぶんには。

2009年、もう12年前の作品。こういう、カラフルで楽観的な作品がいくつも作られた時代があった気がする。

今気づいたけど、麻生久美子って声がわりと太くて、アニメの主人公の男の子の声とかできそう。ということは、この役は今なら伊藤沙莉がやるかもしれないな(まだちょっと若いか)。

しかしこの映画って、麻生久美子の周囲に物理的な沼が発生して、彼女がどこへ移動しても付いてくる、という話だとずっと思ってたけど違った。水を注げば沼になるインスタント沼は実際に登場したけど。

くだらない…といえば全くもってくだらない、軽い、残らない、けど週刊漫画雑誌を読んでると思えばこれでもいいんじゃないですかね。みんな楽しそうだったし。

2021/11/14

2021/11/15

68点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 


麻生久美子可愛い!

こないだの漫画家先生役もそうだけど、麻生久美子は元気な役が可愛い。ストーリーはわけわからんけど、カッパや龍など出てきてファンタジーな感じで面白い。流し見してたからあんまりちゃんと理解できずもったいなかったかな。

2021/07/09

2021/07/11

2点

選択しない 

他の作品でも思ってる事なのだが、セリフ棒読みで、全然頭に入ってこないんだよなぁ。。

2021/07/04

2021/07/04

-点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 


・・・

2020/12/27

2020/12/28

87点

選択しない 


空気感がすき。時効警察の雰囲気と同じ。
『とにかく、水道の蛇口をひねれ!そして、その嘘と意地と見栄で塗り固められたしょーもない日常を洗い流すのだー!』
三木聡監督の作品制覇しようかな。