グラン・トリノ

ぐらんとりの|Gran Torino|GRAN TORINO

グラン・トリノ

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レビューの数

130

平均評点

83.6(1068人)

観たひと

1871

観たいひと

160

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基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ / 社会派
製作国 アメリカ
製作年 2008
公開年月日 2009/4/25
上映時間 117分
製作会社 Village Roadshow Pictures=Malpaso Productions=Media Magik Entertainment
配給 ワーナー・ブラザース映画
レイティング 不明
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS/SDDS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

誰にも心を開けず、死を待つだけの生活を過ごす孤独な老人と少年とが心を通わせていくヒューマン・ストーリー。「許されざる者」「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー賞の作品賞と監督賞に輝いたクリント・イーストウッドが、激しくも静かに暴力の否定を訴える。製作・監督・主演をイーストウッドが務め、自身の主演作は「ミリオンダラー・ベイビー」以来となる。脚本は、本作が映画デビュー作となるニック・シェンク。他のキャストでは、「大いなる陰謀」のクリストファー・カーレイ以外は、ほぼ無名な新人たちで固めた。テーマ曲も、イーストウッド自身が手掛けている。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

妻を亡くしたウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)は、二人の息子や孫とも疎遠になった頑固で偏屈な老人だった。朝鮮戦争の帰還兵である彼は、戦場で人を殺した重い記憶から逃れられず、愛犬のデイジー以外には心を開けなくなっていた。妻と交流の深かった神父ヤノビッチ(クリストファー・カーレイ)からの懺悔の誘いも、ひたすら拒み続ける。かつてフォード社の自動車工だった彼の宝物は、ガレージで眠る72年型の愛車グラン・トリノだった。 ひとり暮らしを続ける彼の自宅の隣に引っ越してきたのは、東洋からやって来たモン族の一家だった。その息子タオ(ビー・バン)は従兄たちの不良グループからけしかけられて、グラン・トリノを盗もうとするが、それをきっかけにウォルトと出会う。タオの姉で人懐っこいスー(アーニー・ハー)とも知り合って、孤独だったウォルトの生活にも潤いが生まれた。父親のいない気弱なタオに対して、ウォルトは男としての誇りを教えていく。祖父と孫ほど年齢の違う二人は、次第に心を通わせあっていった。 しかし、不良グループたちは執拗なまでにタオを狙った。タオが傷つけられたことを知ったウォルトは、不良グループのメンバーのひとりを暴力で威嚇する。その報復として、タオの家は銃弾を浴びせかけられ、スーは暴行を受ける。 ウォルトの怒りは爆発した。一緒に戦いに行こうと叫ぶタオを部屋に閉じ込めたウォルトは、単身で不良グループの家へと向かう。彼らを怒らせたウォルトは、銃弾によって蜂の巣にされる。そして不良グループは警察から逮捕された。ウォルトの葬儀がヤノビッチ神父によって行われ、その遺言で愛車グラン・トリノはタオに与えられた。まるで新車のように輝くグラン・トリノには、ウォルトの半生が刻み込まれていた。デイジーを助手席に乗せてタオがハンドルを握ったグラン・トリノは、今日も街を駆け抜けていく。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2015年4月下旬号

「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ軌跡)」、その正体は果たして?:映画のキャラクターに俳優自身が重なって泣いてしまう映画 「グラン・トリノ」のイーストウッドは引退後のハリー・キャラハンだ

