輪廻(2005)

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輪廻(2005)

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レビューの数

7

平均評点

59.0(119人)

観たひと

228

観たいひと

21

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ホラー / サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 2005
公開年月日 2006/1/7
上映時間 96分
製作会社 TBS/EntertainmentFARM/オズ/ジェネオンエンタテインメント/東宝/日活/MBS
配給 東宝
レイティング
カラー カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督清水崇 
脚本清水崇 
安達正軌 
原作大石圭 
エグゼクティブプロデューサー濱名一哉 
小谷靖 
プロデューサー一瀬隆重 
撮影柴主高秀 
ステディカム清久素延 
航空撮影山口修 
美術斎藤岩男 
装飾松本良二 
音楽川井憲次 
音楽プロデューサー慶田次徳 
主題歌扇愛奈 
録音柿澤潔 
サウンドエフェクト柴崎憲治 
照明渡部嘉 
編集高橋信之 
衣裳清水寿美子 
スタイリスト宮本茉莉 
森幸代 
音楽編集浅梨なおこ 
キャスティング山口正志 
アソシエイトプロデューサー木藤幸江 
ラインプロデューサー福島聡司 
製作担当若林雄介 
助監督安達正軌 
スクリプター岩倉みほ子 
スチール竹内健ニ 
視覚効果松本肇 
特殊効果岸浦秀一 
3Dデジタル笹江政毅 
武隈樹成 
塚田均 
大畑智也 
2Dデジタル菅原万理子 
田口清隆 
越村和美 
特殊造形松井祐一 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演優香 杉浦渚
香里奈 木下弥生
椎名桔平 松村郁夫
治田敦 大森範久
杉本哲太 村川忠司
小栗旬 尾西和也
松本まりか 森田由香
小市慢太郎 プロデューサー・山中
三條美紀 大森歩美
黒沢清 川島教授
佐々木麻緒 大森千里
伊藤大翔 大森優也
望月美緑 若い歩美
諏訪太郎 映写技師
七尾藍佳 ラジオDJ
眞島秀和 助監督
佐藤貢三 キャスティング
森本浩 撮影技師
大槻修治 照明技師
蟷螂襲 美術デザイナー
太田康太郎 映画「記憶」スタッフ
川嵜祐樹 映画「記憶」スタッフ
大田裕次郎 映画「記憶」スタッフ
飯野茂男 映画「記憶」スタッフ
竹勲 映画「記憶」スタッフ
久保貫太郎 映画「記憶」スタッフ
喜代原麻里 映画「記憶」スタッフ
正木佐和 映画「記憶」スタッフ
大林佳奈子 映画「記憶」スタッフ
富永貴博 映画「記憶」スタッフ
恵有一 映画「記憶」スタッフ
沼波大樹 映画「記憶」スタッフ
平岩トモミ 中田尚美
永野哲志 篠原哲太
増本庄一郎 山口幸彦
英由佳 鈴木淳子
原川真治 原川真
佐藤陽子 新庄陽子
吉田智 吉田智道
海宝たまき 吉原たまき
岡崎宏 峰浩司
松下太亮 松下太亮
山本彩乃 清水沙英
染谷裕正 サラリーマン・山口雄三
吉満涼太 トラック運転手・鶴田宗則
小谷力 高橋まさる
相ヶ瀬龍史 落合拓馬
いずみさえか 足立正美
クラガノキイチ 村上賢一
三浦久枝 黒沢清美
藤貴子 客室係・須藤貴子
野村信次 ホテルオーナー・高田直人
潮見勇輝 フロント係・猪俣悠太
和泉今日子 清掃係・新谷薫
古谷泰時 配膳係・小澤淳史
原田文明 宿泊客夫・奥野雅
西美子 宿泊客妻・奥野なお
石丸ひろし 宿泊客・速水太一
戸田佳世子 宿泊客・竹内洋子
岩崎友香 佳奈子
小川清乃 香織
都築久弥 神主
出演(声)福圓美里 声の出演
岩本三千代 声の出演
山本満太 声の出演
片山美穂 声の出演
小森琴世 声の出演

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

前世の因縁を背負った新人女優に降りかかった恐怖を描いたミステリー・ホラー。監督は「THE JUON/呪怨」の清水崇。脚本は、清水監督と安達正軌の共同。撮影を「愛してよ」の柴主高秀が担当している。主演は「ぼくの孫悟空」の優香。尚、本作は『Jホラーシアター』の第3作として、製作・公開された。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

35年前に、群馬県のホテルで実際に起きた大量無差別殺人事件。新人女優の渚(優香)は、監督の松村(椎名桔平 )によってその映画の大役に抜擢されるが、以来、彼女の身辺に不気味な少女が現れるようになる。果たして、それは事件の犯人である法医学教授・大森(治田敦)に殺害された彼の娘・千里で、渚が演じる役のモデルでもあった。更に、役作りの為に訪れた実際のホテルで、彼女は記憶を辿るように客室のひとつに導かれて行く。そこは、千里の殺された部屋だった。奇妙な符合の数々、渚の脳裡に忌まわしい考えが浮かぶ。「私は少女の生まれ変わりなのだろうか?」 一方同じ頃、女子大生の弥生(香里奈)もまた、妙な夢に悩まされていた。夢に出てくるのは、いつも同じ赤い屋根のホテル。そう、それはまさしく事件の起こったホテルであった。彼女もまた、被害者の生まれ変わりなのだろうか? 映画『記憶』の撮影が開始された。しかし、撮影の為にスタジオに再現されたホテルのセットにいた筈の渚は、いつの間にか惨劇のホテルに迷い込んでいた。そんな彼女の前で、大森が次々と殺戮を始める。大森は狂ってなどいなかった。肉体と魂の研究をしていた彼は、輪廻転生の実験を試みていたのだ。そしてその中で、渚は被害者とその生まれ変わりの人々を目の当たりにしていく。驚いたことに、松村は千里の兄・優也で、弥生は千里の生まれ変わりであったことが判明した。では、自分は一体? 実は、大森の生まれ変わりだった渚。それに気づかされた時、彼女は発狂した。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2006年3月上旬号

