千尋の頑張りと成長がアツい。
育児してるからか、自然とそこに目が行く。小4で(多分親の都合で)転校して不貞腐れて、ボーッとしてた千尋が急に労働者の世界にぶち込まれる。人間クサいと煙たがられ、2頭身のおっかない魔女に名前を取られ、両親は豚にされ、唯一優しくしてくれる男も謎だらけ。かなりの荒療治。10倍速で経験値稼いでる感じ。
初めは、おっかなびっくり1段ずつ階段を降りてた千尋が、後半で、たすき掛けをしてブリキの排煙筒を駆けるまでに成長する。千尋って鼻低いし顔の余白多いし、のっぺりした顔なんだけど最初と最後で全然表情が違う。かわいくて、生き生きした表情に変わっていく。初めは薄気味悪がった油屋のスタッフや客達を味方につけ、ハクにして貰うだけじゃなくて自分からも何かしたいと思うようになり、迷えるカオナシにも自分の意見を伝えることができて。伸び代しかないわ。そして、最後は豚を当てて大大大ハッピーエンド。
関係ないけど、ハクはどうして魔法使いになりたかったのかな。自分の川が埋め立てられて帰る場所が無くなったから、何か取り戻したかったのだろうか。油屋の事業とか釜爺やリンの来し方行く末とか、坊の出自とか湯婆婆と銭婆の関係とかカオナシの正体とか、正直千尋以外にも掘り下げたいことは山ほどある。でも、今回はあえて掘り下げずにハッピーエンドを楽しんだ。