2009年5月下旬号

評論家発映画批評:「グラン・トリノ」

評論家発映画批評:「グラン・トリノ」

2009年5月上旬号

巻頭特集 イーストウッドは「神」じゃない 「グラン・トリノ」:クリント・イーストウッド「グラン・トリノ」を語る

巻頭特集 イーストウッドは「神」じゃない 「グラン・トリノ」:対談 小林信彦×芝山幹郎

巻頭特集 イーストウッドは「神」じゃない 「グラン・トリノ」:作品評

2009年3月下旬号

特別企画 いま、アメリカ映画は本当に面白くないのか?:短評「レイチェルの結婚」「グラン・トリノ」

2017/03/16

2017/03/16

85点

選択しない 


苦しい

ウォルトの不器用な優しさに涙が出た。
戦争を経験し妻を亡くし頑固で孤独な老人が、人種と世代を超えモル族の少年少女たちと心を通わせていくストーリーはあたたかかった。
重くなりそうな内容なのに、さらっと進んでいき見やすかった。
グラン・トリノが本当に美しく、なにかを一生大切に愛でる心をもちたいと思った。

2017/02/26

79点

レンタル/大阪府/TSUTAYA/TSUTAYA 京阪くずは店 
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今のアメリカに

結末は、角川映画の『友よ、静かに瞑れ』のパクリと思われるが、それでも好きな作品。
結末に至るまでの人間ドラマに好感が持てる。

2017/02/17

2017/02/17

90点

VOD/Hulu/購入/テレビ 
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傑作

こんなに様々なものが詰まった映画は観たことがありません。
そして、それを体現しているのがイーストウッドです。彼が画面にいるだけで、その歴史が凄みとなって身体から溢れ出しています。
監督と主演と物語が、最高のバランスで成り立っています。傑作です。

2017/02/04

2017/02/05

85点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/タブレット 
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一度見たことあったのに忘れていた

一度見たことあるあったのに、すっかり忘れてもう一度見てしまった。途中で思い出したんだけど、最後まで見てしまった。とてもいい作品。
私ごとですがですが、主人公の老人は私の父と重なりました。自分が生きてきた世界と現代のルールにギャップがありすぎて、子供とどう接してよいかわからないと告白する姿をみて、父もこんなことを感じていたのではないかなと思いました。

2017/01/16

2017/01/17

77点

その他/CS録画 
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進路に迷う長男と再々見。見たことないという女房とも。

R・B・パーカー「初秋」っぽいクリント・イーストウッド。
朝鮮戦争で少年を含めて10数人を殺したイーストウッド。
ベトナム戦争ではモン族はアメリカと共に共産勢力と戦った。アメリカが破れたため共産勢力からの迫害を逃れてアメリカにやって来た。それでもポーランド系カトリックの老イーストウッドからは黄色い米食い虫と蔑まれる。老人は頑固者。フォードで永年働いてきたが息子2人は日本車に乗ってることからして面白くない。妻を亡くし子供や孫からも疎まれている。愛車グラン・トリノを盗もうとした隣人モン族少年タオと付き合ううちに、人との関わり合いに目覚めトロ助少年を彼の考える、息子達をそうできなかったような「大人」に生長させることに喜びを感じていく。アイルランド系工事現場主任やイタリア系床屋主人との喋り方を教育するシークエンスの愉しさ。トロ助の姉スーと話すうちに彼女の知性、ユーモア、人間としての魅力に気づき、モン族料理の美味さにも目覚める。ビーフジャーキーに代表されるアメリカ食がいかに貧しいものかにも気づく。モン族の占い師?はこの頑固ジジイの境遇を恐ろしいほど言い当ててしまう。
軽蔑し憎んでもいた(日本車)アジア文化、アジア人達の奥深さに目覚めると同時に、病に冒され永くない自らの命をタオやスーの将来を守るために使おうと決心するのだ。
タオだけじゃなく頑固ジジイも人間的に生長したのだ。
感動。

2016/12/18

2016/12/22

74点

テレビ/有料放送/IMAGICA BS 
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人生の終盤に

老兵ウォルトの隠居生活。
二人の息子。朝鮮戦争の贖罪。
異民族間の交流。其々の立ち位置。
北西部の町を舞台に住民が混じり合っていく様を一人の老人の目を通して描く。
隣人タオ。最後は暴力。
平穏とは程遠い老後。遺すこと。川の流れのように。
友達。名はデイジー。