日本映画紹介/外国映画紹介:輪廻

2021/12/17

-点

選択しない 


撮影協力;三浦市営業開発課、みうら映画舎 (戸建て平屋型・市営住宅)

2012/01/02

2018/08/31

75点

テレビ/有料放送/チャンネルNECO 

 
自宅(CS放送)にて何度目かの鑑賞(初鑑賞は劇場にて)。“Jホラーシアター”第二弾公開作で、『感染』・『予言』(共に'04)に次ぐレーベル三作目。清水崇の監督・共同脚本。この監督のベスト3に入る出来。一役を三人が演じ、劇中作のスタッフ迄登場する複雑な設定を簡潔に纏め、判り易いプロットでラストも佳い。このジャンルでは珍しく抑え気味で邪魔をしないBGMや効果音の使い方にも好感を持つ。ただ人形の件りはやや蛇足的に観えてしまうのと、椎名桔平演じる“松村郁夫”のステロタイプな“監督”が鼻に付いた。75/100点。

・主演の“杉浦渚”を演じる優香、まずますの合格点(特に終盤の表貌が佳い)。声質やキャラクターとギャップを感じる“森田由香”役の松本まりか、その意味でホラーと相性がよく印象的。“佐伯伽椰子”の藤貴子も出ている。
 

2006年

2015/02/28

30点

映画館/東京都 


リジナルビデオ版の呪怨を上回るような映画はもうこの清水崇には作れないのだね。

謎解きも含めてミステリー的要素は含んではいるものの個人的にはまったく肌に合わなかった。

ホラーとして恐く無いのが致命的であると思う
オチは僕個人は見破ることは出来なかったもののそれ一つがこの映画の魅力になるほどのインパクトは無い。

まぁ一番の見所はなんと言っても優香の絶叫顔でしょう。この顔だけは怖かった。
結局は映画の印象よりも優香の印象のほうが強いくらいのレベルの内容だったということでしょうか。

2006/01/06

2014/12/07

50点

映画館 


お話しが理に落ちている

清水ちゃんとしては、あるホテルで起こった惨殺事件と輪廻のお話を絡ませて多元的な視点から描いているのでまあ面白いと思いますが、「呪怨」あたりと比べるとお話しが理に落ちていて得体の知れない恐怖みたいなものは出ていないような感じですね。

2014/09/19

2014/09/20

100点

レンタル/DVD 


輪廻転生パラレルゾンビホラー

恐ろしい命運が、どこまでも追いかけてくる!逃れられない死の恐怖!輪廻転生パラレルゾンビホラー。めちゃくちゃ怖かった。

大量殺人事件を基にした映画の配役オーディションで、見事メインキャストに抜擢された新人女優・渚。だがその日から、彼女の周りに不気味な少女が現れるようになり、自分が知らない謎の「記憶」に段々と取り憑かれてゆくお話。

現実・夢・前世の記憶、3つの世界から怨念が溢れ出してきて、怖さ3倍増し。
「殺人事件の起きた廃ホテル」という設定だったり、「出てきそうで出てこないちょっと出てくる霊」だったり、禁忌の研究に取り憑かれた狂気の父だったりと、怖いポイントは色々ある。だが何より本気で怖かったのは、「人形」。

主人公にまとわりつく少女が持ち歩いている人形で、作中で何度も登場するのだが、真面目に気味が悪くて直視できない。
異様な存在感を放っていて、小道具の域を完全に越えていた。もはやキャストの1人として数えるべきだと思った。

2006/01/08

2013/02/26

60点

映画館/広島県/ワーナー・マイカル・シネマズ広島 


女子高生が大切

ネタバレ

 「大ネタ」が一つと、冒頭と最後に小さなひねりが一つずつありました。ホラーと呼ぶよりは、「ホラー風味のミステリー・サスペンス」とでも表現した方がいいと思う作品でした。中には鼻先で笑う人もいるかも知れませんが、僕は映画的な仕掛けの面白さを充分堪能しました。

家に帰った後で作品のいろいろな場面を反芻してみましたが、謎解きに関してはアンフェアな部分は全くなかったと思います。脚本のつなぎ方が非常に良かったのでしょう。特に、冒頭の女子高生三人組の携帯電話をめぐる場面は非常に重要な要素です。観客はみんなどうしても優香の視点に立ってしまいがちになるのですが、そこでの香里奈の役割を見落としさえしなければ、意外に早く仕掛けを見抜いて、真相に気づく人も多いかも知れませんね。

僕は、最初のエピソードの意味が分からなかったので、最後まで騙されていました。誤解を恐れずに言えば、映画の最後の一秒に楽しさがある作品です。