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暖流 銀の巻
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公開日が同じ、しかもキネノートに《あらすじ》がないので、allcinema を信じて、こちらを後編とします。 前編で、こりゃ病院を舞台にしたソープドラマかと思った。 しかし、後編に至って、佐分利信のキャラクターが、ただの2枚目でもなく、正義の味方でもなく、悪人でもなく、ドライで冷酷で鈍感な男であることが解かってくる。 これは、映画の中に登場した男の主人公としては、かなり珍しい。 そして、水戸光子と高峰三枝子は彼に振り回される。 一途な女=水戸光子、かしこく、まっとうで、可愛い女=高峰三枝子、この描き方が繊細で素晴らしい。 極めて上質な終盤であった。 終わってみれば、やはり主人公は高峰三枝子の、純然たる女性映画。 裸足になる高峰三枝子は、「モロッコ」のマレーネ・ディートリッヒを思わせる。 まさに日本映画史上に残るラストシーンであった。 1929年、17才か18才で松竹に入社した吉村。 1939年「暖流」、時に吉村公三郎28才、高峰三枝子20才であった。
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