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鑑賞日 -  登録日 2014/12/25  評点 - 

鑑賞方法 選択しない 
3D/字幕 -/-
いいね!レビューランキング -位

いい短篇小説を読んでいるような気分にさせる映画だ。ソウルにこんな路地があり、JIYUGAOKA18丁目というカフェがあったら、一度は行ってみたいと思う。加瀬亮がいつも講談社文芸文庫の吉田健一『時間』を持ち歩いているのは、思い当たる日本人像で、親近感がわく。ホン監督は日本人をよく見ている。加瀬をとりまく韓国人もユーモラスだ。映画的な「時間」の表現のためにナレーションをすこし工夫してもいいような気もしたが、端正さが失われてもいけないので、難しい。