さらば友よ

さらばともよ|Adieu L'ami|----

さらば友よ

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レビューの数

47

平均評点

72.2(199人)

観たひと

295

観たいひと

19

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アクション
製作国 フランス
製作年 1968
公開年月日 1968/10/20
上映時間 115分
製作会社 セルジュ・シルベルマン・プロ
配給 日本ヘラルド映画
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「シンデレラの罠」の原作者として知られるセバスチャン・ジャプリゾとジャン・エルマンの脚本を、日本ではこれが初登場の新鋭ジャン・エルマンが監督したアクションもの。撮影はジャン・ジャック・タルベス、音楽は、「サムライ」のフランソワ・ド・ルーベ。出演は「サムライ」のアラン・ドロン、「特攻大作戦」のチャールズ・ブロンソン、オルガ・ジョルジュ・ピコ、「禁じられた遊び」の名子役ブリジット・フォッセーが十六年ぶりにスクリーンに登場。製作はセルジュ・シルベルマン。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

戦争も末期のある寒い朝アルジェリア帰りの兵士たちを乗せた船が、マイセイユについた。その中に、軍医のディノ・バラン(A・ドロン)もいた。そのバランに「モツアルトの友人のバランさんでしょ?」といきなり若い女が話しかけてきた。バランは表情もかえず無視して歩き続けた。同じ船からアメリカ人軍曹で、戦争を商売にしてきたフランツ・プロップ(C・ブロンソン)もおりた。彼は部下をかきあつめ、次はコンゴに出かけ一稼ぎしようと企んでおり、それには軍医が必要と、バランをくどいていた。そのプロップを殴り倒し、バランは彼を追ってきた若い女の車に乗った。女はイザベルといい、彼女はモツアルトに頼んでおいた約束を、バランに代行して欲しいと頼んだ。その仕事というのは、イサベルはパリの広告会社に働いているが、会社の債券をひそかに持ちだし利用していた。年末の決算も近づいたので、それを金庫に返さなければならない。地下室のもとモツアルトのいた医務室の隣りに金庫がありクリスマスの連休の間に、それを返してほしいというのだ。バランはその仕事をひきうけ、医務室にハイスピード分解写真装置のついたカメラを持ち込み、金庫室の見通せる小窓にそれをセットした。金庫の七つのダイヤルの組合せ番号を盗み出そうというのである。金曜日は会計簿をしまうために金庫が開けられることになっていたがその日は社員のボーナス、月給を含めて二億フランの現金がしまわれるのを知って、バランの目的はかわった。債券を返して同時に、中身をいただこう。だが、カメラは七つのダイヤルのうち、三つしか写してなかった。組合せは無数にあり、時間は三日三晩しかない。バランが作業を開始したとき、ふらりとプロップがあらわれた。いまさら彼を追いかえすわけにもいかず二人は一緒に、仕事をはじめた。が、ふとしたことから金庫室の中に二人はとじこめらわてしまった。男二人の間に奇妙な友情が生じた。そこでディノはかつてアルジェリアで、親友モツアルトとの関係も語りだした。そして長い苦闘の末、遂に金庫は開いた。しかし中はからっぽだった。壁をしゃにむにくずし、通風孔をとおり、医務室に脱出したが部屋には、警備員の死体がころがっていた。バランは罠にかけられたことを知った。恐らくバランが作業にかかる前に、誰かが金を盗み出し、警備員を射殺し、罪をきせようとしたのだ。バランとプロップは別々に逃げた。二億フランの金庫破りと、警備員殺しのニュースは派手にかきたてられ、非常線がはられた。プロップは空港でその非常線に引っかかったバランを救うため、自分が捕えられた。一方バランは、イザベルの行方を探して、医務室の助手をしているドミニクのところを訪ねた。そこでバランは、おぼろげながらではあるが真相をつかみかけた。盗聴されることを計算にいれバランは、警察に捕えられているプロップに電話した。その後、ドミニクを連れて、医務室に行き、イザベルのカルテをさがさせた。バランの背中に銃がつきつけられた。イザベルだった。金をとり警備員を射殺したのは、イザベルとドミニクの共犯だったのだ。だが、ビルには警察官たちもひそんでいた。それに気づいて逃げるイザベルとドミニク。同性愛の関係にある二人を警官は射殺してしまった。ディノの制止も聞かず……。事件は終った。他の事件で再び刑事に連行されるプロップの煙草に、バランは無言で火をつけてやった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1968年11月下旬号

外国映画批評:さらば友よ

1968年11月上旬号

新作グラビア:さらば友よ

旬報試写室:さらば友よ

外国映画紹介:さらば友よ

2019/09/29

2019/09/29

60点

テレビ/有料放送/シネフィルWOWOW 
字幕


まぁまぁ楽しいサスペンス的映画

意外な展開が続くので、まったく飽きずに観られるサスペンス的アクションありの映画。
アラン・ドロンとチャールズ・ブロンソンの微妙な距離感がイイ感じ。
観終わってスッキリする系の映画だった。

