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天使のくれた時間
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知人に勧められて鑑賞したが、あまりにも陳腐でがっかりした。いわゆる“クリスマスもの”として一定の評価を受けているようだが、他のレビューをいくつ読んでも納得できるものはなかった。 株取引で成功を収めた主人公が、コンビニ強盗をなだめるためにロトを200ドルで買う。翌朝、彼は学生時代の恋人と結婚し、二人の子どもと犬に囲まれた「ファミリーマン」として目覚める――。邦題にある“天使”とは、強盗役のドン・チードルのことだろう。 「素晴らしき哉、人生」や「クリスマス・キャロル」的な異世界体験ものとしての構成に異論はない。しかし、莫大な金を動かす男がタイヤ販売員に転落し、家庭の危機を乗り越えていく過程を描くなら、なぜ再び元の世界に戻らなければならないのか。そこに説得力がない。 娘に「あなたパパじゃない、エイリアンでしょ?地球へようこそ」と無邪気に慕われる場面は微笑ましいが、結局は再び金持ちに戻り、空港で元恋人ケイトの渡仏を引き止めて幕を閉じる。この構造は、かつて主人公が彼女を捨ててロンドンへ向かった場面の“反転”として意図されたのだろうが、効果は薄い。 腹立たしいのは、すべてが中途半端だからだ。貧しくても家族と生きる幸福を選ぶのか、それとも資本主義の果実をむさぼるのか。そこを突き詰める覚悟がない。もし本当に前者を讃えるなら、株で揺れる世界の虚しさを徹底的に暴くべきだった。 結論として、何もかもが茶番。2時間を返してほしい。
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