グラン・トリノ

ぐらんとりの|Gran Torino|GRAN TORINO

グラン・トリノ

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レビューの数

140

平均評点

83.4(1207人)

観たひと

2027

観たいひと

181

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ / 社会派
製作国 アメリカ
製作年 2008
公開年月日 2009/4/25
上映時間 117分
製作会社 Village Roadshow Pictures=Malpaso Productions=Media Magik Entertainment
配給 ワーナー・ブラザース映画
レイティング 不明
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS/SDDS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

誰にも心を開けず、死を待つだけの生活を過ごす孤独な老人と少年とが心を通わせていくヒューマン・ストーリー。「許されざる者」「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー賞の作品賞と監督賞に輝いたクリント・イーストウッドが、激しくも静かに暴力の否定を訴える。製作・監督・主演をイーストウッドが務め、自身の主演作は「ミリオンダラー・ベイビー」以来となる。脚本は、本作が映画デビュー作となるニック・シェンク。他のキャストでは、「大いなる陰謀」のクリストファー・カーレイ以外は、ほぼ無名な新人たちで固めた。テーマ曲も、イーストウッド自身が手掛けている。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

妻を亡くしたウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)は、二人の息子や孫とも疎遠になった頑固で偏屈な老人だった。朝鮮戦争の帰還兵である彼は、戦場で人を殺した重い記憶から逃れられず、愛犬のデイジー以外には心を開けなくなっていた。妻と交流の深かった神父ヤノビッチ(クリストファー・カーレイ)からの懺悔の誘いも、ひたすら拒み続ける。かつてフォード社の自動車工だった彼の宝物は、ガレージで眠る72年型の愛車グラン・トリノだった。 ひとり暮らしを続ける彼の自宅の隣に引っ越してきたのは、東洋からやって来たモン族の一家だった。その息子タオ(ビー・バン)は従兄たちの不良グループからけしかけられて、グラン・トリノを盗もうとするが、それをきっかけにウォルトと出会う。タオの姉で人懐っこいスー(アーニー・ハー)とも知り合って、孤独だったウォルトの生活にも潤いが生まれた。父親のいない気弱なタオに対して、ウォルトは男としての誇りを教えていく。祖父と孫ほど年齢の違う二人は、次第に心を通わせあっていった。 しかし、不良グループたちは執拗なまでにタオを狙った。タオが傷つけられたことを知ったウォルトは、不良グループのメンバーのひとりを暴力で威嚇する。その報復として、タオの家は銃弾を浴びせかけられ、スーは暴行を受ける。 ウォルトの怒りは爆発した。一緒に戦いに行こうと叫ぶタオを部屋に閉じ込めたウォルトは、単身で不良グループの家へと向かう。彼らを怒らせたウォルトは、銃弾によって蜂の巣にされる。そして不良グループは警察から逮捕された。ウォルトの葬儀がヤノビッチ神父によって行われ、その遺言で愛車グラン・トリノはタオに与えられた。まるで新車のように輝くグラン・トリノには、ウォルトの半生が刻み込まれていた。デイジーを助手席に乗せてタオがハンドルを握ったグラン・トリノは、今日も街を駆け抜けていく。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2015年4月下旬号

「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ軌跡)」、その正体は果たして?:映画のキャラクターに俳優自身が重なって泣いてしまう映画 「グラン・トリノ」のイーストウッドは引退後のハリー・キャラハンだ