物語は、戦場から帰って来た兵士の中にいた軍医(アラン・ドロン)に接触してくる女性がいたが彼女は他の軍医を探していた。その近くにいた帰還兵(チャールズ・ブロンソン)もいて、彼は「金の匂いがする感覚」が鋭い。そして、アラン・ドロン周辺に金の匂いがするので、付きまとうことになる。
アラン・ドロンは、女性から「会社の債券を使い込んだのだが、その債券を金庫に戻して欲しい」と持ちかけられる。実行はクリスマスの三連休。そしてどういう訳かアラン・ドロンは引き受けることになるのだが、その金庫にはクリスマス直前に大金が格納されることも判明。
すると、これまた何故かチャールズ・ブロンソンが「じゃあ、大金はいただこう!」と言い出すのだが、アラン・ドロンは断る。
しかし、またまた何故だか「二人で大金いただこう」という話になり、いざ実行!…となるのだが……という展開。

このように、不思議な成り行きで物語が進んで行く「雑な展開」ではあるものの、それを気にしなければ、楽しく見られる(笑)
終盤、凄い展開になっていくのが楽しい!

劇中、チャールズ・ブロンソンが水面張力でコーヒーなどが入ったコップに5枚のコインを入れる場面が印象的だが、こうしたコイン入れシーンはワンカットで撮影すべきではないか?…と思った。カットをつないでいるので、コップの水面張力が減っている気がした場面あり。

全体的に割と面白いサスペンス的な映画だった。

2015/10/27

2019/05/10

70点

映画館 
字幕


役にはまった好演

ネタバレ

本格的なミステリーサスペンスとしては???な描写や、何だかご都合主義的なドラマ展開がいくつかあるし、ラストショットの絶叫「イェ~イ」も蛇足のよう気がしなくもない。ただ、そんなことをうっちゃって観れば、男同士の固い絆と乾いた友情が終幕にストイックに滲む異色のバディムービーであり、画面にジリジリと漂う重い緊迫感が心に残るオーソドックスなフィルムノワールであり、そして何より、ハードボイルドな役柄を見事に演じきったA・ドロン、C・ブロンソンの滋味深い存在感が光る秀逸のスター映画でもあった。

あと、「禁じられた遊び」のポレット役から幾年月、かくも立派な女性に成長したB・フォセーの清楚な魅力も印象的。

2019/03/23

2019/03/31

70点

テレビ/有料放送/シネフィルWOWOW 
字幕


阿保やなあ!コップを水を満タンにしコインを入れる、真似したものだ。

2015/10/24

2019/03/26

-点

映画館/神奈川県/TOHOシネマズ海老名 


やはりラストかな

午前十時の映画祭
我々世代ではダーバンとマンダムの競演ということなのだか、それぞれが単独で出て来る場面ではきちんとドロン映画、ブロンソン映画になっていて驚いた。一緒の場面になると殴り合いをさせ、狭い空間に閉じ込め、上半身裸にさせるというサービスぶり。もう殆んど場面は忘れていたが、有名なラストは今もって色褪せていなかった。

2018/10/18

70点

選択しない 


全体的にいい雰囲気だが

ネタバレ

この頃のアランドロンの映画は最後に殺されてしまうパターンが多かったので、ちょっと心配していたが、結局あの有名なシーンで終わったのでしたね。いい意味で裏切られた。
テーマ音楽もよく、全体的にいい雰囲気なのだが、ところどころ気になってしまう点があった。
まず、チャールスブロンソンがアランドロンの犯罪に付き合う理由が理解できない。
アランドロンが金庫からお金を盗むのではなく、債券をしまってほしいという女性の頼みだったが、なぜ、わざわざその金庫に入れるのかという理由を彼女に聞かなかったのは不自然だ。
金庫のダイヤルを何度も試すシーンと閉じ込められるシーンが長すぎる。「死刑台のエレベーター」のオマージュかと思った。
犯人である二人の女に対して、リボルバーにはもう弾は入っていないのに(「サムライ」を思い出した)、警官がマシンガンで撃ってしまうのはやりすぎではないか。
なぜ金庫にあんな大金をしまっておいた理由が結局わからなかった(私だけ?)。
最後に、個人的な要望だが、ブリジット・フォッセーを犯人役にしてはいけない。

2018/07/02

2018/07/02

35点

テレビ/有料放送/シネフィルWOWOW 
字幕


初見。公開時話題になったが、フランスの暗黒街系っぽいの嫌いでまったく見てない。

これは暗黒街系というより、ただのアホな犯罪映画というだけ。
なんでこのおじさん達こんな事やってんの?感が拭えない。
結局、ラストシーンのブロンソンのタバコにドロンが火をつけてやる。それがやりたかったんでしょ?
英語版にも違和感あり。
忍び込む会社の警備員が杜撰過ぎだし、なぜブロンソンがドロンの後をつけてこんなクソ犯罪に手を貸そうとするのかが、まったく説得力ないでしょ?いくら金のためとはいえ。
金庫の暗号、順列組合せを全部試していくって、頭沸いてない?
中盤以降、警察が動き出してからやっと少し面白くなるのだが、ラストで2人の女を警官隊がマシンガンで撃ち殺しちゃうのは、そんなのありかよ!?と思う。
《黄金の七人》のようなトロいとこが随所に顔を出すが、テイストはやはりフランスなんだよなぁ。
《冒険者たち》がこれに比べたらいかに優れているか、あらためてわかった。