2ヶ月前にも同じ劇場で観た映画。前回と同様に今回もトークショー付き。
今度いつ映画館で観られるか分からないから、という理由もあるが、前回のトークショーで中島ひろ子さんのサッパリした感じに魅了されて、再び彼女も登壇するトークショー付き上映に参加することにした。
2ヶ月前に観た記憶の新鮮な作品ではあるが、学生時代に映画館に足を運ぶ度にどんどん好きになっていったのと同じように、今回も2ヶ月前より後味が良かった。
私にとっては観るほどに好きになる映画なんだろう。
女主人ラネフスカヤを演じる倉田さんが練習中に語る「私が子供だった頃、たくさんの幸福が、毎朝わたしと一しょに目を覚しました」みたいなセリフがあるのだが、今思えば長くはなかった学生時代と結びついてしまって、とにかく「櫻の園」にかける彼女達の一瞬が儚くて切ない。
この映画の登場人物達と同様、私も笑って、怒って、戸惑って、何かと戦っていた。
この映画を観たからと言って高校時代のエピソードを思い出そうとすることはないが、漠然と当時の感情が呼び戻されるんだよなぁ。
いずれにせよ、いつも観終わってからしばらく浸ってしまう映画です。
ところで、今回のトークショーは豪華でした。
中原監督の他、中島ひろ子さん、つみきみほさん、宮澤美保さん、梶原阿貴さん、橘ゆかりさん(中野敦子の姉役の方ね)と贅沢な顔ぶれ。しかも伊藤彰彦さんって方が回すのが上手くてトークショーによくあるグダグダ感がなく、ホントにショーとして楽しめた。やっぱり聞き手は大切だねー。
つみきみほさんが今や女優以上にヘルパーとしても忙しくされているという話が衝撃的でした。
また中島ひろ子さんは体育界女子校生だったようで、トークショーが終わり登壇者達が去って行く際に、深々と客席に頭を下げている様子が昭和の高校生だった私にはとても印象的。