櫻の園(1990)

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櫻の園(1990)

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レビューの数

47

平均評点

77.1(270人)

観たひと

418

観たいひと

32

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1990
公開年月日 1990/11/3
上映時間 96分
製作会社 ニュー・センチュリー・プロデューサーズ=サントリー
配給 アルゴプロジェクト
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督中原俊 
脚本じんのひろあき 
原作吉田秋生 
企画成田尚哉 
製作岡田裕 
プロデューサー笹岡幸三郎 
撮影藤沢順一 
美術稲垣尚夫 
音楽熊本マリ 
録音林大輔 
照明金沢正夫 
編集冨田功 
助監督富樫森 
スチール竹内健二 
提携日本テレビ 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演中島ひろ子 志水由布子
つみきみほ 杉山紀子
白島靖代 倉田知世子
宮澤美保 城丸香織
梶原阿貴 久保田麻紀
三野輪有紀 大町真由美
白石美樹 平井和代
後藤宙美 戸田麗子
いせり恵 河合喜美子
金剛寺美樹 井上志摩子
菅原香世 中野敦子
永田美妙 藤城千晶
丸山昌子 木村環
古川りか 松本圭子
西村雪絵 三島一子
永椎あゆみ 神奈川潮美
佐藤友紀 高田真理子
浅沼順子 大西加奈子
山田純世 堀口さゆり
白戸智恵子 高野久美
阿部千種 田代有美
大原麻琴 佐野留美子
森沢なつ子 櫻華女子学園生徒
西山友紀子 櫻華女子学園生徒
植竹よしみ 櫻華女子学園生徒
伊藤礼奈 知世子ファンの2年生
森典子 知世子ファンの2年生
広野美保子 知世子ファンの2年生
三上祐一 島田祐介
橘ゆかり 中野綾子
上田耕一 坂口
岡本舞 里美先生
南原宏治 中村先生

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

毎年創立記念日にチェーホフの「櫻の園」を上演する女子高演劇部を舞台に、それに携わる少女たちの開演までの2時間の出来事を描く。吉田秋生原作の同名漫画の映画化で、脚本は「ノーライフキング」のじんのひろあきが執筆。監督は「猫のように」の中原俊。撮影は「君は僕をスキになる」の藤沢順一がそれぞれ担当。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

郊外にある私立櫻華学園高校演劇部では毎春、創立記念日にチェーホフの舞台劇「櫻の園」を上演することが伝統となっていた。そんな開幕2時間前の早朝、小間使いのドゥニャーシャ役の部長・由布子がパーマをかけた髪でやって来た。普段はまじめな由布子の変化に演劇部員たちは驚くが、そんな時、若い従僕ヤーシャ役の紀子が他校の生徒とタバコを吸って補導されたというニュースが部員の間に駆けめぐる。それによって上演中止にまで発展しかけたが、顧問の里美先生のけんめいな説得によってなんとか丸く納まった。男役として人気の知世子は、今年は女主人ラネフスカヤを演じることになっていたが、初めての女役に自信を持てない知世子を、由布子は優しく励まし、そんな二人の間に友情をこえる感情が芽生えていた。そして、二人の姿を偶然物かげから見てしまう紀子も由布子に好意を持っていた。こうして開幕は近付いてきた。舞台裏での緊張感の中で紀子がふっと「志水さん、今日は誕生日でしょう?」と由布子に言う。やがて少女たちの間で小さな声で歌われるハッピーバースデーと共に、開幕のベルは鳴るのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2012年4月上旬号

MOVIE at HOME お家でDVD & Blu-Layを:DVDコレクション 「櫻の園」「12人の優しい日本人」中原俊[監督]インタビュー

1990年12月上旬号

日本映画批評:櫻の園

1990年11月下旬号

日本映画紹介:櫻の園

1990年10月下旬号

グラビア:櫻の園

特集 櫻の園:中原俊 インタビュー

特集 櫻の園:エッセイ

特集 櫻の園:作品論

1990年10月上旬号

試写室:櫻の園

1990年8月下旬号

撮影現場訪問:「櫻の園」

2025/12/14

2025/12/14

100点

映画館/東京都/ラピュタ阿佐ヶ谷 


35周年@ラピュタ阿佐ヶ谷

多分、邦洋画あわせて一番何度も見た映画だと思う。
完璧なタイミングでのセリフの掛け合いとその表情…まさに神がかり的な作品。見る度に感心してしまいます。
今回は劇場公開から35周年ということでラピュタ阿佐ヶ谷にて上映終了後に中原監督・中島ひろ子・つみきみほ・宮澤美保・梶原阿貴らが登壇しての貴重すぎるトークショー。進行は助監督の原正弘。そしてアイスクリームのお姉さん橘ゆかりとその隣のメガネっ娘は白石美樹?もご来場でした。(皆さん敬称略です)
それぞれのオーディションや撮影時の想い出を聞かせていただきました。その役柄の為、つみきみさんは撮影中はずっと周りのキャストとは距離を置いていたらしくとても辛かったらしいですね。
ナマ「どうもすいませんでした…」は聞けませんでしたが、梶原阿貴のナマ「なにそれ?」は感動モノでした。ありがとうございました!