2009年5月下旬号

評論家発映画批評:「グラン・トリノ」

評論家発映画批評:「グラン・トリノ」

2009年5月上旬号

巻頭特集 イーストウッドは「神」じゃない 「グラン・トリノ」:クリント・イーストウッド「グラン・トリノ」を語る

巻頭特集 イーストウッドは「神」じゃない 「グラン・トリノ」:対談 小林信彦×芝山幹郎

巻頭特集 イーストウッドは「神」じゃない 「グラン・トリノ」:作品評

2009年3月下旬号

特別企画 いま、アメリカ映画は本当に面白くないのか?:短評「レイチェルの結婚」「グラン・トリノ」

2017/10/05

2017/10/12

85点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
字幕


重いテーマを軽快な語り口で説く

生と死、死にゆくものと生まれるもの、
世界と向き合い、前に進むこと。
イーストウッドの人生哲学が凝縮された作品だと思った。

2017/09/15

2017/09/16

97点

レンタル/神奈川県/TSUTAYA/TSUTAYA 保土ヶ谷店/ブルーレイ 
字幕


堅物なジジイと青年の友情を描いた名作

名優クリント・イーストウッドの演技が光る
派手な映画ではないが、これぞ映画という名作。
堅物なジジイと青年の友情を描いたヒューマンドラマ

2017/08/27

83点

選択しない 


世界に居場所がなかった男の話

二度目の鑑賞。パーフェクトワールドもそうだけど、クリント・イーストウッドは本当に西部劇畑の人だなぁとつくづく感じた。
所謂「普通の」生活に馴染めず周りを遠ざけて生きてきた男が、何かの拍子にふと小さな縁を得て、喜びを見つけ、やがて死に場所をそこに見出す。世間に居場所がなく、何かを遺そうとしてこなかったはずのその男の生き様は、少年の心に刻まれて、次代へと引き継がれていく。
…みたいな、ざっくり言うと西部劇的な要素が、よほど好きなのだろうと思った。私も好きだ。
モン族との交流のおかげで、パーフェクトワールドと比べたらウォルトは「もはやこういう風にしか生きようがなくなってしまった」みたいなどん詰まり感がまだ少なかったけど、もしかしたら違う生き方がありえるかもしれないと視聴者目線から希望が見えてしまっただけに、尚つらいところがある。
グラン・トリノを貸してやると言い出したときの、どこか気恥ずかしそうな、それでいて嬉しそうな表情が、その後を思うと切なかった。一度目の鑑賞ではウォルトの変化がただただ微笑ましかったのに、二度目は、そうだよね…こんなの死亡フラグだよね…と泣けてしょうがなかった。
結末が寂しいのにどこか爽やかなのは、遺されたものがグラン・トリノ以外にも確かにあるからだろう。

2010年代

2017/08/24

60点

レンタル 


わからない

どこがいいのか
クリントイーストウッド評価高すぎ
日本人には理解しにくいはず

2009/10/10

2017/08/13

65点

映画館/東京都/新文芸坐 
字幕


となりのモン族

ネタバレ

少年と触れ合ううちに頑迷だった老人の心がほぐれてという話だけならよくあるパターンだが、復讐に行ったと思わせて、ラストの丸腰で自分を撃たせて過剰防衛で長期刑にするという「世界で一番やさしいラスト」(外国の新聞評を予告編で使っていた文言)はインパクトがある。それまで、「暴力は暴力の連鎖を生むに過ぎない」ということが描かれているので、このラストは説得力がある。「グラン・トリノ」とはどういう意味かと思っていたが1972年製のフォードの車名だった。フォード車はアメリカが輝いていた時代の象徴であり、その対比としてトヨタ・ランドクルーザーが出てくる。この車は、未来を担うモン族の少年に譲られるということだろうか。映画の途中ではWASP至上主義の外国人蔑視のようなイーストウッドの発言が目立つが、ラストは「人類皆兄弟」のようになっている。ラストはちょっと涙は出た。ただし、息子が父親の死をモン族の人々に何も言わないのは、納得がいかなかった。

2017/08/05

2017/08/05

88点

選択しない 


グラン・トリノ

頑固しじじい。その言葉を絵に表したような男が、ウォルト。ウォルトは、妻を亡くし息子達とはソリが合わず。そんなウォルトが持っている唯一のものは、フォードグラン・トリノ。隣に住む中国系の少年タオか、とある理由から盗みに入る。その少年タオのいざこざに巻き込まれ、ストーリーは進んでいく。