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鑑賞日 2015/11/19  登録日 2015/11/19  評点 50点 

鑑賞方法 テレビ/有料放送/WOWOW 
3D/字幕 -/-
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史実を淡々と描く映画って…

 日独伊三国同盟に反対の姿勢を見せてから、アメリカ機に撃墜されて亡くなるまでの、山本五十六を中心に、アメリカとの対決姿勢を強めていく政局や、真珠湾やミッドウェイなどの日本海軍の戦闘や戦局を描いた作品。
 実際の戦闘を撮影したフィルムも多数使っているが、空母や零戦などのセットやエキストラも割と大がかり。
 冒頭に、「過ちを繰り返さないために、事実を客観的に描く」との意味の字幕が映されるが、1950年代から70年代にかけて作られた太平洋戦争の「戦記もの」映画の特徴であるように、数々の出来事を流れを追って描くスタイル。
 今の目で観ると、それが当時の人々の「生の気分」が描かれてない物足りなさを感じてしまい、本作もそんな感じだった。
 戦後間もない頃に作られた作品は、「気分」は観客とも共有できているので、改めて描く必要がない、などの理由があるのだろうか?