グラン・トリノ

ぐらんとりの|Gran Torino|GRAN TORINO

グラン・トリノ

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レビューの数

144

平均評点

83.3(1289人)

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2142

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ジャンル ドラマ / 社会派
製作国 アメリカ
製作年 2008
公開年月日 2009/4/25
上映時間 117分
製作会社 Village Roadshow Pictures=Malpaso Productions=Media Magik Entertainment
配給 ワーナー・ブラザース映画
レイティング 不明
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS/SDDS

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

誰にも心を開けず、死を待つだけの生活を過ごす孤独な老人と少年とが心を通わせていくヒューマン・ストーリー。「許されざる者」「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー賞の作品賞と監督賞に輝いたクリント・イーストウッドが、激しくも静かに暴力の否定を訴える。製作・監督・主演をイーストウッドが務め、自身の主演作は「ミリオンダラー・ベイビー」以来となる。脚本は、本作が映画デビュー作となるニック・シェンク。他のキャストでは、「大いなる陰謀」のクリストファー・カーレイ以外は、ほぼ無名な新人たちで固めた。テーマ曲も、イーストウッド自身が手掛けている。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

妻を亡くしたウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)は、二人の息子や孫とも疎遠になった頑固で偏屈な老人だった。朝鮮戦争の帰還兵である彼は、戦場で人を殺した重い記憶から逃れられず、愛犬のデイジー以外には心を開けなくなっていた。妻と交流の深かった神父ヤノビッチ(クリストファー・カーレイ)からの懺悔の誘いも、ひたすら拒み続ける。かつてフォード社の自動車工だった彼の宝物は、ガレージで眠る72年型の愛車グラン・トリノだった。 ひとり暮らしを続ける彼の自宅の隣に引っ越してきたのは、東洋からやって来たモン族の一家だった。その息子タオ(ビー・バン)は従兄たちの不良グループからけしかけられて、グラン・トリノを盗もうとするが、それをきっかけにウォルトと出会う。タオの姉で人懐っこいスー(アーニー・ハー)とも知り合って、孤独だったウォルトの生活にも潤いが生まれた。父親のいない気弱なタオに対して、ウォルトは男としての誇りを教えていく。祖父と孫ほど年齢の違う二人は、次第に心を通わせあっていった。 しかし、不良グループたちは執拗なまでにタオを狙った。タオが傷つけられたことを知ったウォルトは、不良グループのメンバーのひとりを暴力で威嚇する。その報復として、タオの家は銃弾を浴びせかけられ、スーは暴行を受ける。 ウォルトの怒りは爆発した。一緒に戦いに行こうと叫ぶタオを部屋に閉じ込めたウォルトは、単身で不良グループの家へと向かう。彼らを怒らせたウォルトは、銃弾によって蜂の巣にされる。そして不良グループは警察から逮捕された。ウォルトの葬儀がヤノビッチ神父によって行われ、その遺言で愛車グラン・トリノはタオに与えられた。まるで新車のように輝くグラン・トリノには、ウォルトの半生が刻み込まれていた。デイジーを助手席に乗せてタオがハンドルを握ったグラン・トリノは、今日も街を駆け抜けていく。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2015年4月下旬号

「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ軌跡)」、その正体は果たして?:映画のキャラクターに俳優自身が重なって泣いてしまう映画 「グラン・トリノ」のイーストウッドは引退後のハリー・キャラハンだ

2009年5月下旬号

評論家発映画批評:「グラン・トリノ」

評論家発映画批評:「グラン・トリノ」

2009年5月上旬号

巻頭特集 イーストウッドは「神」じゃない 「グラン・トリノ」:クリント・イーストウッド「グラン・トリノ」を語る

巻頭特集 イーストウッドは「神」じゃない 「グラン・トリノ」:対談 小林信彦×芝山幹郎

巻頭特集 イーストウッドは「神」じゃない 「グラン・トリノ」:作品評

2009年3月下旬号

特別企画 いま、アメリカ映画は本当に面白くないのか?:短評「レイチェルの結婚」「グラン・トリノ」

2018/02/23

60点

選択しない 


いい映画だが

客観的にみてクリントイーストウッド監督作品はいい映画が多いと思う。ただ、ほとんどの場合、(個人的な感想だが)後味が悪い。
最後、主人公がダーティーハリーやマカロニウェスタンのように悪者達をやっつける展開を(ダメもとで)期待していたのだが、今回も同様だった。

2018/01/26

2018/01/26

-点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
字幕


良い

2018/01/03

2018/01/03

85点

レンタル 


21世紀の”死”の扱い方

老人の映画だった。
80年代までの映画では、劇中の死は”無念”や”過ち”、"犠牲"といった印象がある。
ストーリーではそうなっているが、最近の映画ではそれに意味が付加されているように思う。
それが老人の戯言感である。
次世代へ行けない老人から見るある意味軽弾んだような死の重み。
所詮、人は死ぬ。
そんな冷酷さが現代映画を象徴しているように思う。
死に希望はない。
日本映画でも北野武が同じ部類の死を扱う作家かもしれない。
そして、映画の中の”死”はその時代を表すものなのかもしれない。

2017/12/20

2017/12/20

83点

選択しない 
字幕

ウォルトは白人至上主義的であったが、最後にはタオ、スーという異人種のために死んでいく。結局異人種に差別的であったのも触れたことがなかっただけであろう。
この映画のテーマはウォルトの過去の克服といったところであろうか。
過去に朝鮮人を戦争で殺した過去、これが頭から離れない。ギャングの元へ行く前の懺悔は過去の過ちを認めることである。その後ギャングの元へ丸腰でいく。2度と人を殺すことはしない、自分を殺させることでタオとスーをギャングから守るこの2つの目的達成のために丸腰で行ったのだろう。

2017/10/23

2017/10/23

75点

レンタル 
字幕


男の生き様

孤独な老人の生き様を描いた作品。序盤は登場人物の行動がいちいち鼻につくところもあったが、淡々と進む物語にだんだんと引き込まれていった。ただ最後の展開があまりに悲しすぎて自分にはこれ以上の点をつけることができなかった。けれど他の監督作品も見てみたくなった

2017/10/05

2017/10/12

85点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
字幕


重いテーマを軽快な語り口で説く

生と死、死にゆくものと生まれるもの、
世界と向き合い、前に進むこと。
イーストウッドの人生哲学が凝縮された作品だと思った。