2025/11/30

2025/11/30

75点

レンタル/東京都/ゲオ 


音楽・熊本マリもいい感じ

三人の少女(志水、倉田、杉山)の確執。杉山の哀しみを描いた映画。格調高い演出が光る。音楽:熊本マリもいい感じ。

2025/11/22

2025/11/23

80点

その他/録画 


演劇部

2度目の鑑賞。
ある女子高で毎年4月に行われる創立記念のイベントとして恒例行事である演劇部の「櫻の園」を巡るドラマ。
当日の開演の2時間前から起こる出来事を映画は96分で描くところとが面白い演出。実際の映画の内容では2時間はありえないでしょうが。特にある生徒杉山紀子(つみきみほ)が喫煙で補導されたことで大問題。これが実際2時間でけりがつくのは無理。
他に部長志水由布子(中島ひろ子)の突然のパーマ。主演倉田知世子(白鳥靖代)の女役を演じるプレッシャー。
以上は演じる3年生たちだが、マネージャー的な城丸香織(宮澤美保)が先輩たちを2年生の目で観察する。
無事開演で実際のチェーホフの舞台はなしでエンディング。
実年齢も近い名前だけくらいしか知らない女優さんたちだが、女子高生らしい演技でした。
しかしあれだけ問題を起こした、杉山さんがまた構内で喫煙すrのは如何でしょうか?匂いも残るでしょうに。

2025/08/02

2025/11/19

78点

テレビ/無料放送/J:COM BS 


女子高生の瑞々しさとしなやかさと

ネタバレ

LIE lie LIEを観て中原俊監督に惹かれたことから、この映画を再見することにした。押さえ所が何箇所かあって、ここ一番というタイミングでのワンショットが素晴らしい。
例えば......
この女子高校恒例の卒業公演が実現するかどうか気を揉んでいた舞台チェーホフの「桜の園」の幕がいよいよ上がろうとしている。1ベルが鳴って出演者たちが舞台の袖で固唾を呑んで気持ちを整えている時、杉山紀子(つみきみほ)が「志水さん、今日が誕生日なんですってね、おめでとう」と語りかけたのがキッカケになって、出演者たちが志水を囲んでみんなで「ハッピーバースデー」を小さな声で歌う。杉山の密かに好意を抱いていた志水(中島ひろ子)が倉田(白島靖代)とツーショットを撮って親愛の情を昂めていることを杉山はさっき見たばかりだった。志水への羨望めいた陰性的な心情を陽性的な誕生祝いに代える瑞々しい情感が滲み出るようなシーンになっている。この時の杉山は、志水への片想いの切なさを優しい気配りに切り替えて見せる。そして、志水は小間使ドゥニャーシャとして燭台を手にして舞台へ出ていく、気持ちを切り替えて。
今どきのこの年頃の人たちは、このシーンをどう受け止めるだろうか、興味が湧いた。何しろこの映画の公開は35年前なんですから。

ところで、アントン・チェーホフ作「桜の園」の日本語版は誰の翻訳を使ったのか、どこにも記されていなかった。どうしてだろう。音楽に「ショパンの主題による変奏曲」が使われたこと、その作曲者名(Fedrico Mompou)がレコード会社と共に明記されていたのと比べて、この扱い方の違いは何だろう。

1990年度キネマ旬報ベストテン最優秀作品賞(第I位)、監督賞(中原俊)及び脚本賞(じんのひろあき)受賞作品。

2025/09/25

2025/10/03

60点

映画館/東京都/新文芸坐 


キャピキャピ会話

公開時に観た時もそうだったが、女子のキャピキャピした会話に拒絶反応。でも、今回観直して、一見自由にやらせているようで、きちんと演出されていることがわかった。それでもやはり、つみきみほと梶原阿貴以外に観どころを感じない。

2025/09/28

2025/09/28

92点

映画館/東京都/新文芸坐 


2度目のトークショー付き上映

2ヶ月前にも同じ劇場で観た映画。前回と同様に今回もトークショー付き。
今度いつ映画館で観られるか分からないから、という理由もあるが、前回のトークショーで中島ひろ子さんのサッパリした感じに魅了されて、再び彼女も登壇するトークショー付き上映に参加することにした。

2ヶ月前に観た記憶の新鮮な作品ではあるが、学生時代に映画館に足を運ぶ度にどんどん好きになっていったのと同じように、今回も2ヶ月前より後味が良かった。
私にとっては観るほどに好きになる映画なんだろう。

女主人ラネフスカヤを演じる倉田さんが練習中に語る「私が子供だった頃、たくさんの幸福が、毎朝わたしと一しょに目を覚しました」みたいなセリフがあるのだが、今思えば長くはなかった学生時代と結びついてしまって、とにかく「櫻の園」にかける彼女達の一瞬が儚くて切ない。
この映画の登場人物達と同様、私も笑って、怒って、戸惑って、何かと戦っていた。
この映画を観たからと言って高校時代のエピソードを思い出そうとすることはないが、漠然と当時の感情が呼び戻されるんだよなぁ。
いずれにせよ、いつも観終わってからしばらく浸ってしまう映画です。

ところで、今回のトークショーは豪華でした。
中原監督の他、中島ひろ子さん、つみきみほさん、宮澤美保さん、梶原阿貴さん、橘ゆかりさん(中野敦子の姉役の方ね)と贅沢な顔ぶれ。しかも伊藤彰彦さんって方が回すのが上手くてトークショーによくあるグダグダ感がなく、ホントにショーとして楽しめた。やっぱり聞き手は大切だねー。

つみきみほさんが今や女優以上にヘルパーとしても忙しくされているという話が衝撃的でした。
また中島ひろ子さんは体育界女子校生だったようで、トークショーが終わり登壇者達が去って行く際に、深々と客席に頭を下げている様子が昭和の高校生だった私にはとても印象的。