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暴力の街(1950・日本)
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原作は本庄事件を取材した記者たちによるルポルタージュ。 製作は日本映画演劇労働組合で、東宝、日映、大映、松竹、さらには劇団などのスタッフやキャストが大勢関わっている。 権力に立ち向かい真実を伝えるマスコミが支持をされ、大衆と共に社会を良くしていく、ということを訴えている映画だが、いかんせんマスコミ自体がろくでもない権力と化してしまった今となっては、隔世の感がある。 (もしくは、今でも「正義の味方」を自称しているマスコミは当時と変わってない可能性があり、この映画の内容も事実と異なる「自画自賛」映画なのかも、とも思ってしまう。) 権力が誰であろうとも、それにのみこまれないためには大衆は賢くなければならないということは変らないけど。 <以上、鑑賞時に書いた感想に、改めて若干加筆しました>
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