まず70年代半ばの時代の空気を背景に見ないと、今の感覚で初見だと相当受け止め方も変わってくる。
親の引いたレールから出ていきたい、納得できない、閉塞感。優等生だったのに大学なんて行くなと父親に願書を破られる。
東京の大学に行った仲間のキラキラがまた腹立たしい。
心の底では不満が渦巻いている母親の過干渉の鬱陶しさに、体だけの信用できない女。何もかも嫌になる訳で。
ゴダイゴの明るい音楽がなんとも切ないのは、千葉から憧れてもたどり着けない青春を感じるからか。千葉の海岸でサーフィンを見ても、なんとも突き抜けられない。これがきっと75年の長谷川和彦の心象風景なんだろう。
余談ながらしかししかし、原田美枝子の脱ぎっぷりの良さよ笑最高ですね。市原悦子のホラーもまた笑