グラン・トリノ

ぐらんとりの|Gran Torino|GRAN TORINO

グラン・トリノ

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レビューの数

206

平均評点

83.0(1729人)

観たひと

2719

観たいひと

222

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ / 社会派
製作国 アメリカ
製作年 2008
公開年月日 2009/4/25
上映時間 117分
製作会社 Village Roadshow Pictures=Malpaso Productions=Media Magik Entertainment
配給 ワーナー・ブラザース映画
レイティング 不明
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS/SDDS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

誰にも心を開けず、死を待つだけの生活を過ごす孤独な老人と少年とが心を通わせていくヒューマン・ストーリー。「許されざる者」「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー賞の作品賞と監督賞に輝いたクリント・イーストウッドが、激しくも静かに暴力の否定を訴える。製作・監督・主演をイーストウッドが務め、自身の主演作は「ミリオンダラー・ベイビー」以来となる。脚本は、本作が映画デビュー作となるニック・シェンク。他のキャストでは、「大いなる陰謀」のクリストファー・カーレイ以外は、ほぼ無名な新人たちで固めた。テーマ曲も、イーストウッド自身が手掛けている。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

妻を亡くしたウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)は、二人の息子や孫とも疎遠になった頑固で偏屈な老人だった。朝鮮戦争の帰還兵である彼は、戦場で人を殺した重い記憶から逃れられず、愛犬のデイジー以外には心を開けなくなっていた。妻と交流の深かった神父ヤノビッチ(クリストファー・カーレイ)からの懺悔の誘いも、ひたすら拒み続ける。かつてフォード社の自動車工だった彼の宝物は、ガレージで眠る72年型の愛車グラン・トリノだった。 ひとり暮らしを続ける彼の自宅の隣に引っ越してきたのは、東洋からやって来たモン族の一家だった。その息子タオ(ビー・バン)は従兄たちの不良グループからけしかけられて、グラン・トリノを盗もうとするが、それをきっかけにウォルトと出会う。タオの姉で人懐っこいスー(アーニー・ハー)とも知り合って、孤独だったウォルトの生活にも潤いが生まれた。父親のいない気弱なタオに対して、ウォルトは男としての誇りを教えていく。祖父と孫ほど年齢の違う二人は、次第に心を通わせあっていった。 しかし、不良グループたちは執拗なまでにタオを狙った。タオが傷つけられたことを知ったウォルトは、不良グループのメンバーのひとりを暴力で威嚇する。その報復として、タオの家は銃弾を浴びせかけられ、スーは暴行を受ける。 ウォルトの怒りは爆発した。一緒に戦いに行こうと叫ぶタオを部屋に閉じ込めたウォルトは、単身で不良グループの家へと向かう。彼らを怒らせたウォルトは、銃弾によって蜂の巣にされる。そして不良グループは警察から逮捕された。ウォルトの葬儀がヤノビッチ神父によって行われ、その遺言で愛車グラン・トリノはタオに与えられた。まるで新車のように輝くグラン・トリノには、ウォルトの半生が刻み込まれていた。デイジーを助手席に乗せてタオがハンドルを握ったグラン・トリノは、今日も街を駆け抜けていく。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

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2025/11/19

2025/11/19

60点

テレビ/有料放送/ムービープラス 
字幕


クリント•イーストウッド製作監督作品

死を覚悟の無防備な討ち入り。愛車がグラン·トリノ。

2025/11/09

2025/11/09

81点

テレビ/有料放送/ムービープラス 
字幕


録画じゃなくリアルタイムで視聴

また見たが、やはりいい。ウォルト的な人々がトランプを支持するのだろうが、それでもウォルト・コワルスキーの生き方に感動する。

2025/10/20

2025/10/20

88点

選択しない 
吹替


守り方、ウォルトの流儀

ネタバレ

観終わり心の中で唸った。なるほどこんな守り方があったのか。主人公の後悔からの覚悟の決め方に痺れた。良い映画だ。
クリント・イーストウッド主演・監督

2025年

2025/06/02

100点

選択しない 
字幕


今こそ監督にスタンディングオベーションを捧げたい

公開当時に観た時『あーいい映画だったな』くらいのサラッとした感想だった。
あれから約20年。
本日改めて鑑賞。
心が震えるほど素晴らしい映画だった。

若い頃はモノの見方が偏っていた。
視野も知識も今よりも狭かった。
故にそれぞれの登場人物の背景や生き様、世の中との関わり方などを多面的に捉えきれていなかった。
自分の周りにある社会や人生と関連づけて観ていなかった。
若さゆえの自分の未熟さを、歳を重ねる=生きる、ということの重みを今日知った。

今なら、この映画がいかに素晴らしいかわかる。
差別を貧富を確執を老いを若さをそして愛を、日和らずに語ってみせたクリント・イーストウッドに、今こそ心から拍手喝采したい。

2024/03/26

2024/03/26

55点

テレビ/有料放送/ザ・シネマ 
字幕


クリント•イーストウッド78歳?

音楽もクリント•イーストウッドだそうだ。イイ映画だとは思うがアジア人を貶めている様な気もする。我がDVD は未開封の儘である。

2023/10/22

2023/10/22

-点

テレビ/有料放送/ザ・シネマ 
字幕


生ける伝説、監督クリント•イーストウッド

ミスティック•リバーの4年後、今度は分かりやすい。